テヤンは、携帯を見つけたとしても、それを警察に渡すと院長が罪を負うことになるとユリのことを心配する。

セッピョルが心配になったマルスクとジョムスンはスッキの家に行くが、意外なことに彼女は義母が塩をかけられるのを見て胸がすく思いだったと言う。

そして、セッピョルとは顔を合わせることもめったにないから心配するなと言う。

テヤンは、証拠を諦めてヨンランとヨンチョルの証言で終結させようと弁護士に提案するが、院長こそ有罪だと証明しないとダメだと言われる。

ユリは父親に自首を勧め、証拠の携帯電話を渡す。

兄の肩を持つミョンジュンと言い争っているうちに、スッキは証拠の携帯のことを義姉に聞いたと話してしまい、ヨンランがテヤンの家にいることがバレる。

それを聞いたドンジュンはテヤンの家を訪ね、ユリに証拠の携帯を渡したが数日持っていて返してきたとヨンランに話す。

スアは夜寝ている間に自分でも気づかないうちに家を出て、セッピョルの実家の部屋で寝ているところをセッピョルとジェミンが見つける。

ヨンランは夜中にこっそり自分の家に行き書斎で携帯を捜すが、そこへドンジュンが現れる。

ドンジュンは、ヨンランを地下のメディアルームに閉じ込める。

最初は反対したユビンも、テヤンが無罪になったら病院や家族はどうなるかと問い詰められ、父親に従う。

ジェミンは、スアとセッピョルと一緒に妻の実家で目を覚まし、家族に先日の無礼をわびる。

マルスクは、３人がセッピョルの部屋に泊まったことを知り、ゆうべからヨンランがいないことに気づく。

ユリが電話に出ないためテヤンが直接ドンジュンの家にヨンランを捜しに行くが、家中捜しても見つからない。

ジェミンとセッピョルは、家に帰るのを嫌がるスアを連れて江原道に遊びに行く。

そして、おばあさんにはうちに来ないでと言うから家族みんなで楽しく暮らそうと約束する。

ウジュが優秀店主として表彰され、ミレたちはそば店を休んでみんなで表彰式に行く。

テヤンは取材から帰ってきたユリと連絡が取れ、一緒に彼女の家に行く。

メディアルームの鍵が変わっているのを見たユリは、ヨンランがその中にいると確信する。

テヤンとユリがメディアルームの鍵を開けられずにいるところへユビンが来て、テヤンのせいで自分の人生が壊されたとつかみかかる。

テヤンが土下座して謝り力を貸してほしいと頼むと、ユビンは鍵を開けてヨンランを連れていかせる。

意外なことに、ドンジュンも抵抗せずに妻を逃がす。

ユリは叔父の携帯電話を父親に返してしまった自分を責めるが、テヤンは理解できると言って慰める。

ミョンジュンは、スアがショックを受けて心理的に不安になっているとジェミンから聞き、母親に真相を聞きに行くことにする。

そして、兄がテヤンにぬれぎぬを着せ、警察で証言されないようにヨンランを閉じ込めていたことを知る。

真相を知ったミョンジュンは、スアやセッピョルに優しく接するようになる。

後見人撤回の判決が午後に出ることになり、ヨンランは警察に行く支度をし、テヤンは弁護士に会いに行く。

家に戻ってきたテヤンの携帯にヨンランが彼の首を絞めている動画が送られてきて、テヤンとヨンランのどちらが刑務所に行くか選べというメッセージが院長から届く。

テヤンはドンジュンのところへ行き、動画の被害者である自分が被害事実を否定すれば終わりだと言うが、縛られた手足はどう説明するのかと言い返される。

そして、殺人未遂とリベートの証拠や証言を無効にし、ヨンランを返すよう脅迫される。

テヤンは動画を弁護士に見せ、法律的な見解を聞く。

すると、加害者が２人以上の特殊監禁に該当するため拉致監禁より刑が重くなり、首を絞めているので殺人未遂も加わると言われる。

家に戻ったテヤンは、警察に行くと言ってヨンランを連れ出す。

家族はいよいよヨンランの証言によって事件が解決すると期待し、２人を送り出す。

しかしテヤンは、ヨンランを警察ではなくドンジュンの家に連れていく。

夫がまた何か企んだのかと聞くヨンランに、もう母親なんか要らないから二度と自分の前に現れないでくれと言う。

そのあとユリに電話して“母さんを頼む”と言い残し、１人で警察署へ向かう。

テヤンは警察で、すべての容疑を認めると自白する。

家族がお祝いの準備をして待つなか、ユリはテヤンの声が変だったとジェミンに相談する。

弁護士に電話してみると、ヨンランが証言をしに行かなかったことが分かり、２人で理由を調べに行く。

そして、テヤンがドンジュンに脅迫されて嘘の自白をしたと弁護士から聞く。

テヤンは送検され、刑務所に収監される。

ユリは母親が再び地下に閉じ込められていることを知り、家から連れ出そうとするが、鍵の番号が変わっていてユビンにも開けられない。

地下室で酒を飲んだドンジュンは、自分を愛するならテヤンのすべての容疑を晴らしてやるとヨンランに言う。

ヨンランが崖での事件についてだけでも証言させてほしいと頼むと、今夜は遅いから明日行こうと言ってドンジュンはそのまま寝てしまう。

しかし、朝になってもヨンランは証言をさせてもらえず、息を潜めているのが大事な息子の願いだと言われる。

ユリはテヤンに面会し、どんな脅迫を受けたのか聞こうとするが、話してもらえない。

