「君の声が聞こえる」のあらすじ
各話あらすじ
- 第1話
【君の声が聞こえる】
人の心を読む能力を持つ高校生スハは、初恋相手のヘソンの行方を捜し続ける毎日を送る。
その一方、やる気もなく稼ぎも少ない弁護士となっていたヘソン。
安定した収入を得るために国選事件を専門に担当する国選専担弁護士の面接試験を受けたヘソンは、そこでインパクトを与えようと高校を退学になった過去を語り出す。
高校時代、ヘソンは同級生ドヨンの目に花火を当てたという疑いをかけられてしまい…。
- 第2話
【会いたかった人】
晴れて国選専担弁護士となったヘソン。面接会場で出会ったグァヌと共にベテラン弁護士サンドクのいる事務所に配属され、スハのクラスメートであるソンビンの殺人未遂事件を担当することに。
しかしその事件の担当検事が10年前に自分と母を家から追い出したドヨンだと知り衝撃を受ける。
新聞記事からついにヘソンの行方を突き止めたスハは大喜びするが、ソンビンの無罪を信じず邪険にするヘソンの姿を見て失望する。
- 第3話
【忍び寄る影】
ヘソンはスハに説得され、殺人未遂で起訴されたソンビンの無罪を証明しようとするが、ドヨンが証人として召喚した被害者に虚偽の証言をされて危機に陥る。
ドヨンに「国選にしては頑張った」とバカにされたヘソンは、恥をかいたとスハに当たり散らすが、母チュンシムに一喝され奮起一番、無実の証拠を探すためにグァヌの提案で現場調査に乗り出す。
そんな折スハは10年前に自分の父親を殺したジュングクが出所したと知り…。
- 第4話
【10年前の約束】
ヘソンにメールを送り続けていたのはジュングクだと気づいたスハ。
へソンの家へ駆けつけるが、家には別人の携帯が置かれていただけだった。
スハは警察にジュングクを見張るよう要請するが、まともに取り合ってもらえない。
その頃ヘソンは双子による強盗殺人事件の弁護をグァヌと共に任され、再度ドヨンと対決することに。
一方スハは奉仕活動をするジュングクに名前を偽って自ら接近するが、翌日ジュングクに呼び出される。
- 第5話
【それぞれの想(おも)い】
ヘソンはついにスハが10年前の少年だと思い出し、ある誤解をきっかけにスハと一緒に暮らし始める。
一方ジュングクはヨンジュ市を離れ、ヘソンの母チュンシムに接近していく。
チュンシムがヘソンに見合いをさせようと計画を立てる中、ヘソンはグァヌにひかれていく自分に戸惑っていた。
そんなヘソンの様子を見守ることしかできないスハは、ヘソンにせがまれて双子の事件の真相究明に協力する。
- 第6話
【弁護士の資格】
双子が実は共謀して殺害したという事実をスハに聞かされて衝撃を受けるヘソン。
それでもなんとか気を取り直し、ヘソンは双子の罪を明かすために「作戦がある」と言うドヨンに嫌々ながらも会いに行く。
一方チュンシムの店で働き始めたジュングクは「お前らを忘れずに生きる」と電話で告げてスハを挑発する。
そんな中ヘソンはグァヌと映画を見に行くことになるが、スハが拳銃を盗んだという警察からの電話を受け…。
- 第7話
【悪夢の予感】
悪い夢を見たというチュンシムの話を聞いて心配するヘソン。
今までチュンシムの夢は外れたことがないからだ。
その翌日ヘソンは、古新聞を集めて生計を立てている老人の弁護を任されるが、折り合いが悪く結局グァヌと交代することに。
懸命に老人の弁護をするグァヌを助けたいと思い、ヘソンはスハに協力を求める。
一方、ジュングクの行方を追っていたスハはついに居場所を突き止める。
- 第8話
【真実の行方】
ヘソンの母チュンシムを殺害した疑いで起訴されたジュングクは、弁護人にグァヌを指名する
。
拒絶するものの結局弁護を引き受けるはめになり苦しむグァヌだったが、ジュングクの気持ちを聞き無罪を主張することを決める。
ヘソンはジュングクの弁護に最善を尽くすグァヌにショックを受け、ジュングクを野放しにしないよう、ドヨンの自宅を訪れ頼み込む。
そこで、10年ぶりに再会したドヨンの父からアドバイスを受けることになるが…。
- 第9話
【聞けなかった声】
証拠不十分で無罪を宣告されたジュングクを、ドヨンは再び証人にダルチュンを立て控訴しようとするが、父デソクに事件から手を引くよう言われてしまう。
一方スハはヘソンのもとから姿を消し、ジュングクの釈放に備えて着々と準備を進めていた。
スハを捜すヘソンは、ソンビンからスハがナイフを隠し持っていたことを聞き、スハの後を追う。
そしてスハは、ついにジュングクの待つ場所へ向かうのだが…。
- 第10話
【再会】
1年ぶりにスハと再会したヘソン。しかしスハは記憶と心を読む能力を失い、ジュングクを殺害した犯人として警察に逮捕されていた。
ヘソンはスハの弁護人となり、スハの無罪を勝ち取ろうと不利な状況下で奔走する。
そんなヘソンのもとへ国選専担弁護士を辞めたグァヌが現れ、協力を申し出る。
グァヌはスハの裁判を、陪審員の感情に訴えることのできる国民参与裁判にしてはどうかと提案する。
そしてついにスハの裁判が始まる。