「12年ぶりの再会~ダルレになったチャングク~(原題)」のあらすじ
繰り返される縁なら・・・それも恋かも?!
田舎からソウルに転校してきた田舎娘のチャン・グクは、 イケメンで性格もよく、成績まで優秀な同級生の人気者、 ユ・ジュンスに一目ぼれする。 ジュンスへの思いが募る一方だったある日、 二人の一夜の火遊びでグクは妊娠してしまい、 このせいで両家庭は崩壊してしまう。 それに、不意の事故でグクは流産してしまう。 グクのお母さんは娘の人生をやり直すため、アメリカに行かせる。 それが最善だと信じて…。
それから12年後。
チャン・グクはチャン・ダレに改名し、整形手術まで完璧にする。 そして成功したキャリアーウーマンとして韓国に帰ってくる。 Hデパートの最年少チーム長に破格のスカウトをされたのだ。 ところが、そこでダレは、同じデパートに勤めていたジュンスに再会することになる。 12年前のあの事件で家庭が崩壊したジュンスは、今は平凡なサラリーマン。 ジュンスは、ダレがグクだとは夢にも思わず、愛の告白をする。 12年前とは正反対の立場になった自身とジュンスをみて、あっけにとられるダレ。 ダレは繰り返されるこの縁を受け入れるのだろうか。でなければ新しい縁と結ばれることになるのだろうか。
各話あらすじ
- 第1話
【私が1番悲しかった日】
2002年夏、韓国中がワールドカップの熱気に包まれる中、釜山に住むチャン・グクは父親を交通事故で失い、母ゴスン、弟フンと共に祖母がいるソウルに引っ越すことになる。
一方ソウルのユ・ジュンスはテハン高3年生。
イケメンの優等生で父親はテハン中学校の教頭をしている。
同級生のチュ・ダヘはジュンスの幼なじみで家族ぐるみのつきあいだ。
ある日、ジュンスの弟ジュンソンが不良たちに袋だたきに遭いそうになり、急いで駆けつけるが…。
- 第2話
【釜山からの転校生】
祖母の家に引っ越してきたゴスン一家。
ところが、家主であるジュンスの母ボムスクに契約違反と非難され、いきなり関係が悪化。
テハン高校へ転入手続きに行ったグクも早速ダヘとひと悶着を起こすが、校内で迷っているところをジュンスに助けられ、思わず胸をときめかせる。
そんな中、ダヘの家ではベトナム駐在の父親が一時帰国。
母ヨンヒは夫のために料理に腕を振るうが、夫が持って帰ったスーツケースを開けた瞬間、不吉な予感に襲われる…。
- 第3話
【恋の顔面パンチ】
ジュンスをかばい番長のパンチをまともに顔面で受けたグク。
グクの目の周りにはひどい青あざができる。
純朴なグクに興味を引かれるジュンスだが、ジュンスと幼なじみのダヘは嫉妬心を募らせる。
母と一緒に市場の餃子店を切り盛りするゴスンは売上増加のために頭を悩ませる。
夫の死で得た多額の示談金を店の宣伝に使いたいと言って母親にたしなめられるが、それを店にいたホ・セミンに聞かれてしまう。
セミンはその日から足繁く店に通うが…。
- 第4話
【ケンカの理由】
ささいないたずらがきっかけで取っ組み合いのケンカをしたグクとダヘ。
ダヘを慰めるジュンスの姿を目撃したグクは心とは裏腹にジュンスを遠ざける。
また家を出て島にたどり着いたスハンは、島で出会った少女ハムチョの家に滞在することに。
その頃、夫の浮気を知ったヨンヒは、事実を確かめようとハミの宿泊先へと向かう。
ところが、ハミを問い詰めるヨンヒにハミはベトナム語でまくしたてるばかり。
しまいには泣きながらヨンヒにすがりつく。
- 第5話
【2人きりの夜】
取っ組み合いのケンカをして以来、険悪な関係が続くグクとダヘ。
この2人を仲直りさせようとジュンスとムチョルは、家族が出払ってしまったジュンスの家で4人一緒にワールドカップの韓国戦をテレビ観戦する計画を立てる。
お菓子や飲み物、赤いTシャツまで買い込み、準備は万端。
しかし、グクが来ると知ったダヘは腹を立てて帰ってしまい、ムチョルは妹に泣きつかれて父の入院する病院へ行くことに。
グクとジュンスは広い家に2人きりに…。
- 第6話
【揺れる思い】
ワールドカップで韓国が劇的な勝利を収めた夜、越えてはいけない一線を越えてしまったジュンスとグク。
自分の行動に戸惑いグクを意識し始めるジュンスに対し、グクはあの夜に着たそろいのTシャツが玄関先に捨てられているのを見て、1人涙を流す。
その頃、セミンはゴスンを酒に誘い、ウソの身の上話を聞かせて同情を買うことに成功。
ゴスンはすっかりセミンを信頼し、ぜひ餃子店のフランチャイズをやりたいと申し出る。
- 第7話
【仲直りの握手】
ジュンスから告白されたグクは、強がりながらも恋しさが込み上げる。
自分を心配する母の思いに心の安定を取り戻したグクは、ジュンスにも再び心を開き、ダヘとも和解を。
ワールドカップはついに準決勝の日を迎え、チョルスはヨンヒに先輩の義母の葬式とウソをつきハミと競技場へ。
一方、ゴスンから事業相談を受けたセミンだが、どうも気乗りがしない。
詐欺仲間のジュホにせかされ、ゴスンから電話があったら実行に移すと賭けをするが…。
- 第8話
【悪夢の中継】
ジュンスに連れられ無事家に戻ったダヘ。
マンションの外ではチョルスが家に入ることもできず窓を見上げていた。
一方、グクはムチョルからジュンスが携帯を返しに家まで来ていたことを聞き、うれしい気持ちが隠しきれない。
翌日、学校では模試の結果が配られ、クラスで1位になったグクをジュンスがからかい、2人はようやく気まずさがなくなる。
しかし、何かとダヘに優しくするジュンスの姿を見るにつけ、グクは不安になり…。
- 第9話
【置き手紙】
空港でチョルスを見つけたヨンヒとダヘ。
しかし間一髪で間に合わず、チョルスはハミと一緒にベトナムへ旅立っていった。
島ではソウルに帰ることになったスハンがハムチョ親子との別れに胸を痛め、ジュンスと元の関係に戻ったグクはこの関係が続くよう、あのことは忘れてほしいとジュンスに告げる。
1か月後、チョルスからは何の音沙汰もなく、ショックから立ち直れないヨンヒ。
ある日、通帳にチョルスの会社から多額の退職金が振り込まれる。
- 第10話
【ビビンバの味】
医者から妊娠を告げられ言葉を失うグクとゴスン。
しかし、グクには心当たりがあった。
ゴスンはグクを問い詰めるが、グクは口をつぐんだまま。
この日、ボムスクの家では法事があり、義妹のジョンスクがやってきた。
済州に嫁いだジョンスクは優雅に暮らすボムスクが気に入らず何かとケチをつけ、ボムスクは爆発寸前。
一方、グクは妊娠の事実を知らせようとジュンスに電話するが、あいにくジュンスは携帯をなくして連絡がつかない。