「雪蓮花」のあらすじ
ゲーム会社「ルシード・ドリーム」の若きCEOであるイ・スヒョンは偶然、夢で見た場面が描かれた絵を会社で開いた写生大会で見る。自分の夢と関連していると感じたスヒョンは絵を描いた人を見つけるが、社員ではなく、社員の弟が描いたことを知る。そしてスヒョンは彼に巨額を提示し、彼をルシード・ドリームに就職させる。
しかし、その彼は実はその社員の妹であり、男装をして写生大会に参加したのだった。姉の頼みで仕方なく男装して出勤するハン・ヨンヒはゲームの背景を描く仕事をすることに。しかし、スヒョンはヨンヒが男だと知っているため、ヨンヒの絵が自分の夢に近づくほど、夢の中に登場する敵、マ・ムンジェの生まれ変わりだと誤解する。しかし、ヨンヒはゲームのストーリーと夢を通してスヒョンが自分の夢に出る恋人ヤン・サンベクであることに気付く。
そして、マ・ムンジェの生まれ変わりも現れ、3人の関係は複雑になっていく。
各話あらすじ
- 第1話
スヒョンはいつも夢を見る。その夢は遠い昔、ある女性と出会う夢だった。
ある日の夜、蓮池の中に入りずぶ濡れになりながら何かを捜しているサンベク。
ちょうどそこを通りがかったヨンデは無我夢中で捜し物をしているサンベクを見て微笑む。
月明かりで光る物を見たと告げるヨンデのおかげで、サンベクは捜していた刀を見つける。
その刀にどんないわれがあるのかと聞くヨンデに、サンベクは自分を助けてくれたものであり、恩返しの象徴だと説明する。
サンベクは親友のムンジェが政略結婚で結婚することを知るが、その相手がムンジェの好きな人だったことを知り安心する。
ムンジェはサンベクの気になる相手が男だと聞かされ首を傾げるのだが……。
スヒョンの経営するゲーム会社のイベントで賞を取った絵が、いつも夢に登場する男性の絵であることを知ったスヒョンは、すぐにその作者をチームに入れろと命令するのだが……。
- 第2話【完結】
男としてスヒョンの会社に就職が決まったヨンヒ。
ヨンヒの企画書を見たスヒョンは、いつも見る夢と同じことに驚き、ヨンヒの企画書を盗作ではないのかと厳しく追及する。
夢で見ているという話ができないヨンヒは何とか言い繕おうとするのだがうまい言い訳が見つからない。
そんな最中、2人の乗ったエレベーターが故障して止まってしまう。
暗闇の中で眠るヨンヒを見て、夢の中の人物なのかと思うスヒョン。
夢の中で過去を再び見る2人。男装していたことがバレてしまったヨンデだが、サンベクはとっくにそのことに気づき思いを募らせていたが身分の違いから言えなかったことを告げる。
お互いの思いを確かめ合う2人。
夢から覚めたスヒョンはヨヌが女性ではないかと疑い始める。
ヨンデを男装した女性という当初のコンセプトにならい再びストーリーを書き直すスヒョン。
そのストーリーを読んだヨンヒは切なくて涙を流してしまう。
2人の恋の結末を知るヨンヒはどんな絵を描いていくのだろうか。
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