突然ゴヌにキスされて戸惑うジョンジュ。

ゴヌは想像もしなかった自分の行動から心の中の大きな変化を感じる。

ジョンジュはこれ以上ゴヌに振り回されないためには自分で主導権を握るしかないという思い、今夜はとことん酒を飲もうと誘う。ゴヌを積極的に誘惑して反撃しようと思ったのだ。

しかし、ゴヌはあっさり嫉妬したと告白し、まんざらでもないことを認める。

ジウォンは店にやってきて、ゴヌと正式につきあうと宣言する。

その話を聞いてジョンジュはゴヌをジウォンに送り出そうと決める。

ゴヌは突然ジウォンが自分とつきあうと決めたことに疑問を抱き、ヒエに相談する。

すると、やがてゴヌの手に入る遺産についてヒエがジウォンに話しことを知ってしまい……。

甘い夢から目覚めたジョンジュ。

ゴヌに前日の出来事について聞かれ、タクシーに乗って帰ったと主張するが、本当は何も覚えていない。

貼り合わせた契約書を手に、ゴヌはジョンジュに店の再契約を結んだと言う。

ジョンジュはぼんやり村長との出来事だけを思い出し、酔った勢いとはいえ、とんでもない失態が頭に浮かび、謝ろうと役場に出かける。

ところが村長は具合が悪くて役場にはいなかった。職員に様子を見てきてほしいと言われ、ジョンジュは村長の見舞いに行く。

一方、ヘシルとジョングンは２人一緒に朝を迎える。

出勤時間が迫るジョングンにヘシルは海女の男になれと言い、それをジョングンは快く受け入れる。晴れてつきあい始めた２人のもとに、心配したヘラが訪れ……、

酒の席でジョンジュは村長に一緒にいると楽だと言いながら、ゴヌといると胸が熱くてつらいと言い、確認することがあると言い残して帰ってしまう。

ウクの応援に現れた姪ユラに一目ぼれしたプンサンは何とか近づくため、メンドロントットで２次会をやろうとみんなを店に連れていく。

一方、ゴヌの両親とジョンジュの両親の関係、そして事件の真相が明らかになる中で、ゴヌは済州島を離れようと考える。

ジョンジュはゴヌの様子がおかしいと心配するが、そんなジョンジュを見てゴヌは腹を立てる。

冷たくあったジョンジュを心配して店に戻ったゴヌだったが、ゲームで盛り上がるジョンジュを見て、さらに腹を立ててしまう。

ゴヌが去った後、メンドロントットを取り壊すと聞いたジョンジュとプンサンは何とか店を残そうと頑張り……。

メンドロントットの中でウクに肩を抱かれているジョンジュを見てしまったゴヌ。やり切れない思いで外に出てビールを飲んでいるところをジョンジュに見つかってしまう。

２人はゴヌのムードを壊さないように席を外してあげたという言葉をきっかけにケンカになってしまう。

そのままリゾートに泊まったゴヌはヒラにジウォンがニューヨークに行くため仕事を辞めることを聞かされる。

驚いたゴヌはジウォンに叔父の事業を継がないと話すが、ジウォンはゴヌの父親のことを知っても好きだと言って諦めようとしない。

ゴヌはメンドロントットで開かれるジョングンとヘシルの結婚式を最後に、済州島を離れると言う。

その一方でジョンベはゴヌに一度父親に会うように勧め……。

空港までゴヌを追いかけたジョンジュだったが、結局間に合わずにゴヌは去ってしまう。

ゴヌがくれたＳＮＳのメッセージに、ジョンジュはすぐさま返事を送るが１年以上も“既読”になることはなかった。

ちょうど１年が過ぎた頃、ゴヌが父親のことで済州島に戻ってきた。

ちょうどジョングン夫婦は日本に出張、ヒラは済州島を離れて暮らしていて不在。

ゴヌは誰にも連絡せずにリゾートで宿泊する。

ところがそこで偶然、赤ん坊を抱きかかえるジョンジュに会ってしまう。　

大ショックを受けたゴヌは父親が誰なのか気になるが、そんなそぶりは見せない。

ジョンジュは赤ん坊が誰の子なのか黙ったまま、１年前に信じてあげられなくて悪かったと謝り、メッセージを送ったことを話す。

そんな２人の様子を知ったプンサンはＳＮＳに村長と赤ん坊のツーショット写真と共に“ファン･ハンビョル”と書き込む。

ゴヌの友達で財閥３世と済州島で結婚することになったジウォン。

ゴヌとジョンジュは何でも相手に合わせようとするジウォンを目の当たりにする。

ジウォンに玉の輿だから当然のことだと言われたジョンジュは、これまでゴヌが香港を拠点にしている叔父の事業に携わっていたことを聞かされる。

子供のいない叔父がゴヌを後継者に考えていることを知り、ゴヌが本当に手の届かない幻の王子様だと実感する。

一方、ジョンベが電話でチン社長のことを話していると、偶然ヘシルがやってきて話を聞かれてしまう。

ヘシルに問い詰められたジョンベはゴヌがチン社長の息子で、ヘシルの元夫を殺したのはチン社長ではなく、チン社長が愛した女性かもしれないと話す。

ヘシルはショックを受けるがジョングンに言うことはできない。