「ずっと恋したい」のあらすじ
血縁と養子縁組、貧乏と豊かな生活、年上年下カップルの偏見を破る、爽やかで溌剌とした6人の男女のラブストーリーと、彼らをめぐる大人たちの温かいストーリーを描くホームドラマ
【テヤン♥ユリ】
病院長の娘であり、放送局の教養プロデューサーであるチェ・ユリ(イム・セミ)は、何不自由なく育ったが、過酷な仕事に飛び込んだ熱血キャラ。チェ・ユリは偶然出会ったソ・ハジュンを自分からデートに誘うほど、堂々としていて積極的な人物だ。イム・セミはチェ・ユリ役を通じて、初対面の時から惹かれていたソ・ハジュンと、ぶつかり合いながらも結局は恋に落ちるハツラツとしたロマンスを描く。
【ジェミン♥セッビョル】
若くして母になったキム・セッピョル(ナム・ボラ)は、様々なバイトをしながら5歳の娘スア(ハン・ソジン)を育てる。25歳のシングルマザーであるキム・セッピョルは、いつも微笑みを忘れずに暮らしてきた。そんな彼女とは正反対の人生を生きてきたアパレル会社の常務チェ・ジェミン(イ・ギュハン)と忘れられない出会いを果たし、全く違う二人が恋愛模様を描く。
【ウジュ♥ミレ】
5歳年下のウジュ(ユン・ジョンフン)と結婚するために妊娠したと嘘をついて騒ぎを起こすミレ(キム・イェウォン)のハツラツとしたラブストーリーを描く。妹セッピョルの娘スアを自分の娘として育つと決心するため結婚までに逆境と闘う。
各話あらすじ
- 第90話
ジェミンは、真実が明らかになるまで結婚を保留にすると父親から言われる。
1人で実家に帰ってきたセッピョルは、嫁ぎ先に迷惑をかけないよう2日ほどここにいることにしたと家族に説明する。
ヨンチョルは、テヤンから何度も電話があったとドンジュンに相談すると、会ってもいいが事前に警察に連絡して対話内容も録音しろと言われる。
マルスクは誰にも言わない約束で、ヨンランがテヤンの実母であることをセッピョルに話す。
ユリは、テヤンのニュースを見ている家族の前で、記憶が戻ったのにいつまで傍観しているのかとヨンランを責める。
そのためドンジュンとユビンは、別荘に行く前までの記憶が戻ったことを知る。
ヨンチョルから連絡が来て、テヤンは彼に会いに行く。
テヤンは、リベートの件は院長がヨンチョルに伝達役を頼んで自分に金を渡そうとしたようだが、院長を守るためにキム・テヤンに頼まれたと偽証してほしいと言う。
するとヨンチョルは、テヤンが先方に貸した金を受け取りたいと自分に直接頼んだから、義兄は関係ないと言い張る。
- 第91話
ヨンチョルは、テヤンに借金の督促役を頼まれて断ったら、以前の監禁暴行事件を警察に言うと脅迫してきたとでたらめを言う。
サンベはドンジュンにテヤンを助ける方法を相談し、ヨンランにテヤンが実の子だと話せば証言をするかもしれないと提案する。
するとドンジュンは、義弟がテヤンを監禁暴行したことやヨンランがテヤンの首を絞めたことを話し、自分が警察に通報したと言う。
ヨンチョルと別れた途端、テヤンは警察に同行を求められる。
そして、ヨンチョルに誘導尋問しようとして逆にやられたことを知る。
警察はリベートの件と殺人未遂は関連があると見ていて、送検すればすぐにテヤンは拘束されるため、身辺整理をするように勧める。
弁護士に相談したテヤンは、ヨンランを追って別荘を出た時にすでに院長の車があったことを思い出し、現場に行ってみることにする。
テヤンはジェミンと会い、セッピョルを守るために真実を知りたいと言う彼に、自分の無実を信じてもらうためにヨンランが実母であることを話す。
別荘に行ったテヤンは隣の家の防犯カメラを借りようとするが、すでにドンジュンが回収したあとだった。
- 第92話
崖の上に立っているテヤンに向かって、ヨンランが助手席にドンジュンを乗せて車を走らせる。
しかし、それは夢だった。
ヨンランが警察に行ってテヤンは無実だと証言すると言うと、ドンジュンは彼女がテヤンを殺そうとしたと自分も証言すると脅す。
