「アングリーママ(原題)」のあらすじ
高校時代、女番長として名を馳せたガンジャ(キム・ヒソン)は、現在、豚焼肉店を営む34歳の主婦。ひとり娘のアラン(キム・ユジョン)を溺愛しているが、年頃のアランにとっては、お節介な母親が疎ましくて仕方がない。
ある日、アランは、学校でいじめにあっている親友のイギョン(ユン・イェジュ)をかばったことから、不良学生のボクトン(ジス)に脅迫され、精神的に追い詰められてしまう。ガンジャは学校、教育庁、警察とあらゆる場に娘の被害を訴えかけるが、まともに取り合ってもらえず、怒り心頭!年齢と身分を偽り、“転校生”として学校に潜入。自ら解決に乗り出そうとする。ところが、イギョンが謎の死を遂げたことから、ガンジャはアランとともに教育現場のさらなる深い闇に引きずり込まれていく・・・・・・。
各話あらすじ
- 第11話
ミョンソン高校の別館工事現場で地盤沈下が起き、アランが穴に転落する。
これを不審に思ったガンジャらが調査を開始したところ、案の定、教育庁からの支援金を不正に受給するための欠陥工事だった。
イギョンを死に追いやったのがジョンウだったと知った担任のノアや、学校に不信感を抱いた保護者も加わり、欠陥工事を糾弾。
学校側は別館工事の中断を余儀なくされる。
- 第12話
ト・ジョンウとカン・スチャンの親子関係を世間に知らしめるため、ガンジャたちはカン・スチャンの遊説先で騒動を起こす。
あとはジョンウの亡き母親が残した“ある物”を手に入れれば、敵を追い込める所までやってきた。
そんな時、ホン会長に暴力を振るわれたエヨンが“ある物”を持ってガンジャのもとへ。
ガンジャたちはそれを手に、最後の戦いへと向かうが…
- 第13話
エヨンに裏切られ、記者たちの前で正体をばらされてしまったガンジャ。
全国ニュースにもなり、学校の保護者たちからは批判を浴びるものの、世論には味方する声も。
そんな中、ミョンソン高校の前教頭が、カン・スチャンらの裏金に関する帳簿を作っていたことを知る。
その帳簿を手に入れるため、ガンジャはホン会長の自宅へと向かった。
- 第14話
ホン会長の自宅から裏金の帳簿を奪ったガンジャ。
しかし、ドンチルはノアやコンジュを標的にしてガンジャを追い詰めていく。
そしてついに外国に移住することを決意したガンジャ。
そんな折、別館の工事が終わり、完成式典が行われた。
だが急ピッチで進めた欠陥工事により、開館してすぐ激しい漏水が発生。
危険を感じたジンサンやノアは、生徒たちを校舎の外に待避させるが…
- 第15話
ミョンソン高校崩壊事故を受けて、責任の所在を明らかにする裁判が開かれた。
ホン会長らはガンジャの夫であり、崩壊事故で死んだジンサンに罪をなすりつけようとする。
そんな時、学校の図書館にミョンソン財団の秘密金庫があると知ったガンジャ。
そこにホン会長やカン・スチャンを追い込むことができる証拠があると踏んだガンジャは、危険を顧みず図書館へと向かう。
- 第16話【完結】
ついにイギョン殺しの容疑者としてジョンウが起訴され、ホン会長やカン・スチャンも追い込み、彼らに判決が下された。
しかしその3か月後、懲役2年で服役していたはずのホン会長が恩赦で出所。
またしても、権力を利用したのだった。復しゅう心を抱くホン会長は手下に尾行させ、ガンジャを連れ去る。
一方、ホン会長の出所を知ったドンチルは、護送中に脱走し…