「輝くロマンス」のあらすじ

各話あらすじ

第110話



キム運転手が現れたという知らせを聞いたユンナとギジュンは急いで駆けつける。

テリもキム運転手に会うために、テシクに運転させて出かける。マルスクはテリの弱みを握り、勝手気ままにふるまう。

テリの会話内容を聞いたテシクは口を挟もうとするが、黙って運転しろと言う。

現場に到着したユンナは、キム運転手が車に乗せられるところを見て、さらに車で追う。

チェリはビンナが何か秘密を握っているのではないかと思い、不安に駆られる。

ボンパルはチェリに電話をかけ青雲閣に来いと呼び出す。

すぐに来ないとジェイクに会いに行くと脅迫するが、チェリは死んでも行かないと言い張る。

サンウクとビンナの婚約式が開かれ、ハジュンは悲しみに暮れる。



第111話



デプンは子どものことを話し合おうとスンオクを呼び出すが、ジェイクが現れて動揺する。

3人で席について話していると、突然カメラマンとテリが入ってくる。

テリは不倫の現場を押さえたと思い込み、どなりながら部屋に入り、スンオクたちをあきれさせる。

テリの失礼な態度にジェイクは激怒する。しかしテリは謝ることはなく、むしろ疑われるようなことをしたスンオクが悪いと言い返す。

テリはキム執事のせいで恥をかいたと腹を立てる。

スンオクはエスクにチェリの結婚は白紙に戻したと、エスクに言う。

エスクは自分のせいでチェリとハジュンの結婚が台なしになってしまい慌てる。

ジェイクはチェリにハジュンとの結婚は諦めろと説得し、親が決めたことだから納得するように促す。



第112話



ジェイ・チョンのワークショップに出かけたハジュンは、ビンナと2人きりになり、これまでビンナ一筋で愛し続けてきたことを告白する。

サンウクたちは、救急に協力を要請し、いなくなったハジュンとビンナを捜す。

夜が明けてハジュンとチェリが捜索に出ると、山で肩を抱いて眠る2人を見つける。

窮地に追い込まれたエスクは、またさらなる悪行を企て、ユン女史の部屋で盗みを働こうとする。

誰もいないはずの部屋から物音がしたのを怪しく思ったジェイクとスンオクは、ユン女史の部屋に駆けつける。

エスクは隠れる場所がなく困り果てた末、エスクがユン女史を恋しく思って泣いていたと言ってウソをつく。

ジェイクには、すぐ芝居だと分かり、エスクを部屋から出て行くように諭す。



第113話



青雲閣の後継者になろうとするビンナに、エスクは妨害工作を企てる。

味覚を失ったビンナは、サンウクと一緒に病院を訪ねる。

医者による診断はストレス性のもので神経系の疾病だと言うが、サンウクは日頃、摂取している食品に味覚を失う成分が入っている恐れがあるため、ビンナに心当たりはないかと尋ねる。

