「約束のない恋」のあらすじ

1960年代の韓国南海岸。そこでは誠実で人情深い長女ヨンソンをはじめ、4人の姉弟たちが貧しいながらも幸せな日々を過ごしていた。ヨンソンの父はやがて区長の頼みで海へ漁に行くようになる。いつものようにヨンソンの父親が漁に出たある日の夕方。母は雨が激しく降る海に異様な兆候を感じとっていた。いてもたってもいられなくなった母は父を迎えに5人の子供を家に残したまま出ていってしまう。しかし両親は二度と家に帰ってくることは無かった。11歳だった長女ヨンソンは残された兄弟たちをたった1人で支え続け、生きることさえ厳しい激動の時代を駆け抜けていくが…。

ヒロインであるヨンソンがありとあらゆる困難を乗り越え、成長していくサクセスストーリーを中心に、燃えるような恋愛も描き出し、韓国中の女性達から圧倒的な支持を受けた話題作。

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各話あらすじ

第11話



母親の夢を見て泣くヨンスクのために夜も眠れないヨンソンを見て可哀想になった行廊おばあさんは、ヨンソンを手伝い慰める。


ヨンソンはかいがいしくイシルの世話をするが、イシルは薬もまともに飲もうとしない。


そんなイシルの部屋を訪ねるチャンレにイシルはあとどのくらいの命かと聞く。


チャンレはどの医師も希望がない、隔離病棟に入るように言ったことを正直にイシルに伝える。


そしてどうせい病院に入ってしまうなら、お互いの立場を忘れて一緒にどこかへ逃げようと話す。


残された時間が少ないから1日でも正直に一緒に暮らそうと言い、イシルを抱きしめる。


イシルをこのまま死なせたくないと言うチャンレの決心を知ったジェシクは協力したいと話す。


しかし、イシルは白いポソンを部屋の外に置き、恥ずかしい母親にはなりたくないと行かないという意思を示す。


チャンレはあの世で一緒になればいいと気持ちをなだめるのだが・・・。



第12話



妹と弟のために学校に行くのを諦めて働き出すヨンソンは、工場の前でお弁当を売りはじめる。


イシルを失ったサンナムは、イシルを懐かしがるおばさんたちの支持を得て国会議員に当選し、3選するために選挙活動を行っている。


念願の妻の座についたウンスンは、相変わらずジョンボクを籍に入れてくれと頼むが、サンナムは選挙が終わってからだとまったく耳を貸さない。


ヨンラン、ヨンドゥ、ヨンスク、ヨンジェもそれぞれ成長し幸せに暮らしている。


イノはいい大学に入り、ジスクも美しく成長する。スングムは大きくなってもブタの世話が好きで続けている。


スンテクは浪人して法学部に入ったが、一度浪人したことを戒めにして、なかなか田舎には戻ってこなかったがヨンソンとは文通を通して連絡を取り合っていた。


しかし政局が不安定になり危険を直感したスンテクの父親は、スンテクにすぐ家に戻るようにと手紙を送る。



第13話



久しぶりに臨海に戻ってきたイノとスンテク。スンテクはすぐにヨンソンに会いに行き、2人は思い出話に花を咲かせながら楽しい時間を過ごしている。


そして、スンテクはお土産に買ってきたペンダントをヨンソンの首にかけてやる。


そんな2人の様子をイノは複雑な心境で見ていた。


イノはヨンソンに何とか近づこうとするが、ヨンソンはジョンボクの親子に優しくしてあげてほしいと伝える。だがイノはまったく受け付けない。


イノは妹と弟のことばかり考えて高校にも行かず自分を省みないヨンソンが可哀想で、何かあった時は自分に相談するようにと話す。

一方、10年ぶりに臨海に戻ったチャンレは、ジェシクと1杯飲みながら昔を懐かしんでいるが、そこにやってきたイノは意味深な言葉を残して行ってしまう。



第14話



学生運動で警察に捕まったスンテク。


スンテクの父親は公団の建設に反対していたが、刑務所にとらわれたスンテクのためにサンナムに会いに行き、屈辱に耐えながらスンテクを助けてほしいと頼む。


知り合いの物売りにソウルに行きだまされた若者たちの様子を聞いたウンスンとヨンソンは、ヨンランとジョンボクを心配する。


料亭で酔って眠っているサンナムを見たウンスンは頭に血が上り声を荒げるが、亡くなったイシルはむしろお礼を言ったと反論し、ウンスンを黙らせてしまう。


家に戻ったサンナムは早速スンテクを釈放するよう手を回すが、ジョンボクには無関心なサンナムに腹を立てる。


学生運動で捕まった大学生たちへの扱いを聞いたヨンソンはスンテクが心配でならず、またジョンボクとヨンランの様子を知るために上京する。



第15話



ミスンを頼りにソウルにやってきたヨンソンたち。


坂の上のてっぺんの家に連れて行かれた姉弟はトイレもない部屋を見てうんざりする。


そしてスンテクの両親がリヤカーを引いている姿を見て4人は驚くが、スングムと再会して大喜びする。