テヤンが拘束されたニュースを見たユビンは、人を陥れる残忍な人間にはなりたくないから病院を辞めると父親に言う。

ジェミンは病院を欠勤しているユビンの様子を見に行き、父親と話してみるよう勧めるが、干渉するなと言われる。

ミョンジュンも兄を説得しようとするが、聞く耳を持たない。

ドンジュンは、ヨンランがテヤンの首を絞めた映像を彼に見せて脅迫したことを妻に話す。

ドンジュンが地下室から出ようとした時、外で待ち構えていたユリが入ってきて母親を連れ出そうとする。

しかし、出ていったらテヤンが出所した瞬間この手で殺すとドンジュンに脅され、出ていけないヨンランはテヤンが自分の代わりに刑務所に入ったことをユリに話す。

ミンジャは秘書からの電話で、ドンジュンの不正融資や資金洗浄の事実を知る。

そのことを問い詰めると、彼は自分が何とかすると言って怒り出す。

ヨンランは、怒って地下室で暴れるドンジュンに、全部自分のせいだから贖罪のためにそばにいると言う。

テヤンの弁護士費用を援助するため、ミレとウジュは積立を解約しに銀行へ行く。

すると、通帳の整理に来たジェドンに会い、彼がたくさん貯金を持っていることを知る。

ユリはマルスクとサンベに、罪を犯したヨンランの代わりに刑務所へ入るよう父親がテヤンを脅迫したことを話す。

そして、父親の書斎の引き出しの鍵を壊して叔父の携帯を見つけるが、それと一緒にヨンランがテヤンの首を絞めている映像の入ったＵＳＢが出てくる。

テヤンを助けるために証拠の携帯を警察に提出することにしたユリは、ニューヨーク行きの航空券を予約する。

ユリと一緒にテヤンに面会したマルスクとサンベは、これは間違ってると説得しようとするが、産んでくれた母親のために自分ができることはこれだけだから許してほしいと言われる。

ユリは証拠の音声ファイルをコピーしてミョンデに預け、自分は原本を警察に届けてニューヨークへ行くと伝える。

家に荷物を取りに行くと、携帯とＵＳＢがなくなっていることに気づいたドンジュンが追いかけてきてユリを止めようとし、争っているうちにユリが頭を打って倒れる。

ユリを病院に搬送し、父が“旅行カバンを車に載せていて倒れた”と説明するのを聞いて、現場を見ていたユビンは疑問を抱く。

ドンジュンはＣＴを見るのも後回しにして、ユリが警察に提出した証拠を一刻も早く引き上げるようハン弁護士に指示する。

家政婦が結婚退職することになり、スッキは気の合う人が見つかるか心配で気分が落ち込む。

機嫌が悪くてイライラする彼女は、セッピョルやスアと何かともめてしまう。

ユビンは、ユリが意識不明なのに父親が上の空でまともじゃないとヨンランに話し、一緒に病院に行く。

そのあとヨンランは担当検事に会いに行き、テヤンは自分を突き落としていないと証言する。

ユリが入院したことを知ったミョンデは、預かっていた証拠のことを思い出す。

一方ドンジュンは、新たな証拠は提出されていないとハン弁護士から報告を受け、ユリが提出したと嘘をついたのかもしれないと考える。

ヨンランの証言により被害事実が否定されたため、テヤンは釈放される。

スッキとセッピョルが口論したと聞いてミョンジュンとジェミンが仲裁に入ろうとするが、突然スッキが不機嫌になり怒り出す。

ジェミンは更年期ヒステリーだと考え、産婦人科に連れて行くよう父親に勧める。

釈放されたテヤンは、ユリが意識不明だと聞き病院に駆けつける。

そして、カバンを車に載せていて重みで倒れたと担当医から聞き、ユリの家に行く。

ミョンデは預かっている証拠をどうすべきか迷い、院長に電話するが、不在のためかけ直すことにする。

ケンカをしたスッキとセッピョルはそれぞれ具合が悪くなり、２人とも吐き気に悩まされる。

テヤンはユリの車を調べ、ヨンチョルの携帯電話と録取が入った封筒を見つける。

その中には、正体不明のＵＳＢも入っていた。

その頃、ドンジュンは病院に来たミョンデから証拠を受け取り、結局自分の手に戻ったと喜ぶ。

しかし、すぐに携帯電話がないことに気づき慌てる。

ドンジュンはミョンデを呼び止めて他に預かった証拠がなかったか聞き、原本はユリが持っていることを知る。

そしてユリが証拠を警察に届けようとしていたことを思い出し、原本は車の中にあると考える。

しかし、車の中をいくら探しても見つかず、テヤンが持っていったのではないかと思う。

食事の時に吐き気を催したセッピョルを見て、妊娠したのではないかとミョンジュンが言う。

セッピョルは明日病院に行くと言うが、待ちきれないジェミンは薬局に妊娠検査薬を買いに行く。

その結果、妊娠が判明する。

テヤンが家に帰ってきて家族は釈放を喜ぶが、ユリが意識不明のためすぐに病院に行くと言う彼に、ヤンスンはユリやヨンランと縁を切れと言う。

ドンジュンの罪を追及せずに思いとどまろうとしていたテヤンだが、意識のないユリを見ているうちにこれでいいのかと気持ちが揺れる。

テヤンはユリの車のドライブレコーダーを取りに行き、ドンジュンがユリを押し倒す映像を見る。

院長室に警察がやってきて、テジン貯蓄銀行の不法融資に関連してドンジュンに同行を求める。