「傲慢と偏見」のあらすじ
仁川地検に研修で初出勤するヨルム。検察庁の前で首席検事でヨルムの元恋人でもあるドンチと出会う。ドンチはヨルムとの再会に喜ぶが、そんな彼と反対に
ヨルムは復讐をしに来たと宣言する。
同じチームに配属になった2人、街の露出狂を捕まえるために現場調査に向かうが、ドンチはわざとヨルムを困らせる行動を取る。また、元恋人同士だと隠したい
ヨルムの気持ちをよそにドンチは捜査官ガンスにヨルムと付き合っていたことを
暴露してしまう。そして、困惑するヨルムにドンチは過去の話を切り出した。
5年前、2人は初めて出会い、ドンチはヨルムに猛アタックするが、
その10ヵ月後、ヨルムが急にドンチのもとから去ってしまう。ドンチは急に
自分のもとを去ったヨルムに「自分は本気だった」と告げ、ヨルムに復讐すると
宣言。恋人から敵同士になってしまった2人。
一体ヨルムがドンチから離れていった本当のわけとは...!?
各話あらすじ
- 第1話
検事見習いのヨルムは、研修に訪れた仁川地方検察庁でかつて恋仲だった首席検事のドンチと再会する。
喜ぶドンチに対しヨルムは苦々しい表情を見せるが、“民生安定チーム”に配属されたヨルムの指導をドンチが担当することになる。
配属早々、露出魔の迷惑行為事件を任されたヨルムは、事件の裏に児童虐待の闇が潜んでいることに気づき…。
- 第2話
5年前、路上で母親と揉めていたヨルムをドンチはひょんなことから車に乗せることになる。
心の傷を隠すように明るい笑顔を見せるヨルムにドンチは一瞬で心を惹かれる。
ドンチの誘いでデートを重ねた2人だったが、ある日、ヨルムはドンチの荷物の中から自分の弟を殺した犯人しか持ち得ない成績表の切れ端を見つけてしまう。
ドンチが弟を殺したと確信したヨルムはこつ然と姿を消し…。
- 第3話
ヨルムの活躍で麻薬の売人を逮捕した“民生安定チーム”だが、麻薬捜査に着手したいムン部長の思惑は、検察局長ら上層部の反対で頓挫してしまう。
そんな中、保育園で階段から転落死した子供の事件を担当することになったヨルム。
ムン部長はヨルムに事件を不起訴処理するよう命ずるが、納得のいかないヨルムは…。
- 第4話
ムン部長は自分に従わないヨルムに冷や飯を食わせようとするが、事件の資料に不可解な点を見つけ、不起訴処理をひとまず保留にする。
ヨルムは保育園の園長の供述に穴を見つけることができず、結局は不起訴処理が妥当だったと考え肩を落とすが、保育園の前に設置された防犯カメラの映像の中に、転落死した子供が生前、手話で助けを求める姿が残っていた。
- 第5話
「なぜ 弟を殺したの?」ヨルムの質問にドンチは驚愕しながらも、犯人を罰したいなら検察官として正攻法で自分と対峙するよう告げる。
そんな中、公園で女性の変死体が発見される。
現場の状況が自殺を示す中、付近での傷害事件で逮捕された男が女性の殺害をほのめかし、事態は急転する。
- 第6話
カンは麻薬捜査の過程で容疑者の男を死なせてしまう。
男は数年前に死んだはずの連続殺人犯だったということが判明するが、カンは責任を問われ警察に拘束される。
カンを救うべく“民生安定チーム”の一同は奮闘するが、公園での女性殺害事件と死んだ男との間に奇妙な接点が見つかり…。
- 第7話
公園での女性殺害事件と死んだ連続殺人犯の両方に関わりを持つ女が、検察に出頭する。
女は人を殺したと自供するも誰を殺したか語らず、権力者4人の名が書かれたメモを提示する。
時を同じくしてムン部長は上層部から突然の連絡を受け、2つの事件の捜査権をソウル地検に移譲することを決める。
そんな中、無罪放免となったカンが検察に復職し…。
- 第8話
ドンチが弟の事件を人知れず捜査してきたことを知ったヨルムは、ドンチと力を合わせ犯人逮捕へ向け動き始める。
ドンチは自らが目撃した事件当時の状況から、犯人が検事である可能性が高いことをヨルムに告げ…。
ムン部長はイ検事に不正採用に対する告訴の精査を任せるが、検察を訪れた告訴人の就活生とイ検事が揉め事になってしまい…。
- 第9話
イ検事とユ捜査官は就活生に盗まれた捜査記録を取り戻すべく奔走する。
イ検事はユ捜査官に対し芽生えた恋心に戸惑うのだが…。
ビョルの事件を調べていたヨルムとドンチは、現場に残されていた靴がビョルのものではないことに気づく。
そんな中、カンはビョルが行方不明になった日と自分の誕生日が同日だと知り…。
- 第10話
カンがビョルの事件現場で発見された靴の持ち主であることが明らかになる。
ヨルムはカンがビョルなのではないかとの期待が外れ落胆する。
ムン部長は旧知の弁護士チャンギが15年前に起こした事故現場にいた幼児が、カンであった可能性に気づく。
そんな中、ドンチは4人の権力者の犯罪証拠に関する密告を受け…。