「愛するウンドン(原題)」のあらすじ
各話あらすじ
- 第1話
オートバイに夢中なヒョンスは、ある雨の日、誤って少女をひいてしまう。
裁判にかけられたヒョンスは、少女の陳情で少年院行きを免れる。
そうして始まった少女との交流。福祉施設や教会の世話になりながら祖母と暮らすウンドンに、ヒョンスは憐憫と恋心を覚える。
ある日、ヒョンスは不良仲間とケンカになり入院している最中に、ウンドンの祖母が他界。
ヒョンスが家を訪ねた時には、ウンドンの姿はなかった。
- 第2話
ウンドンとの再会を心に誓ったヒョンスは、テレビに出てウンドンを探すために俳優を目指す。
そんなある日、公益勤務中に偶然、福祉施設で老人に識字教育を施すウンドンと再会、思いを再燃させる。
しかし、身の上を語ろうとしないウンドンに、いら立ちを感じるヒョンスは、彼女がしている指輪を恋人からの贈り物と誤解し、池に投げてしまう。
池に飛び込み指輪を探し当てたヒョンスを介抱するために走り去ったウンドンだが、その途中で交通事故に遭い、ヒョンスのもとに戻ってこなかった。
- 第3話
10年が経過し、ヒョンスはチ・ウンホという芸名でトップスターになっていた。
彼はウンドンを捜すために自叙伝の出版を決意。
紹介された代筆者。
ソ・ジョンウンと電話でやりとりする。
過去の記憶を失い、障害を負った夫とアメリカで暮らしていたジョンウンだが、ウンホのウンドンを呼ぶ声に激しく動揺する。
- 第4話
ウンドンとの思い出の曲としてウンホから送られてきた音源を聞いたジョンウンは、過去の記憶が刺激され、父母を訪ねて失った記憶をたどろうとする。
ヒョンスの旧友で、現在はウンホが所属する芸能事務所の社長、ヒョンバルはジョンウンを見て、彼女がウンドンであることを確信。
ウンホに心を寄せる財閥の令嬢、ソリョンは、ウンホとウンドンを会わせまいと画策する。
- 第5話
ジョンウンはウンホの自叙伝を代筆しながら、失われた記憶の端々がよみがえる。
ウンホは、自分が話していないウンドンとのエピソードをジョンウンがしっていることで、ジョンウンがウンドンではないかと疑う。
遠巻きに彼女を見た時、ウンホの疑いは確信に変わる。
- 第6話
自分の過去を知ろうとし始めたジョンウンは、自分がアメリカではなく、春川の大学を出たことを突き止め、両親やジェホが何かを隠していることを知る。
ウンホはジョンウンを助けようと物心両面で支援する。
ジョンウンもいつしかウンホにひかれ始める。
そんな2人を見て、ジョンウンの夫、ジェホは心を痛める。
- 第7話
ヒョンスの妹ヒョナは両親と絶縁状態にあったが、ヒョンスの手引きで和解する。
ジョンウンとウンホが近づくのが気に入らないソリョンは、ヒョナがジェホの主治医であることを突き止め、ヒョナに協力を求める。
- 第8話
ウンホはジョンウンに、彼女がウンドンではないかと迫る。
ジョンウンも周りが過去を隠そうとするのをいぶかしく思うと同時に、徐々にウンホにひかれていく。
- 第9話
ジョンウンはウンホとの接触を断とうとするが、お構いなしに自分への思いをアピールするウンホを拒み切れない。
ソリョンはジェホの障害者野球チームのスポンサーになり、ヒョナをも巻き込みウンホのウンドンへの思いを断ち切ろうとする。
- 第10話
ジェホはウンホの事務所の代表、ヒョンバルを訪ね、ジョンウンへの接近をこれ以上認めないと通告する。
そしてソリョンの後援を受けて発足した障害者野球チームの発足式で、ジョンウン、ソリョン、ヒョナも見守る中、ウンホに警告する。