「モダン・ファーマー」のあらすじ
各話あらすじ
- 第11話
テントを借りに出かけたユニとヒョクは、成り行きで海岸に行き酒を飲んで車の中で寝てしまう。
ところが翌日は小学校で父親授業が行われる日。
ミングクの父親マング、ウヌの父親の代わりにサンドゥクが来るなど各生徒の父親が授業を終えていく中、ユニはヒョクが運転する車に乗って急いで学校へと向かうのだが…。
一方、借金取りの毒蛇は失語症のインギが昔のバンド仲間だと気付き、当時なぜ逃げたのかを問い詰める。
インギは妻が出産後に亡くなったのは自分のせいだと罪の意識を感じていたと告白、娘のサンウンにも今まで知らせていなかった母親に関する事実を聞かれてしまう。
自分が生まれたことを責めるサンウンに、やりきれない思いのインギは少しずつ言葉を発し始める。
- 第12話
ある日、財閥の御曹司たちが集まる席で大麻の吸引が行われたとして、警察が連行したメンバーの中にアイドルであるユナが入っていた。
テレビでニュースを見たミンギは急いで駆け付け、事務所の前に群がるマスコミのせいで身動きができないユナを連れ出してハドゥロク里まで一緒に来る。
そんな中、直売市場が行われる当日にユニがギックリ腰になってしまう。
みんなが出かけて、ユナと2人っきりになり気まずい雰囲気に。
一方、バーのママがスヨンを訪ねてやってくる。
彼女は50億ウォンの存在を知って折半しようと持ちかけ、お金が見つかるまで同居すると言い出す始末。
ちょうどスヨンの同性愛を疑っていたハンチョルは、スヨンとバーのママの決定的な瞬間を目撃してしまう。
- 第13話
リンゴが売れず困っているハドゥロク里の住民たち。
里長であるユニは、のど自慢大会に参加して司会者に食べさせPRしようと提案する。
オーディションの結果、サンウンが選ばれるが不慮の事故によりケガをして参加できなくなってしまう。
住民たちが戸惑う中、ヒョクはユニが歌うことを提案する。
一方、酒を飲んで一夜を共にしてしまったサンドゥクとミヨンだが、お互いに思いを寄せていることを確認したサンドゥクは母親に結婚したい旨を伝えようとする。
しかし、ことごとくタイミングが悪く、ついには母親が倒れてしまい自分の気持ちを伝えることができない。
またサンウンの父インギには意外な過去があった。
かつて毒蛇たちとバンドを組んでおり、ミンギが幼い頃に山で目撃した憧れの対象は彼だったのだ。
- 第14話
徐々にミンギに対して心が傾いていくユニは、のど自慢のダンスの練習がうまくいかず、ユナと比較されて不機嫌になる。
またミンギが優しくした結果、息子のミンホが家族の絵にミンギを描いてきたことで、自分たち親子に構わないでほしいと告げる。
しかしミンギには何が悪かったのか全く分からない。
一方、体調を崩して倒れたスヨンを家まで送り届けたハンチョルは、心配のあまり回復するまで泊まりこみ、徹夜で看病する。
その甲斐があってスヨンの調子はよくなったがハンチョルにうつってしまう。
責任を感じたスヨンがおかゆを届けると、ハンチョルは大喜びする。
そんな時、ギジュンの母親がやってくる。
ギジュンが公務員試験の勉強中だと信じているため、ミンギとヒョクは懸命の芝居で乗り切ろうとするのだが…
- 第15話
ユニとホングが畑仕事をしようとしていたところに、ある男性が現れる。
それはミンホの父親であるイ・ヒョンソクだった。かつて成り行き上、ミンホの存在を明かせないまま別れてしまった事情を、みんなが知ることになる。
ユニが心配で仕方がないミンギは、ユナに不審がられるほど気にかけるのだが、同情や哀れみは要らないとユニに拒絶される。
またウワサ好きのスンブンが、ひょんなことからインギと一緒に冷蔵室に閉じ込められてしまう。
寒さに震えて眠ってしまったインギを抱き締めているところをギジュンとファランに見られて、いつもとは逆の立場になり事実とは違うウワサを流される始末。
ギジュンは、この時とばかりに今までの借りを返す勢いで、あることないこと言いふらすのであった。
- 第16話
