「アチアラの秘密」のあらすじ
幼いころ交通事故で家族を失い、祖母とカナダで暮らしているソユン(ムン・グニョン)。祖母が突然この世を去り、祖母の遺品から交通事故に関する新聞記事を見つけるが、そこには自らの死亡記事が載っていた。新聞記事が入っていた封筒に書かれた‶アチアラ“が韓国の地名であることを知り、ソユンは英語教師としてアチアラにやってくる。しかし、赴任してきた最初の週に湖のほとりで白骨死体を発見してしまう。一見平和に見えるアチアラに波風が立つ中、新聞記事を元に過去を調べていたソユンは、姉のソジョンも事故後生き延びていた事実をつかむ。そして姉のソジョンを探すための手がかりが、発見した白骨死体と結びつく。
一方アチアラ交番に勤務するウジェ(ソンジェ(BTOB))は事件の背後に大きな陰謀が隠されていることに気づくが、事故死として処理するよう警察上層部から圧力がかかり・・・。湖を囲む美しい町“アチアラ”で住民たちが隠そうとしていた秘密が明らかになってゆく。
各話あらすじ
- 第1話
幼い頃、交通事故で家族を失い、母方の祖母とカナダに移住して暮らしていたソユン(ムン・グニョン)。
だが、その祖母も事故で亡くなり、遺品を整理していたところ、家族の事故の新聞記事を見つけ疑問を抱く。
そして何かに導かれるように、韓国のアチアラにあるへウォン中学高等学校の英語教師として就職するが、
赴任早々、生徒を引率しての写生大会で、土の中から白骨化した遺体を発見する。
一方、アチアラ交番の巡査パク・ウジェ(ユク・ソンジェ)は、遺体発見に興奮し、がぜん張り切るのだが…。
- 第2話
ソユンは、真夜中に訪ねてきて玄関先で気を失ったユナを病院に連れて行く。
ウジェはユナの父親で、町の有力者であるチャングォンに、ユナの事件の捜査を最優先させろと言われ、不愉快に思う。
一方、ユナと出かけて泥だらけで帰ってきたバウの様子を不審に思ったジュヒは、バウに何があったのかと優しく問うが、バウは予想外のことを口走るのだった。
- 第3話
ウジェは、町で食道を営むギョンスンに、夜遊びに出かけた娘ガヨンを捜してくれと騒がれ、雨の中ガヨンを捜し回る。
そして遺体の身元に関する情報提供を受け、その確認のための捜査中、ソユンの部屋の向かいに住む占い師のホンから衝撃的な情報を得る。
ソユンは家族の遺骨を納めた納骨堂を訪ねるが、姉の骨つぼがないことに気づき、姉の遺骨を捜すのだが…。
- 第4話
ユナの携帯を発見したソユンは、アチアラ交番のウジェ、そしてハン巡査部長と共にユナを救出しに行く。
現場で連行された女装癖のある男カン・ピルソンは、殺人の有力な容疑者と目される。
ウジェは捜査の途中、ヘジンの失踪に関わる衝撃的な事実を知る。
ソユンは、警察署の前でクルミを鳴らす音を聞いて恐怖に襲われるのだが…。
- 第5話
姉が、実の両親を捜すためにアチアラに来たのだと悟ったソユンは、ギヒョンに、新聞記事の入っていた手紙を見せる。
ギヒョンは、ソユンがアチアラに来た過程をいぶかしく思う。
ウジェは、ハン巡査長と一緒に、ヘジンの足跡をたどっていたところ、ヘジンがヘウォン鉄鋼の大奥様専属のヘルパーを務めていた事実を知る。
そして、アチアラ交番に、ヘジンの母親がやってくるのだが…。
- 第6話
“偶然が何度も重なって、度が過ぎた偶然になっている”
ウジェは、町の住民に、娘の葬式の招待状を配る母親に違和感を覚える。
ハン巡査部長は、チャングォン夫妻とヘジンの関係を調査中に、怪しい点を発見する。
一方ソユンは、姉の養子縁組の手続きを確認するために、養子縁組機関に問い合わせるが、その帰りに、自分を知っていると言う、“幽霊ベビーのママ”と出会うのだが…。
- 第7話
赤ん坊を捜してさまよう母親から、“テレビに一緒に出た”という話を聞いたソユンは、彼女が出た番組の映像からヘジンに似た女性の姿を発見する。
そして、番組を担当したプロデューサーを訪ねる。
一方、教会の落書き事件を
捜査していたウジェは、重要な手がかりを発見する。
また、ネイティブの英語教師の採用過程に不自然さを感じていたギヒョンは、何者かがソユンを意図的にアチアラに呼び寄せたという状況に気づくのだが…。
- 第8話
ソユンがヘジンの妹だと知ったアチアラの人たちは、ソユンをあからさまに村八分にし始める。
ウジェとハン巡査部長は、ソ・チャングォンの運転手だったヤンの口を割るためにある作戦を練り、実行に移す。
一方ソユンは、過去にアチアラで、違法な特別養子縁組あっせんを行っていた女性の存在を突き止め、その女性を捜すのだが…。
- 第9話
ソユンとウジェは、オ・ガプスの突然の死に、何者かの影を感じる。
ギヒョンは、学校からソユンを追い出せというチャングォンの命令に刃向かう。
一方、ウジェとハン巡査部長は、ソ・チャングォンの元運転手を通じて、チャングォンの2年前の足取りに少しずつ近づき、ソユンはついに、ベンイおばさんと対面することになるのだが…。
- 第10話
ガヨンは、戸籍上の父親が実の父親だというギョンスンの言葉が信じられない。
ウジェとハン巡査部長は、自分たちを見つめる誰かのひそかな視線を感じる。
一方ソユンは、ヘジンがベンイおばさんの娘だという事実を確かめるために奮闘する。
その頃、ヘジンの友人だという人物がアチアラに訪ねてきて、ヘジンに会うというのだが…。