「鳴かない鳥」のあらすじ

事故で父親を失ったハニ(ホン・アルム)は、父の墓参りの途中、崖から足を滑らせてしまう。それを救ったのは、会社は倒産、妻にも裏切られ自殺しようとしていたナムギュ(キム・ユソク)だった。一方、ナムギュの妻ミジャ(オ・ヒョンギョン)は子供たちのためと偽ってナムギュと離婚。不正に入手した大金と共に海外に高飛びする。
数年後、ナムギュとハニの母スヨン(イ・ギョンシム)が結婚。ハニとユミ(ペク・スンヒ)は姉妹になり、4人は家族として順調なスタートを切る。スヨンとナムギュの化粧品会社は大手企業に成長し、ハニと幼なじみのテヒョン(アン・ジェミン)も同じ会社で働くことになる。そんな中、ミジャが帰国する…。

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各話あらすじ

第31話



スチャンを人質にとって脅迫するダリョンに、スヨン化粧品を手に入れる野望を告白するミジャ。


ダリョンは返済できない場合にスチャンと子供たちをその代償とすることで、ミジャに2か月の猶予を与える。


一方ナムギュは事故の記憶が徐々に戻り始め希望が芽生え始めた中、商品を運ぶ途中にテヒョンがけがをしてしまう。


病院に駆けつけたハギョンは社長代行のハニがその場にいないことに憤慨し、遅れて来たハニを叱責する。



第32話



横領に使われた架空口座の名義人を捜し出したハニは、横領された資金がミジャの元に渡っていたことを突き止める。


ミジャは「子供たちを思う父親の愛情から起こしたナムギュの犯行だ」と言い、法廷でナムギュの横領は無かったと証言するようハニに懇願する。


ハニは父ナムギュへの疑惑に悩むが、祖母の励ましにより心を持ち直す。


そんな中ミジャは、テヒョンに寄せるユミの思いまでも利用しようとテヒョンの母ハギョンを訪ねる。



第33話



スヨン化粧品を手に入れるために着々とその準備を進めるミジャ。


テヒョンを社長にする計画をミジャから持ちかけられハギョンは心が揺れ始める。


更にミジャはハニに反感を持っているチェ理事にも接近し味方につけようとする。


ミジャに対抗心を燃やすハギョンは自力で息子を代表にすべく、ハニに迫る。


ハニの祖母にはハニが結婚したら生活は別にするよう告げ、その事実を知ったハニはハギョンの元を訪ねるのだが…



第34話



ハギョンに叱責され傷つき、テヒョンとの結婚を白紙に戻すと宣言したハニ。


ユミはミジャの指示に従い、テヒョンにハギョンの行動を告げ口する。


一方ナムギュは断片的な記憶ながら、ミジャが疑わしいと感じて弁護士に彼女の身辺調査を依頼する。


また、テヒョンを奪うことを一度は諦めたユミだったが、ハニの婚約指輪を拾ったことをきっかけにテヒョンを奪うことを改めて決意し、婚約指輪をトイレに捨ててしまう。



第35話



指輪を無くしてしまい、またもハギョンを失望させたハニ。


ユミは今までの控えめな態度を一変させ、積極的にテヒョンと接する。


そんな中、ユミがハニからミジャをかばったことで、仲が良かった姉妹の信頼も崩れ始める。


ミジャはスヨン化粧品の社長の座を狙うチェ理事を利用してハニを代表の座から降ろすため策を講じる。


一方、材料の発注ミスに対応するため工場に出向いたテヒョンとユミは事故で倉庫に閉じ込められてしまう。



第36話



ユミから告白され戸惑うテヒョンだったが、自分が愛しているのはハニだけだときっぱりとユミに告げる。


2人のやりとりを偶然聞いてしまったハニはユミがテヒョンに片思いしていたことを知り驚く。


一方、中国の取引先からはナムギュの裁判を理由にばく大な違約金を請求されてしまう。


違約金を払うために自分の持ち株を売却する決心をするハニ。


ナムギュは自分の持ち株をハニに譲渡することに決め委任状をユミに預けるのだが…



第37話



ハニに渡るべきだった委任状がミジャの計略によりユミに渡ってしまった。


ハニとテヒョンはナムギュがスヨン化粧品の株の持ち分を全てユミに委任したと誤解してしまう。


株主総会での協力を要請したハニだったが、ユミは不敵な笑みを浮かべて答えようとしない。


力を得たユミの機嫌を取る関係者が続出し、ユミは初めて味わう感覚に戸惑う。


そんな中、ハニは引き出しからスヨンがユミに残した手紙を発見しユミに手渡すのだが…



第38話



ひき逃げ事故を裏で仕組んだのが、実の母ミジャだと知ったユミ。


離れてしまった娘の気持ちを取り戻したい一心だったと語るミジャだが、ユミは到底信じられない。


母に失望したユミはナムギュから預かった委任状をミジャに渡さぬまま姿を消してしまう。


ミジャは次なる手としてハギョンをスヨン化粧品の代表に就任させるよう企てる。


その提案にハギョンも同意し、臨時株主総会でのハニの立場はいよいよ危うくなっていく。



第39話



テヒョンを株主総会へ行かせないためにユミはテヒョンの車の前に飛び出し命懸けで阻止する。


結局テヒョンは株主総会へ行けず、ミジャの計画どおりスヨン化粧品の代表にはハギョンが選任される。


ナムギュとの面会に訪れたハニとテヒョンは、ナムギュが株を委任したのはユミではなくハニだったことを知り衝撃を受ける。


そして次の公判が目前に迫る中、ブレーキを壊した道具が見つかり犯人のものと思われる指紋が検出されるのだが…



第40話



今まで起こった会社の危機がチェ理事とミジャの仕業だったことを知ったハニ。


更にハギョンの社長就任式では、檀上のテヒョンの隣にユミが座る光景を目の当たりにして、大きなショックを受ける。


追い打ちをかけるように急きょテヒョンが副社長に昇進、その後任としてユミが製品企画チームのチーム長に任命される人事の発表があり、ユミはハニの上司となる。


そして誰もが無罪を信じるナムギュの最終公判の当日を迎える。



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