「オフィスの女王」のあらすじ
各話あらすじ
- 第1話
【ミス・キム ビギンズ】
“醤(ジャン)”業界トップ企業、Y醤グループきっての有能な正社員ギュジクは、MBA研修を終えて米国から帰国する機内でミス・キムと名乗る謎の女に出会う。
チープな服装にもかかわらずファーストクラスに乗る彼女に興味を抱くギュジク
。会社に戻ったギュジクはマーケティング営業部の新チーム長となり、ギュジクの同期でこれまでチーム長だったジョンハンは営業支援部のチーム長に格下げされる。
そして、就職難民のジュリは派遣会社の紹介でY醤の面接を受け、採用されることに。
そんな中、特別雇用の契約社員としてミス・キムが現れる。
- 第2話
【味噌とクソの差】
マーケティング営業部に新入社員が入り、ギュジクの後輩ビンナがその下に配属される。
何でもできてしまうミス・キムにライバル心を燃やすギュジクは、自分の営業手腕を見せつけようと、得意先のスーパーへの営業にミス・キムを補佐として連れて行くことに。
だが、その店でもミス・キムは伝説のレジ係として知られ、店長も崇めるほどだった。
大量の仕事を命じられ困っているビンナをジュリが手伝うが、ビンナのミスで注文数が誤って打ち込まれ、スーパーは大混乱に。
ギュジクは謝ろうとするジュリに対し、契約社員は仲間ではないと突き放す。
- 第3話
【1%の友情】
Y醤ではライバル社への対抗策として、ジョンハンがテレビ番組で見たという蟹さばきの達人を呼んで、ケジャン(※)ショーを行うことで自社の醤油を売る「ケジャン直売プロモーション」を進めることに。
ギュジクとジョンハンは早速、達人のもとを訪ねるが、夜逃げして連絡がつかない状態。
だが、ジュリが偶然トラックで営業中の達人を見つけ、なんとか交渉に漕ぎ着ける。
そして、その達人もかつてミス・キムと一緒に仕事をしていたのだった。
企画は注文段階から好評を呼ぶが、達人を乗せてトラックを運転していたギュジクが事故を起こし…。
※ケジャン:蟹の醤油漬け
- 第4話
【世界一優しい上司】
ミス・キムの家を訪ねたジョンハンは、ギュジクが彼女を殴ろうとしていると勘違いして、逆にギュジクを殴ってしまう。
翌日、ジョンハンはケジャンショーのお礼がしたいとミス・キムを引き留めるが、用意したプレゼントをなかなか渡すことができない。
一方、飲み会で企画のアイデアをク代理たちに褒められたジュリは、企画案をまとめてみることに。
だが、徹夜のため会社で居眠りし、会議に必要な資料をまとめる仕事を忘れてしまう。
資料を急いでまとめなければならない中、ミス・キムとギュジクは資料のホチキス留めの速さを競うことに…。
- 第5話
【傷を隠して出勤せよ】
公園でギュジクがミス・キムにキスをするのを目にし、ショックを受けるジョンハン。
翌日、何事もなかったような態度のミス・キムに比べ、ギュジクは妙に意識してしまう。
なぜ彼女にキスをしてしまったか理由がわからず、ノリだと言うギュジクに、ジョンハンはなぜか腹が立つ。
そんな中、ロシアの企業との打合せを任されたギュジクはミス・キムに補佐を頼む。
そんなギジュクの様子からジョンハンは、ミス・キムの前でいいところを見せようとする彼の思いを察する。
ロシアの企業との交渉は条件が合わず難航し、ミス・キムは業を煮やして…。
- 第6話
【給料はどこに消えた】
初月給が入るも学資ローンが引かれ、残高を見て絶望するジュリ。
そんなジュリのもとに母親から入金があり、ブランドもののコピーだが一流の会社に就職したのだからとバッグが届く。
母の優しさに励まされるジュリだが、テレビショッピングの準備でトラブルがあり、本物の商品とコピーを比較するコーナーでジュリのバッグを貸すことに。
だが、収録中にバッグを壊されたジュリは、我慢できず収録に乱入。
おかげで商品は売れず、Y醤の紅酢の放送枠も撤回すると言われる。
今日販売する商品を完売させれば枠はくれるという話を聞いたミス・キムは…。
- 第7話
【彼らのプライド】
休日の納骨堂で偶然遭遇するミス・キムとギュジク。
帰りの電車も一緒になるが、しつこく話しかけてくるギュジクをミス・キムは冷たく突き放す。
一方、手当以外はもらわないと言い、渡した贈り物を返そうとするミス・キムに、ジョンハンは個人的な贈り物だからと話す。
そんな中、コピー機が壊れ、使っていたジュリの責任に。
ミスばかりで契約更新も危ういと言われたジュリは必死で皆の小間使いをするが、そのことで契約社員仲間から非難を浴びる。
そんな中、大学時代の友人に再会したジュリは、高給をもらえるという彼女の会社に誘われ…。
- 第8話
【社内恋愛しているのは誰?】
熱を出したミス・キムを気遣うギュジクだが、決して助けを借りようとしないミス・キム。
一方、ジョンハンに励まされたジュリはジョンハンが気になるように。
そんな中、社内で付箋メモを拾ったジュリは、メモの内容から部署内で誰かが社内恋愛をしていることを知る。
契約満了を前にしたポンヒは部長から再契約の約束を受け、安心する。
実はポンヒは妊娠しており、相手は同じ部のク代理だった。
契約更新のため妊娠を隠す2人。
そして、社内スポーツ大会当日。
体調が悪いというポンヒに代わってミス・キムがドッジボールの試合に出ることに。
- 第9話
【人事考課は順調ですか?】
ギュジクとミス・キムが一緒に屋台で飲んでいる姿を目にし、2人の関係を怪しむビンナ。
社内では、社員同士で互いに評価する人事考課の時期になり、皆、奇妙な雰囲気に。
ジョンハンはファン部長に呼ばれ、コ課長に退職勧告が下されていることを伝えるように命じられる。
ジョンハンとギュジクはコ課長を守ろうと、人事考課をあげてやる方法を考えることに。
そんな中、ライバル社に対抗し、高級志向の商品企画案を出すよう社長命令が下る。
コ課長が昔、商品化を考えたことがあるという高級塩、煮塩(チョヨム)を企画案で出すことにするが…。
- 第10話
【コ課長の時計は逆に回る】
ギュジクとジョンハン、ミス・キムの3人は煮塩の生産者に交渉しに行き、島に泊まるハメに。
ミス・キムを挟み、奇妙な感情が湧くギュジクとジョンハン。
社に戻ると早速煮塩の企画案を進めることにし、ミス・キムはコ課長の市場調査に同行することに。
だが、コ課長は市場で懐かしい知人に出会い、飲んで寝てしまう。
煮塩生産会社の会長が会社に契約のため来ることになり、ジョンハンはファン部長に煮塩はコ課長の企画案で、支援部に必要な人材だと残留を懇願する。
だが、部長からコ課長をどう思うか問われたミス・キムはお荷物だと答える。