「剣と花」のあらすじ
各話あらすじ
- 第11話
王女とクムファ団は、ヨン・ジョンモと組んで淵蓋蘇文を討とうとしたが失敗に終わる。
淵蓋蘇文は自ら大莫離支(テマクリジ)という新たな官職に就き、軍・人事・国政すべての権力を握って王を無力化させた。
数年間、武術の鍛錬を積んだ王女は、大莫離支直属の情報機関である趙義府(チョイブ)に男のふりをして志願する。
- 第12話
男装した王女は、狙いどおり趙義府に採用された。
だが国王ジャンは、王女だと見抜く。
趙義府の総官ヨン・ナムセンは、異母兄である副総官ヨンチュンに「淵蓋蘇文の長男」の座を奪われ、対抗意識を燃やすのだった。
- 第13話
趙義府の副総官ヨンチュンは、新人のソ・ムヨンを王女ではないかと疑うが証拠をつかめずにいた。
王女は淵蓋蘇文を討つため、国王ジャンと手を組む。
新たな大対盧の座を巡り、淵派の大臣やヨン・ナムセンらがしのぎを削るなか、自己アピールの一環として淵蓋蘇文の功徳碑を建てようとしたヤン・ジヌクが、除幕式で死体となって見つかった。
- 第14話
クムファ団は趙義府の地下牢に火を放ち、収監されていたソサボン団長を脱獄させた。
廃王の残党の本拠地情報を得たナムセンは、部下を引き連れて乗り込むが、わなにかかったことを知る。
王女は現場に来たヨンチュンを斬ろうとするが躊躇し、逆に彼をかばって矢を受けてしまった。
- 第15話
クムファ団のわなにかかったナムセンは、責任を問われ趙義府の副総官に降格となる。
代わりにヨンチュンが総官となった。
ソ・ムヨンが女性と知ったナムセンは、彼女を使ってヨンチュンの弱みを握ろうとする。
ヨンチュンは、王女と判明したムヨンを説得して逃がそうとするが、彼女は復讐をやめようとしない。
- 第16話
王女を救出するため、クムファ団はヨンチュンの母親を拉致した。
人質交換要求を受けたヨンチュンは、1人で王女を連れて出る。
だがクムファ団は約束を破り、ヨンチュンを捕らえたのだった。
失望した王女は、ヨンチュン母子の救出に向かう。
他方、淵蓋蘇文はナムセンから、ソヒ王女が趙義府に潜入していたことを知らされた。
- 第17話
王女は、ヨンチュンが3年前に自分の逃亡を助けていたことを知り衝撃を受ける。
ヨンチュンは、クムファ団との内通の疑惑を払しょくするため、モソルとの縁談を受け入れた。
反乱計画を変更した王女は、国王ジャンの協力のもと、自ら淵蓋蘇文を斬る機会を得た。
だが、とどめを刺す前にヨンチュンが現れ、妨害される。
- 第18話
淵蓋蘇文の暗殺に失敗した王女は趙義府に追われるが、ヨンチュンの助けにより逃亡に成功する。
だが結局は、ヨンチュンの母親をかばって捕らわれの身となった。
母親はナムセンに殺されてしまう。
クムファ団との関係を疑われたヨンチュンは、疑念を晴らすため王女を拷問しなければならなくなる。
- 第19話
淵蓋蘇文は王女に死刑を言い渡すが、「ヨンチュンを悲しませたくない」と本心をほのめかす。
チャン教官らの手助けにより、王女は牢から脱出した。
父に見放されたナムセンは、国王ジャンや大臣らを抱き込んで謀反の準備を始める。
王女に淵蓋蘇文を殺させて即位させ、自らその夫になるという企てだった。
- 第20話【完結】
ナムセンは閲兵式の場で反乱を起こす。
だが王女は淵蓋蘇文を刺さず、血で血を洗う復讐劇の終わりを告げて自害しようとした。
それを、瞬時に阻止したヨンチュン。国王の裏切りを知り、激怒したナムセンは王女を刺そうとする。
身を挺して彼女を守ったヨンチュンは致命傷を負ってしまった。
それを見た王女は、わざとナムセンに刺され、ヨンチュンに寄り添うようにして息絶えたのだった。