「剣と花」のあらすじ
各話あらすじ
- 第1話
高句麗の栄留王は、国を脅かす唐への対応や世継ぎの人選を巡り、淵蓋蘇文(ヨン・ゲソムン)将軍と対立している。
淵蓋蘇文の庶子ヨンチュンは、初めて父との面会を果たすが冷たく突き放される。
王女ムヨンと出会い、王宮武士になるという野望を抱く。
- 第2話
栄留王と淵蓋蘇文将軍との溝は深まり、穏健派の大対盧へ・テスが暗殺される。
新大対盧には淵将軍の側近が選出されたが、王側に寝返った。
王宮武士に応募したヨンチュンは、最終試験の最中に海で溺れかけるが、王女ムヨンに助けられ首位で合格する。
- 第3話
淵蓋蘇文将軍の側近は、太子と王女を消すため刺客を送り込む。
王宮武士となったヨンチュンが刺客の動きを察知して2人を守ったが、父である淵将軍をかばうため、王室には暗殺未遂について隠し通した。
逆に、以前ヨンチュンが人質を殺したことがばれ、斬首刑を言い渡されてしまう。
- 第4話
真相を知った王女は、ヨンチュンを救うため奔走する。
だが王は、淵蓋蘇文の息子を死刑にする意志を変えなかった。
結局、ヨンチュンは斬首刑ではなく絞首刑に処されてしまう。
一方で淵蓋蘇文は、王族のジャンを味方に引き入れようと画策していた。
- 第5話
ヨンチュンは絞首刑に処されたが、ジャンの小細工により一命を取りとめた。
父である淵蓋蘇文から、王室との縁を切るよう迫られたが拒む。
一方、涙に暮れていた王女は、ヨンチュンの生存に気づき希望を抱いた。
クムファ団のシウは、淵派の謀反計画の盗聴に成功した。
- 第6話
謀反の動きを知った王室は、太子冊立式で淵派を一網打尽にする計画を立てる。
だが、王女を守るためにヨンチュンが王宮に侵入し、淵派の計画を妨害した。
一方、陰謀により王子が落馬して重傷を負い、冊立式自体が延期となる。
ヨンチュンの身を案じる王女の元へ、彼本人が現れた。
- 第7話
冊立式での謀反を妨害するため王宮に侵入したヨンチュンを、ジャンと王女がこっそり脱出させた。
淵蓋蘇文はヨンチュンに、閲兵式での謀反に加勢して王女の首を取るよう求める。
落馬した王子に回復の見込みがないため、栄留王は別の後継者を立てることにした。
王の甥である王室護衛隊長ジャンが本命と考えられていたが、王が指名したのは、なんと王女だった。
- 第8話
閲兵式の日に淵蓋蘇文が反乱を起こし、王と王子をはじめ穏健派の貴族ら百名以上を殺害した。
王の後継者になり損ねたジャンが淵派側に寝返ったことが、謀反の成功を決定づけた。
一方、王女を救うため、父に従うふりをして王宮に来たヨンチュンを見て、王女は裏切られたと憤慨する。
- 第9話
王の殺害現場に来たヨンチュンは、淵蓋蘇文の喉元に剣を突き付けて王女たちを逃がす。
王女は山に逃げたが、崖から川に転落してしまう。
元クムファ団員である傘職人により命拾いした王女は、卒本へ行き、クムファ団員との接触を図る。
一方、淵蓋蘇文は栄留王の罪をねつ造して謀反を正当化し、ジャンを王位に就かせた。
- 第10話
卒本でクムファ団員と再会した王女は、偽装工作により淵蓋蘇文やヨンチュンに自分は死んだと思い込ませる。
そして自ら、今後はムヨン(無影)と名乗ることを宣言した。
淵蓋蘇文を討つため、彼を恨むヨン・ジョンモと組むことにする。
かたや王女の死により自分の無力さに絶望したヨンチュンは、力を得るため淵家に戻ることを決意し、父・淵蓋蘇文の護衛役となった。