「キルミー・ヒールミー」のあらすじ

各話あらすじ

第11話



リオンによって家に連れ戻されたリジンは、ソクにドヒョンが解離性同一性障害になったのは子供のころに虐待されたかもしれないと話す。

ドヒョンの失った1年間の記憶を知っているセギはリジンにスンジングループをやるから、自分を消さないでほしいと頼む。

リオンはドヒョンとリジンを切り離そうとし、リジンはそのわけをリオンに聞くのだが、リオンはお前の味方だだからとしか言わない。

そんな中、株主総会の前に婚約発表を行ったギジュンは、アン室長がリジンと電話で話すことを聞いてしまう。

リジンは自分の気を引こうとするセギを手なずけるために、ドヒョンとセギを比べながらセギをうまく言いくるめる。

婚約ドレスを選ぶチェヨンは、ドヒョンのふりをするセギに言われた誘惑の言葉を思い出す。

セギにジュンピョを奪われたテイムは、21年前にドヒョンを救ったのはジュンピョだと言い、セギは助けてほしいと頼んだ覚えはないと言う。

そして、実家に戻ったリジンは、リオンの部屋でドヒョンやスンジンの資料を発見するのだが…。



第12話



手下にセギを尾行させジュンピョを取り戻したテイムはドヒョンに怒りをぶつけ、意識を戻したドヒョンはテイムの話に会わせてひたすら謝るのだが、テイムはセギの時と態度があまりにも違うドヒョンの姿に驚きを隠せない。

リジンはリオンにスンジングループを調べていた理由の説明を求め、リオンは小説のための取材にすぎないととぼける。

セギの言葉に心が揺れたチェヨンは、ギジュンとの結婚生活に確信が持てないと母親に言い、その時チェヨンの携帯電話にドヒョンから電話がかかってくる。

リジンはドヒョンが戻ったことに涙を流し、ドヒョンは自分にはしゃぐ女子社員たちの姿に困惑してしまう。

ドヒョンの病気を知らないギジュンは、セギの時とは真逆のドヒョンの態度に腹を立て、ドヒョンの胸ぐらをつかむ。

ドヒョンに深刻な問題があると判断したテイムは、ついにソク教授を訪ねていき、ソク教授はテイムにドヒョンの病気のことを話す。

そんな中、ドヒョンとテイムの家を訪れたリジンは、地下のワインテラーへ行くのだが…。



第13話



ドヒョンはテイムに、副社長から退き自分が解離性同一性障害になった原因を調べると言う。そして、テイムの家の家政婦に頼まれて地下室に行ったリジンは、気を失い、女の子の夢を見る。

タロット占いを見たドヒョンはリジンに、自分はリジンにとって患者にすぎないかと聞き、リジンはそうではないと答え、ドヒョンを旅行に誘う。

ドヒョンがチェヨンとの関係を清算しに行ったことで、ムシャクシャしたリジンは、リオンに恋愛の相談をし、ドヒョンは2人の会話を聞く。

そんな中、株主総会を2か月後に控えたのに、テイムが後継者のドヒョンを追い出したことが役員たちの間で話題になり、ヨンピョはファランがソヨンの子共を捜していることを知る。

ファランは副社長の座を退いたドヒョンを責めたて、ドヒョンはファランに、昔、スンジン家に自分と同年代の子共がいなかったのかと聞く。

リオンはリジンとドヒョンを切り離すためにドヒョンに会うのだが、その時、ヨナの人格が現れる。



第14話



リジンの実家へ行ったドヒョンはリジンに、違約金を払って患者ではなく男としてリジンに接したいと言いながらキスをしようとするのだが、ソヨンの写真を発見する。

リオンはドヒョンに、スンジン家をモチーフにした小説を企画していたことを話し、ドヒョンはスンジン家に興味を抱いた理由を聞く。

そんな中、サンリの店を手伝うことになったドヒョンは、リジンの家族と食事をすることになるのだが、酔っ払ったリジンはドヒョンにお酒を勧める家族に、自分の男を困らせるなと言ってしまう。

子共の頃の記憶を夢で見たドヒョンは、テイムの家のワインセラーで意識を戻し、ドヒョンはファランに捜しているのはソヨンの娘かと聞く。

ドヒョンはヨンピョたちの前でテイムに、21年前の火災のことを聞き、ファランはソヨンの娘がリジンであることを突き止める。

そして、リジンが何者かによってさらわれ、それを目撃したリオンは、ドヒョンに電話をして、ドヒョンが原因ならお前を許さないと言う。



第15話



リジンを救うために別荘へ向かったドヒョンは、リジンをさらった男たちに頭を叩かれ、夢の中の子供がリジンで、ミン・ソヨンの娘であることに気づく。

病院に運ばれたドヒョンはリジンが昔の記憶を戻そうとしていることを知り、治療をやめるようにと言うのだが、リジンはいい記憶がたくさんあるかもしれないと言う。

そんな中、スニョンはソヨンからリジンのことを託された日のことを振り返り、ヨンピョはリジンとスニョンのことを突き止める。

ジャギョンはチェヨンに酔って運ばれるところを見たと言い、チェヨンはジャギョンに自分のことを信じるなと答える。

リジンをさらったのがファランであることを知ったリオンは、ドヒョンにスンジンのことを調べた理由を話ながら、リジンを手放してほしいと頭を下げる。

ドヒョンはリジンをさらったファランを問い詰め、欲を捨てないファランに自分が多重人格者であることを打ち明ける。

そして、何も知らないリジンは退院したドヒョンの家に向かうのだが…。



第16話



リジンをモチーフに「地下室の子供」という小説を連載しているリオンは、ドヒョンから21年前、スンジンの本家の地下室で何が行われていて、なぜドヒョンが多重人格になったのかを聞かされる。