ビンナは以前、キム執事がユン女史のお茶に白い粉を入れていたことと、ユン女史が味覚を失ったことを思い出し、自分も同じ目に遭ったのではないかと考える。

サンウクとビンナはこのまま放っておくことはできないとして、エスクが犯人であるという証拠を探すことにする。

エスクはビンナが味覚を失ったことを知り、料理人としての生命は終わったと嘆く。



第114話



テシクがハジュンの自宅前でチェリの動画を見ていると、通りがかったハジュンがチェリの秘密を知ってしまう。

ハジュンは携帯を取り上げ、チェリがキム執事の実の娘なのは本当なのかと問いただす。

ハジュンはチェリがジェイクの娘ではないことを初めて知る。

チェリは慌ててテシクに電話をかけると、ハジュンが電話を取ってしまう。

チェリはテシクだと思い込み、どなり散らすが、電話に出たのがハジュンだと知り慌てる。

ハジュンはチェリを呼び出し、チェリがすべてウソで塗り固められていたことを知って責める。

味覚を失ったビンナはヨンドゥを助手にして、新メニューコンテストの準備に励む。

サンウクはビンナのために、エスクを捜すためのビラを作る。



第115話



ギジュンは郊外の保育園でユンナを預かっていると連絡を受けて駆けつける。

ユンナは保育園の近くで倒れていたところを助けられたと言うが、なぜそこに倒れていたのか当時の記憶がまったくない。

ユンナはギジュンの顔が見られて喜ぶ一方、ギジュンはユンナの体が心配で病院に連れて行こうとする。

ビンナがジェイクの実の娘であることを皆が知り、同時にチェリはキム執事の娘であることが明らかになる。

そのことを知ったテリは怒りを爆発させる。

多くの人の前で真実を公表されたチェリは、追い出されるくらいなら、自分から出て行くと言って荷物をまとめる。

そして、なぜ自分を産んだのかとエスクを責める。

そんなチェリをエスクは最後まで諦めるなと叱りつける。



第116話



テリはユンナに留学することにして外国に行けと言って航空券を渡す。

ユンナはテリの目の前でギジュンと別れる約束をする。

ユンナは素直に従うふりをするが、内心、テリへの強い復讐を誓う。

ユンナはテリから商品券をもらったとウソの話をすると、ギジュンはテリがユンナを嫁として認めたものだと思い喜ぶ。

ギジュンは週末に開かれるデプンの出版記念パーティーにユンナを招待する。

ビンナは青雲閣の書類を見て不自然な部分を発見し、ハジュンに相談する。

エスクは調理場長とビンナが話しているのを見て不安に思い、以前の約束を忘れていないか念を押す。

ユンナはテリへの復讐のための準備を終え、ついに父親の恨みを晴らすべく多くの人の前でテリへの復讐を実行する。



第117話



ビンナと家に戻ったユンナは、出版記念パーティーでチェリへの復讐を実行に移したことは決して後悔しない、亡くなった父親の恨みをこうでもして晴らすことができてよかったと言う。

ビンナはユンナの今までの苦労を思い慰めつつも、1人で重荷を背負って万が一のことがあったら大変だったと叱る。

ユンナはビンナが愛しているハジュンはテリの娘だから、ハジュンからも将来、ひどい目に遭うかもしれないと心配する。

ビンナは自分の父親を死なせたのがハジュンの母親だなんて信じられないと泣く。

その様子を見ていたエスクは驚き、持っていた盆を落としてしまう。

ギジュン、ユンナが捜し回っていた人は母さんじゃないだろと聞くがテリは精一杯否定する。



第118話



ギジュンは苦しみながら逃れるように、浴びるように酒を飲む。

デプンはユンナの話はすべて事実なのかと秘書に話す。秘書はキム運転手の妻を捜し出し、テリがお金と引き換えに事故のことを口封じしたことや口座を追跡して証拠をつかんだことをデプンに報告する。

ハジュンは必死で否定しようとするハジュンを叱り、デプンはできるだけ外に漏れないようにと秘書に頼む。

テリは言い訳をしながら必死に許しを請おうとするが、デプンはこれまでテリが人を死なせておきながら、何ごともなかったように暮らしていたことを責める。

そして、Jグループの会長の妻が殺人犯だと分かったら、会社や子どもたちの将来はどうなるのかと問い詰める。

ハジュンはテリにあきれ、テリは何も言えなくなる。



第119話



ジェイクは、エスクがこれまで犯した悪行に関する証拠を集め、青雲閣の売却しようとしているエスクを警察に差し出す。

エスクは何かの誤解だと言ってごまかそうとするが、無理だと分かると謝り倒し、どうにかして許してもらおうとする。

エスクが社員たちの前で連行され、チェリはエスクの姿を見て、ぼう然とたたずむ。

エスクはパトカーに乗り込む前に具合が悪くなったように装い、警察官の隙を突いて逃走する。

デプンはテリに対する怒りが収まらず、離婚しようと申し出る。

会社か妻かを選ぶなら、会社を選ぶとデプンが言い切ると、テリは深く傷つく。

ユン社長の遺言が発表され、ジェイクの一家は各自、財産を相続するが、青雲閣の経営権一切はビンナが継ぐことになり、チェリはショックを隠しきれない。



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