病院で精密検査を受けるよう勧められたジスクは、これ以上悪いことは起きないだろうと一生懸命自分に言い聞かせる。

スンテクに離婚の意志を継げたジスクは、謹慎が必要だと訴えるイノを無視してサンナムのアドバイスを受けながら会社を作ることを考える。

サンナムはジスクをスンテクの元に返すことを考えず、会社の顧問になれるとすっかり浮き足立っている。

ジュンスの姉であるイ検事の妻は、学校の前でヨンスクを待ち構えて食事に誘う。

洋食店に連れて行かれたヨンスクは、いきなりステーキを出されて食べ方が分からず戸惑う。

ジュンスの姉は普段はどんな所で食事しているのかと、ヨンスクを見下した言い方をして、ヨンスクをさらに緊張させる。

さらには一人息子のジュンスの相手には、両親がいて裕福な家庭で育った人を望んでいると話す。

ジェイムにイノとヨンソンの交際について聞かれたウンスンは、答えに困り黙り込んでしまうのだが……。

ついに離婚に合意したスンテクはジスクと裁判所に行き手続きを済ませる。

ジスクはスンテクに、イギョンには定期的に会わせるという約束だけは守ってほしいと伝えるが、ジスクの性格をよく知るヨンソンは、ジスクがいとも簡単にイギョンを諦めたことを不思議に思う。

スングムは父親がひどく当たったからだと言うが、ヨンソンはそうではないと話す。

スンテクとジスクの離婚の噂は町の人たちにも瞬く間に広まる。

家に帰ってきたジスクを迎えたサンナムは、会社を設立し新たにスタートするジスクをシャンパンでお祝いする。

会いたくないと言いながらジュンスを追い払おうとするヨンスク。

しかしジュンスはヨンスクを諦めきれずしつこく追い回す。

２人の様子を見ていたコン執事は、ヨンスクに涙を流させたジュンスを叱りつけ、二度とヨンスクに近づくなと釘を刺す。

ジスクがガンで余命幾ばくもない状態にあると知った人たちはショックを隠せない。

そのうえ病に犯された体のまま忽然と姿を消してしまったジスク。

スンテクはジスクがわざと憎まれ口をたたきながら急いで離婚したことを知り、申し訳なさと憐れみでいっぱいになり、思いつく限りの場所を捜し回る。

同じようにスンテクの両親も、嫁のジスクが身を隠してしまったことを案じて、夜も眠れぬまま過ごす。

そして父親であるイ・サンナムはあまりのショックで倒れてしまう。

食事ものどを通らないサンナムを案じたジョンボクは、ぶつぶつ文句を言いつつも父親のサンナムをたずねて食事を取らせたりして甲斐甲斐しく看病する。

一方、ヨンジェが連れてきた赤ん坊の面倒を見ているうち、ミスンは子どもがほしくなって、自分が育てようかと言い出すのだが……。

朝、突然、呼び出されたヨンスクは、町に掲げられた横断幕を見て驚きと恥ずかしさで顔を覆ってしまう。

ヨンスクに冷たくあしらわれたジュンスは、ヨンスクに会う手だてがなく、悩んだ末に朝早く横断幕を掲げたのであった。

噂を聞いて集まったヨンスクの家族と近所の人たちの前でジュンスはヨンスクにプロポーズをする。

その様子を見ていたチャンレは複雑な思いだったが、早く家に行って許可をもらえと肩を押してくれる。

しかし、ヨンソンは、妹が苦労する姿は見たくないと、なかなか許可を下ろさない。

一方、ミスンはヨンジェが連れてきた捨て子をわが子として育てることにし、すべてをなげうって母親行に徹している。

そして闘病生活を送っていたジスクは、病院を出て家に帰りたいと話す。

生きる気力を失っているジスクに、家族は精一杯尽くし励ますのだが……。