冬の間やることがないため、ユニは都会の人に農村体験をさせる事業を思い付く。
ところが普段どおり各家庭でのトラブルが絶えず、体験に来た家族は怒りのあまり途中で帰ってしまう。
ハンチョルはスヨンを看病していた時に部屋で見たデザイン集を業者に送り洋服にしてもらっていた。
そのことを内緒にしてスヨンを誘い出し、出来上がった洋服を売りに出かける。感動と感謝のあまりスヨンはハンチョルの要求に応じて、ほおにキスをするのだった。
一方、イ・ヒョンソクの話を小耳に挟んでいたミンホは、ユニの部屋から演奏会のチケットを見つけ出す。
そして演奏会の当日に学校を休み、1人でソウルの会場へと向かうことになる。
本人と顔を合わせたミンホは自分の父親なのかと問うのだが…
- 第17話
ハンチョルはギジュンからキスをするようあおられ、そのことで頭がいっぱいになってしまう。
しかし、なかなか言い出すことができないため、どさくさに紛れてキスをしようと考え一緒に酒を飲むことにする。
そこで、つい自分の頭の中の言葉を口走ってしまい、スヨンからあきれられる始末。ギジュンは靴のひもが切れたため不吉な予感を抱くのだが、その日はファランが薬草を売りに行くのに同行する。
その帰り道、1人で家に戻っていたギジュンの前には血相を変えてファランと、それを追う男たちの姿。
ファランは不法滞在者の取り締まりから逃れようと走っていたのだった。
一方、白菜の価格が暴落したため、ミンギたちはどうすることもできず、とりあえず腐らせないよう集落の人と収穫するしかなくなってしまう。
- 第18話
養育費を払うから、ミンホと自分の関係を口外しないでくれと頼むヒョンソクの言葉を耳にしてしまったミンギは、演奏会の現場にヒョンソクを訪ねる。
いきなり殴りかかったミンギは通報されて捕まってしまう。
一方、自称バンドのマネージャーであるサンウンは、ミンギたちに改名を提案する。
そしてモダン・ファーマーという名前に変え、演奏している映像をネット上に流して反応を見るのだった。
そんな中、ハドゥロク里に隕石が落ちる。
売れば大金が手に入ると知った人々が集まってきたため、ミンギはいても立ってもいられなくなる。
大急ぎであちこち掘り始めるのだが、誰かが50億ウォンを掘り出してしまう可能性があるため、スヨンたちも加わることになる。
ところが、そこで50億ウォンを埋めた議員の補佐官にバッタリ出くわす。
- 第19話
ユナの紹介で以前に解雇された事務所と契約できることになったミンギたちは、大急ぎで駆け付けて代表と面会することになる。
ふに落ちない何かを感じていたヒョクだったが、ひょんなことから以前のように代表とユナの秘密の話を聞いてしまう。
かつてヒョクが代表を殴ってクビになった事件と違い、今回はミンギの耳にも入るのだが話は意外な展開へと進んでいく。
一方、議員の補佐官は見張りを続けるミンギたちに業を煮やし、ついに力づくで畑の白菜をどかそうと試みる。
拳銃で脅し50億ウォンを掘り出させて喜んだのもつかの間、居場所をつかんだ議員が現れミンギたちともども捕らわれ、まとめて連れさらわれる始末。
ところがサンドゥクの祖父ドゥクチュルの手によって危うく難を逃れる。
- 第20話【完結】
ハンチョルが末期がんで先が短いことを知ったスヨンは、“死ぬ前にやることリスト”を改めてクリアしようと考えハンチョルとデートを続けるが、やはり入院して治療してほしいと思うようになる。
ハンチョルがすっかり腹を決めて髪をそりに入った理髪店の前で涙を流すスヨンは、そこで担当医から奇跡が起こったとの驚くべき話を聞くことになる。
一方、サンウンが撮っていた50億ウォンの事件映像がニュースに流れることで、注目を浴びることになったミンギたち。
契約したいという会社まで出てきて、とうとう再デビューの夢がかなうことになる。
ところが1年後、ユニはヒョンソクの誘いを断ってミンギと結婚したが、ミンギは泣かず飛ばず。
そんな中、マグロがもうかるというニュースを見て、再びミンギの目が輝くのだった。