ジェミンはセッピョルを迎えに行き、婚姻届を提出して自分の家に連れて帰る。
ミンジャは、セッピョルの家からの進物を返しにスッキの家に行き、そこにいたセッピョルを見て頬をたたく。
ジェミンが呼ばれ、テヤンが有罪になった時点で仇になると父親から言われるが、テヤンの潔白を信じていると反論する。
サンベから院長に会った話を聞いたマルスクは、家族全員で証拠の映像を見る。
家族はみんなテヤンが押していないのが見えたと言うが、ミレだけは押したか押していないか分からない。
ユリはテヤンに、彼が息子であることをヨンランに話して助けてもらおうと提案する。
- 第93話
テヤンはユリに、彼が息子であることを知ったためにヨンランが崖から飛び降りたと話し、再び苦しめないために真実を話してはダメだと言う。
そして、リベートの背後に院長がいるようだと打ち明ける。
ジェミンとセッピョはスアを迎えに行き家に連れて帰るが、ミョンジュンはスアに冷たくする。
ミンジャはジェミンたちが婚姻届を出したことを知り、離婚させようと考える。
サンベは、テヤンがヨンランに首を絞められてカッとなり、母親を突き落としたと院長が言っていたと話す。
それを聞いたテヤンは、ヨンランの記憶が戻っていないのに自分を殺そうとしたことを知っているということは、院長が仕組んだか現場にいたという意味だと考える。
そして手がかりを見つけるために、病院の防犯カメラの映像を押さえるよう弁護士に頼む。
ユリは、弁護士と話すうちに母親の証言が必要だと感じ、記憶を取り戻すために一緒に別荘に行こうとヨンランを誘う。
テヤンの反対を押し切って別荘に連れていくと、ヨンランは崖の上に走っていく。
- 第94話
ヨンランの記憶が戻り、再び崖から飛び降りようとするが、あとから追ってきたテヤンが助ける。
そこへドンジュンの通報で警察が駆けつけ、殺人未遂の現行犯でテヤンを逮捕する。
別荘にいるドンジュンにハン弁護士から書類の処理が済んでいないとの電話が入り、結果が出るのは明日になると言われると、彼は証言をしに警察へ向かうヨンランを連れ去る。
ヨンランは山の中に連れていかれ、今日は証言してはダメだと言われて車中に監禁される。
ユリは警察で、母親を連れていったのは自分だと主張するが、被害者がいないため被害状況も把握できていないと言われ、取り合ってもらえない。
テヤンは、前回の犯罪を隠蔽するため被害者の口を封じようとしたと警察に疑われ、否定する。
同席した弁護士が被害者の陳述を待って捜査を進めてはどうかと提案するが、被害者が見つからない限りすぐに送検となると言われる。
ヨンランは隙を見つけて石でドンジュンを殴って逃げ出し、通りかかった車に乗せてもらい警察署に行く。
朝になって警察署に着くと、そこにはドンジュンが来ていた。
- 第95話
ドンジュンがいることに気づいたヨンランは、逃げるように警察署へ駆け込む。
そしてテヤンに面会し、1回だけ“母さん”と呼んでほしいと頼む。
ヨンランが、9月の事件も今回も自分が自殺を試みてテヤンはむしろ助けてくれたと証言し、同席したテヤンの弁護士は捜査の終結を求める。
釈放されて警察署を出たテヤンは、ヨンランがドンジュンの車に乗って帰るのを見かけてあとを追う。
家に帰ったヨンランが結婚前に子供を産んだことを家族に話しているところへテヤンが来て、ユビンは彼がヨンランの息子だと知る。
テヤンはヨンランを院長の家から連れ出そうとするが、ここにいると断られる。
サンベはテヤンの釈放を知って喜び、院長に電話するが、まだ終わっていないと言われる。
ミョンジュン一家も、証言に問題があるとドンジュンから聞く。
ドンジュンのところにハン弁護士がやってきて、今日判決が下ったと書類を渡す。
- 第96話
ドンジュンはハン弁護士と共に警察署へ出向き、自分がヨンランの法的後見人であり、後見人の承認なく彼女がした証言は効力がないと言って証言を取り消す。
ヨンランは姑から出ていけと言われるが、夫が息子に着せたぬれぎぬが晴れるまで一歩も動かないと言い返す。