ドヒョンとリジンは、以前できなかった雪見列車に乗って旅行に行き、リジンは子供の頃オモチャの列車で遊んだことをドヒョンに話す。

ヨンピョがソヨンの娘を捜していることを知ったファランは、ヨンピョに自動車会社とデパートの経営権を要求する。

リジンと楽しいひとときを過ごしたドヒョンは、リジンの存在がいらなくなったことを話し、契約を解消すると言ってリジンから去っていく。

ドヒョンは過去の記憶を思い出したことをホピルに話し、テイムはドヒョンの主治医を辞めたリジンを本家に呼び、テイムの書斎でジュンピョの写真を見たリジンは、驚いてしまう。

リジンは自分が虐待を受けたかもしれない記憶をリオンに話し、ドヒョンと何を隠しているのか問い詰めるのだが…。



第17話



自分の名前と戸籍がもともとはリジンのものだったことを知ったドヒョンは、リジンが地下室に監禁されていた理由に気づく。

21年前、ジュンピョと離婚し、アメリカに渡ったソヨンは、愛していた男の娘を産み、ドヒョンと名付けるのだが、ジュンピョの父親であるチャ会長に説得され、娘のドヒョンを連れてスンジン家に戻る。そして、テイムはソヨンと現れたドヒョンをジュンピョの娘だと誤解する。

そんな中、ファランと取り引きでジュンピョの容体を知ったヨンピョは、ジュンピョが21年間寝たきりであることをマスコミに漏らす。

記事を読んだチェヨンは、テイムを訪ねていき、ドヒョンとの関係を認めるなら力を貸すと取り引きを持ちかける。

スンジングループの中で、孤立してしまったテイムは、ドヒョンを訪ねて行き21年前の真実を話すから、会社に戻れと言う。

そして、ジュンピョの会長就任を祝うパーティーで起こった火災が、事故ではなく放火であることが分かるのだが…。



第18話



ドヒョンは21年前、本家に火を放った人間が誰かを知りショックを受ける。


ドヒョンはショックに耐えきれず、セギが現れるのだが、セギはリジンに会いに行く。

記憶が戻ったリジンは、自分の傷を見つめ直すためにセギとドライブに行き、ドヒョンが“チャ・ドヒョン”になった理由を聞く。そして、セギはドヒョンが“チャ・ドヒョン”と名乗る瞬間を思い出す。

そんな中、ドヒョンがアメリカにいたころの親友だったアレックスは、ギジュンに50万ドルでいい情報を売りたいと連絡したあと、ドヒョンに電話をするのだがセギが出る。

ドヒョンはリジンを実家まで送り届けたあとリジンに別れを告げるのだが、フェリーが出てきて、リジンの父親と意気投合してお酒を飲もうとする。

そして、ドヒョンは株主総会の準備委員長として仕事に復帰し、アレックスからギジュンに郵便物が届く。

リジンは仕事に復帰したドヒョンの秘書兼、秘密の主治医にまた志願するのだが…。



第19話



リジンはドヒョンの秘書兼秘密の主治医としてドヒョンの元に戻り、リジンの正体を知ったギジュンは、リジンに金持ちにしてやると言って近づく。

ドヒョンは自分を脅したアレックスに会いに行き、口止め料を払うつもりはないことを伝え、もし、自分の秘密を暴露したら友達として殴りに来ると言う。

そんな中、ドヒョンは祖父とソヨンの交通事故がただの事故ではない可能性を突き止め、テイムに事故の真相をたずねる。

テイムは事故と自分は無関係だと言い、株主総会で有利に立つためにドヒョンとチェヨンを結ぼうとする。

ドヒョンはチェヨンの気持ちを断念させるために自分が解離性同一性障害であることを話し、ドヒョンの弱みを握りたいギジュンまでもがドヒョンの病気を突き止める。

ドヒョンとリジンは、ホピルに記憶が戻ったことと、病気になった原因を伝え、リジンとドヒョンは、2人で記憶をたどることにする。

そして、人格たちの融合治療が進むなか、新たな事件が起こるのだが…。



第20話【完結】



新たな人格が現れたかもしれないと思ったリジンは、その様子を撮影した動画をホピルに見せ、ホピルは人格たちとの融合治療を手助けするための助力者かもしれないと言う。

ドヒョンが“X”と名付けた男は、開けてみるかと言いながらドヒョンにアタッシェケースを渡し、アン室長は、ドヒョンの祖父とソヨンの交通事故にジュンピョが関わっている可能性をドヒョンに報告する。

そんな中、意識を取り戻したジュンピョは、大人になった息子の姿に涙を流し、ドヒョンはジュンピョに交通事故の真相をたずねる。

そして、ギジュンはドヒョンの解離性同一性障害を問題にし、ドヒョンは病気のことを隠してきた責任は取ると答える。

テイムは、スンジンを守れるのはドヒョンだけだと言い、病気を治して復帰するまで会社は自分が守ると言う。

リジンがジュンピョに呼ばれたことを知ったセギは、ジュンピョの病室へ行きリジンに謝罪するジュンピョの首を絞めるのだが…。



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