ヨンソンたちがソウルに行ったあと、サンナムは仕返しされるのを恐れて、スンテクの父親の居場所を調べようとする。


ジェシクはサンナムがソウルに行ったあと、大きな家に残されるウンスンが可哀想だと話すが、サンナムは聞く耳を持たない。


ウンスンは行方の分からなくなったジョンボクを心配して涙を流すもののサンナムは勝手に出ていったヤツを捜す必要はないとまったく意に介さない。


スンテクの両親が食事を用意して、引っ越してきたヨンソンたちを温かく迎え入れてくれるのを見て、昔を思い出して涙を流す。



第16話



ヨンソンの引っ越し先を訪ねたジスクは、スンテクを追ってくるほど好きでもスンテクは昔から自分のもので、ヨンソンに同情しているのだけだと憎まれ口をたたく。


スンテクからもらったペンダントを引きちぎられたヨンソンは、亡くなった奥様がジスクを妹のように思ってくれと遺言を残したことを話し、ジスクの頬を打つ。


サンナムと一緒にソウルに行くことを決めたウンスンは、近所の友人に食事をふるまいながらイノとジスクの家に行くと話す。


ヨンソンにぶたれたジスクは逆上してヨンソンの家に押しかけようとするが、スンテクの両親を見つけると、スンテクとヨンソンが恋愛していると告げ口する。


ジェシクはサンナムにウンスンをソウルに連れていくのかと聞き、ジスクの性格では絶対にウンスンと合わないと脅す。



第17話



スンテクの母は、スンテクとヨンスクが家の前で抱き合っている姿を見てショックを受け、思わず目をそむける。


2人の関係が心配でならない母。


スンテクとスングムは父親が慣れない力仕事をして、体中あざができていることを知り、やり切れなくなってしまう。


スングムは荷車の入らない山のてっぺんに、しょいこで練炭を運ぶ父親が哀れに思え、司法試験に早く合格するか、ジスクと結婚して家やお店を手にするか、どちらかにしてほしいとスンテクに八つ当たりをする。


スングムに責められたスンテクは自分の無力さを改めて痛感し、返す言葉をなくしてしまう。


上京してきたウンスンはヨンソンが家に帰ってくるのを待ち、近況を聞くとさっさと帰っていく。


一方、ジスクはイノの大学が閉鎖され、指名手配者が捕まるという情報を仕入れてくる。


そしてその名簿にスンテクの名前があることを知りイノに相談を持ちかける。



第18話



警察が家に押しかけて来て一悶着あったものの、スンテクはうまく逃げる。


近所の人たちはスンテクが姿をくらましたことを不思議に思うが、家族はみんなスンテクを心配して眠れぬ日々を過ごす。


イノとジスクはサンナムにスンテクを助けてくれるように頼むが、サンナムはスンテクを助ける気などなく、むしろ一切関わるなと釘を刺す。


ソウルに来てサンナムの家に入ったウンスンは、相変わらずジョンボクに冷たいサンナムに腹を立てるが、ジョンボクに助けられたことを知らないサンナムは冷たい態度を取り続ける。


その一方で、ジスクはスンテクが急に姿を消したことで、ヨンソンがスンテクをかくまっていると疑い、ヨンソンの家を訪ねてくる。


ヨンソンは家の周りに誰もいないことを見計らって、スンテクに外に出るよううながす。



第19話



ジスクの協力でヨンソンの家をあとにしたスンテク。


しかし刑事たちはしぶとく家の周りを警戒している。


ミスンの家を訪れたジェシクは、スンテクがヨンソンの家の屋根裏に隠れていたこと、コン執事も知っていたこと、さらにはジスクがスンテクを連れ出したことを知らされて驚く。


コン執事は寒くなってきたからとヨンソンに帰るよう促すが、ヨンソンは仕事を覚えると言い帰ろうとしない。


そんな時、スンテクの母はスンテクをかくまってくれたヨンソンを呼び、それまでのいきさつを詳しく聞いてヨンソンを労うものの、その一方でスンテクの両親には一切黙っていたヨンソンに寂しさをぶつける。


ジスクはお手伝いさんに、スンテクに食べさせるために豪勢な差し入れを作らせる。



第20話



スンテクが警察に捕まるのを目の前で見たヨンソンは、すぐにスンテクの家に行き家族に知らせる。


スンテクに1人で会いに行ったことが分かると、スンテクの家族はヨンソンに冷たい視線を向ける。


一方、イノの通報でスンテクが捕まったのを知ったジスクは、興奮してイノを責めたてるとスンテクの両親に事実を告げると言い家を出ていこうとする。


そんなジスクをイノは引き止めるもののジスクは言うことを聞かない。


スンテクの両親は、刑事がヨンソンの跡をつけてスンテクを捕まえたと思い込み、ヨンソンを責める。


部屋の外で話を聞いていたジスクは、ヨンソンが密告したのだろうと責任をなすりつける。


勝手なことを言うジスクに手を上げるヨンソン。


しかし、その様子を見たスンテクの両親はヨンソンをとがめる。



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