「九家の書~千年に一度の恋~」のあらすじ
各話あらすじ
- 第21話
森の中で再会したウォルリョンとソファ。ソファはウォリョンを見るとすぐに気づくが、ウォルリョンはソファを思い出せない。
そしてソファに前に立ちはだかるガンチは、ウォリョンにこれ以上は誰も殺さないでほしい、殺さないように自分が止めてやると言う。
ウォルリョンを止められるのは自分だけだと言い、ウォルリョンに立ち向かっていくガンチ。
ガンチが追い詰められ、ウォルリョンが最後の一撃を加えようとした瞬間、ソファは叫び2人の子を傷つけないでくれと叫ぶ。
そして追っ手がウォルリョンに向けた弓放を見たガンチは、ウォルリョンをかばい、背中に何本も弓矢を受けてしまう。
森の中に駆けつけたヨウル、コン、テソの3人はガンチの背中から弓矢を抜き取りガンチを助ける。
そして彼らの様子を複雑な面持ちで遠くから見守っている者がいた。
それはウォルリョンだった。
- 第22話
ガンチが「九家の書」を捜しにいけるようにしてやれと父親に言われたヨウル。
内心、ウォルリョンのように「千年悪鬼」になってはどうしようかと愁いながらも、ガンチが人間になるのを誰よりも望むヨウルは父親に従うことにする。
自分の口からガンチに話すと約束したヨウルだが、3日しか残されていないヨウルは思い悩む。
一方、千年悪鬼から元の姿に戻ったウォルリョンはソジョン法師を訪ね、ガンチに会いに行く。
母親の行方を尋ねたガンチにウォルリョンは永遠に一緒にいると言い、ガンチに人間になりたければ、恐れずに自分の道を進めと伝える。
これが最後だと気づいたガンチは、ウォルリョンにまた会いたくなるだろうという言葉を伝え、2人は別れる。
チョ・グァヌンの部下は怪しい行動を取っていたテソを捕まえて、チョの前につき出すのだが・・・。
- 第23話
ヨウルから願い事を聞かれて答えるガンチ。
しかし、ヨウルとガンチは愛するとどちらかが死ぬ運命だとソジョンから聞かされたガンチは、大ケガをしてしまったヨウルを見て、あえてヨウルを突き放すために3つめの願い事としてヨウルに別れを告げる。
ガンチの話を聞いてショックを受けるヨウルは、起きてもいないことを案じて別れるのはイヤだと訴えるもののガンチはヨウルを失いたくないから無形道館を去ると伝える。
そんなガンチの後ろ姿を何も言えないまま涙で見送るヨウル。
その後、イ・スンシンを訪ねたガンチ。
イ・スンシンはガンチを散歩に誘い、ガンチの悩みを聞き出す。
愛する人を失うのが怖いと言うガンチに、イ・スンシンは愛する人が一番恐れることは何かと聞く。
2人が話し合っているとチョ・グァヌンが送った刺客が襲いかかる。
窮地に追い込まれたガンチは・・・。
- 第24話【完結】
イ・スンシンと無実の人を決して傷つけないと約束したガンチ。
ヨウルと百年客館の仲間を助けたガンチはヨウルを逃がそうとするが、ヨウルはガンチと一緒にいることを選ぶ。
イ・スンシンを殺そうと企んでいたチョ・グァヌンは部下に銃でイ・スンシンを狙わせるが、異様な雰囲気にいち早く気づいたヨウルは、ガンチをかばい銃で撃たれてしまう。
ヨウルを失ったガンチは怒りで神獣に姿を変えてしまう。
怒りに燃えたガンチはチョの部下を1人ずつ倒し、ついにはヨウルを打ったソ副官をも打ちのめしてしまう。
ソ副官の息の根を止めようとするガンチをイ・スンシンは止め、ヨウルも息絶え絶えにガンチを止める。
我に返ったガンチはヨウルを無形道館に連れて帰る。
しかし、タンゴル先生はヨウルに時間がないと告げ、ソジョン法師を訪ねてヨウルを助けてほしいと訴えるガンチにソジョンは運命だと冷たく突き放す。