テヤンの釈放を祝おうと待っていた家族は、彼がなかなか帰ってこないので心配になる。
するとミレが、まだリベートの件の調査が残っているせいではないかと言う。
テヤンが帰ってきて、ヨンランに被後見人申請が出されているため、証言が取り消されそうだと説明する。
ドンジュンは、ヨンランが他の人と接触できないように家の周りに見張りを立て、携帯電話も没収する。
ユリはヨンランに精神鑑定を受けさせて被後見人の撤回をしようとするが、家に入れてもらえない。
ユリからテヤンが姉の子だと聞いたヨンチョルは、ドンジュンとの通話を録音して30億を要求する。
ドンジュンは証拠の携帯電話を奪おうとするが、ヨンチョルは隙を見てドンジュンの車に隠し、彼の手下に連れていかれる。
- 第97話
何とか家を抜け出したヨンランは、テヤンの家に逃げ込む。
サンベたちはヨンランの話を聞き、院長は病気の妻を心配したわけではなく証言できなくさせたのだと気づく。
ドンジュンの手下に捕まっていたヨンチョルが逃げ出してユリに会いに行き、証拠の携帯電話がドンジュンの車の中にあると教える。
セッピョルは自分たちの結婚式の家族写真を家政婦が壁に掛けているのを見て、スッキが亡くなった次男を思い出すからと慌てて外して指を切る。
スッキは、自分を気づかってくれたセッピョルの兄の事件が解決しないことを心配し、彼女の実家に行く。
そして、マルスクの家にヨンランがいるのを見ると説明を求め、自分はセッピョルやテヤンの味方だと言う。
ドンジュンは、弟と酒を飲みながらテヤンがヨンランの息子であることを打ち明け、ユリとの結婚に反対されて母親に恨みを抱いたと説明する。
酔って帰った彼はそのまま寝てしまい、その隙にユリは父の上着から車のキーを取り出す。
まずはセッピョルから追い出そうと考えたミンジャは、ミョンジュンの家に行きスアに出会う。
ジェミンは、自分の娘だと言う。
ユリが父の車で叔父の携帯電話を捜していると、いつの間にか携帯電話を持ったドンジュンが立っている。
- 第98話
ドンジュンは、父親ではなくテヤンを選ぶなら持っていけとユリに携帯電話を渡す。
受け取ったユリは悩み、心配して家の前まで来たテヤンの電話にも出ない。
スアを見たミンジャは、ジェミンとスッキの説明を聞こうとせずに、怒ってマルスクの家に行く。
詐欺師一族と罵り暴れるミンジャと、孫にぬれぎぬを着せたと言い返すヤンスンが対立し、ヤンスンがミンジャに塩をまく。
ミレがセッピョルに連絡すると、一緒に駆けつけたスッキが連れて帰る。
ヤンスンは、姑が暴れているのに隠れていたのかとヨンランを責め、ついでに彼女がテヤンを殺そうとしたことも追及する。
しかし逆に、マンベが死んだのはヤンスンのせいだと言われ、テヤンが死んだと嘘をついたことも責められる。
ジェミンはユビンにおばあさんを連れて帰るように言うが、ミョンジュンが戻るとミンジャは塩をまかれたお返しをしに行くと言って再びマルスクの家に行く。
ミョンジュンが冷静に対応しようとするが、感情的になったユビンがウジュを殴り、止めに入ったテヤンをミンジャが殴る。
- 第99話
ミンジャが再びテヤンをぶとうとすると、彼はその腕をつかんで止め、出ていくように言う。
すると、ジェミンがテヤンの胸ぐらをつかみ、セッピョルのことは誰も考えないのかと怒る。
ミョンジュンは、ミンジャに塩をかけた件で謝罪を求めるが、ヤンスンは謝罪はできないと断る。
しかし、ミンジャがセッピョルの義祖母であるため、娘のためにサンベが土下座して謝る。
スアがミンジャを怖がって泣きやまないので、ジェミンが外でおんぶして寝かしつける。
ヨンランは精神鑑定を受けに行くが、テヤンはユリと連絡がつかず心配になってテレビ局へ行く。
泥酔したユリはテレビ局の宿直室に泊まるが、父親が来てロビーに向かう。
そして証拠の携帯電話をなぜ警察に渡さずにまだ持っているのかと父親に聞かれ、忙しくて渡せなかっただけだと答える。
そこへテヤンが来て、ユリは彼に携帯は見つからなかったと言う。