「<ときめき♡サンデー>ジキルとハイドに恋した私 〜Hyde, Jekyll, Me〜」のあらすじ
国内最大級のテーマパーク、ワンダーランドの常務ソジン(ヒョンビン)は、無表情・無感情で生きる堅物御曹司。 実は心臓が弱く、発作が起きると記憶を失い、もうひとつの人格=ロビンが現れるという悩みを抱えている。 ある日、サーカス団の檻からゴリラが脱走し、テーマパークは一時騒然となる。ソジンは助けを求める女性客を突き倒し、 真っ先に逃げて行く。事態の収拾にあたったのはサーカス団の女性団長ハナ(ハン・ジミン)。 ところが、ソジンはサーカス団を廃止すると宣言し、ハナと対立することに。 そんなとき、主治医のカン博士から「病気を直す方法を見つけた」と連絡が入り、病院へ向かったソジン。 ところが、ソジンを追いかけてきたハナが何者かに襲われ、恐怖のあまり発作を起こしたソジンは、ロビンに変身してしまう。 そして勇敢にもハナの危機を救うのだった。もとに戻ったソジンは、5年ぶりにロビンが現れたことを知り、愕然とする。
さらに、ソジンの主治医カン博士が謎の失踪を遂げて・・・・・・。
各話あらすじ
- 第1話
ラスベガスから帰国したワンダーサーカスの新団長チャン・ハナは、仕事場のワンダーランドで、ゴリラの脱走事件を鮮やかに解決する。
ワンダーランドのオーナーで、ワンダーグループ常務理事であるク・ソジンは、ハナにサーカス団の解雇を告げるが、ハナは、サーカス団を一新させるので契約解除を取り消してほしいと食い下がる。
ハンギョル大学の精神医学科教授であるカン・ヒエ博士は、安全で完璧な治療法を見つけたと、ソジンに告げるのだが…。
- 第2話
カン博士が安全な治療法を見つけたと聞き、博士に会いにハンギョル大学病院へ急ぐソジン。
ハナはサーカス団の解雇を思いとどまらせようと、ソジンを追って大学病院へ行くが、ひょんなことからカン博士失踪事件の犯人を目撃してしまう。
ハナは目撃者として捜査に協力するが、ショックで短期記憶喪失になり、催眠療法の専門家であるハンギョル大学の教授ユン・テジュを訪ねるのだが…。
- 第3話
ソジンと顔はそっくりだが、性格は正反対の優しいロビンと、そんなロビンの姿に戸惑うハナ。
ハナは、保安チームに追い詰められたロビンの手を取って、ロープを伝って夜空を滑り降り、その場を去る。
ロビンと別荘に向かったハナは、ロビンの正体を尋ねるうちに、彼の胸に光るペンダントに目を留める。
ロビンは、お前を必要としないというソジンのメッセージを見て、自分を再び目覚めさせたのは、ソジンではなくハナだと気付くのだが…。
- 第4話
ロビンが頻繁に現れるだろうと不安に駆られたソジンは、秘書のヨンチャンに、ハナを自分の目に付かないようにしろと命ずる。
一方的な契約解除の通知を受け、ハナはソジンに解雇の理由を問いただすが、ソジンは、ハナが不吉だから関わりたくないと理不尽に突き放す。
ハナは団員たちの生活と、失踪したカン博士を案じて、博士の一番弟子であるユン・テジュ博士の催眠治療を受け、捜査に協力するのだが…。
- 第5話
ハナを傷付けず、契約書の内容にも手を加えるなというロビンのメッセージを見たソジンは、2人のルールを破ったロビンに腹を立てるが、当分は昔のルールどおり、日中はソジン、夜はロビンとして過ごそうと言う。
ハナの描いた公演の絵コンテを見たロビンは、コンテマンとして自分を雇わないかと提案し、ハナはそんなロビンを1泊2日の合宿に誘う。
合宿先の田舎へ向かう途中、ハナとロビンは、カン博士失踪事件の容疑者に追われ、交通事故を起こしてしまう。
ロビンは気を失ったハナをおぶって夜道を走り保健所に到着するが、ほっとして意識を失うのだが…。
- 第6話
カン博士失踪事件の容疑者に追われたハナとロビンは、容疑者のトラックをうまくかわすが、交通事故を起こしてしまう。
ロビンは治療に向かった保健所で意識を失い、代わりに目覚めたのはク・ソジンだった。
ソジンはハナや団員たちに病気を知られまいとロビンのフリをするが、そうとは知らないハナに思いを告白される。
慌てたソジンは翌朝、短いメモだけを残してソウルに帰ってしまう。
振られたと誤解するハナ。
一方容疑者を追っていたナ刑事は、ソジンの秘書ヨンチャンに容疑者がワンダーランドのほうに逃げたと連絡する。
危険を直感したソジンは必死にハナを捜すのだが…。
- 第7話
自分のせいでハナが傷付いたというロビンの言葉が気になったソジンは、秘書のヨンチャンに、失恋した女に必要なものは何かと聞く。
失恋の痛手は、ハードに仕事をすることで忘れるのだと聞いたソジンは、バレンタインデーのメーンイベントにサーカス団の公演を選び、衣装や小道具、楽団まで手配して、最高の環境を与える。
ロビンとハナが付き合っていると報告を受けたク会長は、サーカス団に対するソジンの配慮が気に障り、サーカス団を追い出すようソジンに指示する。
しかし、ソジンはそんな会長に真っ向から反論し、サーカス団をかばうのだが・・・。
- 第8話
カン博士の失踪事件の容疑者が、博士の失踪当日の状況と犯行動機を自白し始め、ハナとソジンは警察に向かう。
ソジンは、容疑者のアンが、幼いころワンダーランドで自分と一緒に誘拐されたスヒョンで、当時の恨みから博士を誘拐したと知り衝撃を受ける。
ハナは、ショックから熱を出して寝込んだソジンを看病するが、ソジンは余計な希望を持たせるな、ハナのせいでロビンが現れ、全てが元のもくあみになった、出ていけと冷たく言い放つのだが・・・
- 第9話
ハナは、催眠捜査に協力するためにロビンとテジュの事務所に向かう。
ハナは、ロビンをソジンの双子の兄だとテジュに紹介するが、ソジンに兄弟がいないことを知っているテジュは戸惑う。
催眠の過程で苦しむハナを見かねたロビンは、テジュを制止する。
サーカス団の事務所に向かった2人は新しい公演の企画について話し合うが、ロビンは、少女だったハナが1年もの間、苦しむソジンを見守っていたことを知る。
一方、ハナとロビンがどんどん親密になっていくことを心配したミン代表は、ロビンに、いつまでも秘密にはできないだろうと言うのだが…。
- 第10話
ソジンになりすまして理事会を無事に乗り切ったロビンだが、イ・スヒョンに呼び出され、ソジンが誘拐されたワンダーランドのゴーストハウスへ行く。
ロビンに不安を感じるク会長はソジンを解任し、海外へ送ろうとするが、秘書のヨンチャンが思いとどまらせる。
ハナは、ソジンになりすましたロビンがゴーストハウスに入る姿を見て不審に思い、ヨンチャンに連絡する。
そして車に乗り込んでどこかへ向かうロビンを、タクシーで追うのだが…。