「ハッピーエンディング」のあらすじ
各話あらすじ
- 第21話
父親にがんのことを知られたことで、ドゥスは父親に手紙を書く。
ナヨンはオーストラリアから来たイ・ソンフンをドゥスに紹介する。
ソンフンからしてみたら、まるで交際している女性の父親に会うような雰囲気だった。
一方、高利貸しに200万の負債があるグムハとテピョンは、高利貸しに呼ばれて、3日以内に完済しないと、家に乗り込むと脅される。
ブックカフェをオープンしたソナは、客に理不尽なクレームをつけられ、飲み物代をただにしてしまうのだが、グムハは納得できない。
そして、ドゥスの病状がさらに悪化し、主治医のジェホはホスピタルへの入院を勧める。
しかし、ドゥスは家族のそばにいたいと意地をはる。
就職ができないテピョンは、借金の返済のために、日雇いの労働を始め、ドゥスはそんなテピョンの仕事場へ行き、テピョンの悩みを聞く。
そんな中、エランはブックカフェの開店祝いに訪れ、ソナはナヨンのことやナヨンの父親のことを聞き・・・。
- 第22話
ドゥスを喜ばせるために何とか就職したテピョン。そんなテピョンのためにグムハは5社も面接で受かった人から運をわけてもらうおうと、パンツを借りて、テピョンにそれをはかせる。
一方、病状が悪化し身動きがとれなくなったドゥスはホスピスへの入院を決心し、誕生日を迎える。
そんな中、ナヨンがドゥスの娘であることを確信したソナは、夫が死にかけているのに嫉妬する自分にあきれながらも、ドゥスを問い詰めることはせずにナヨンにも温かく接する。
ドゥスが入院しているのに男とデートをしようとするウンハに、グムハは腹を立てるが、ウンハのデートの目的は、早くいい人を見つけてドゥスに紹介するためだった。
ナヨンは、自分の存在をドゥスに打ち明けてしまったために、ドゥスとの関係がぎくしゃくしてしまったエランに謝る。
エランは会わなくてもお互いに気持ちは理解しているとナヨンを慰める。
そして、死が近いことを実感したドゥスは、家族たちがお見舞いに来た時に、自分の葬式について希望を話す。
- 第23話
入院したドゥスに会いたくなったジミンは、貯金箱からお金を出してタクシーでドゥスが入院している病院へ向かう。
そんなことを知らないグムハは、ジミンを捜すために走り回る。
一方、ナヨンにプロポーズを受け入れてもらったソンフンは、暇さえあればエランの店で夕食を取りながら、エランの家族を楽しくする。
そんな中、朦朧としたまま最期を迎えたくないドゥスは、モルヒネの量を減らしてほしいとジェホに頼むが、薬を減らすと同時に痛みが増すことになってしまう。
ドゥスの死が近いことを知ったエランは、ドゥスが少しでも安心して最期を迎えられるようにするため、ドンハの大学の4年間の学費に相当するお金を渡そうとする。
ドゥスのために司法試験を断念してサラリーマンになったテピョンは、働く家長のつらさを思い知る。
そして、自分と同じ病に苦しむ人たちのために、少しでも役立ちたいと思ったドゥスは、がんの治療研究に自分の体を寄贈することを決めるのだが・・・。
- 第24話【完結】
激痛に耐えかねたドゥスは、痛み止めのモルヒネの投与をジェホに頼みながら、力を振り絞って死にたくないと叫ぶ。
ドゥスに残された時間がないと知らされた家族たちは、すぐに病院へかけつける。
ドゥスは集まった家族に、自分を父親のいる故郷へ連れて行ってほしいと頼む。
ドゥスが死んでから1年後。
ドゥスが家族のために構えたブックカフェは商売が軌道に乗り、安定した収入をソナに与えた。
そして、司法試験に7年も落ち続けたテピョンも見事合格し、検事を目指して研修を始める。
店を手伝いながら詩を書くことに目覚めたグムハは、自分の名前で詩集を出すのだが、それを読んだ店の客に笑われてしまう。
歌手を目指していたドンハもソウル大学に合格し、学業にも専念しながら歌手デビューを果たす。
ジェホからナヨンが妊娠したことを聞いたソナは、エランに連絡を取り、懐妊祝いのプレゼントを渡す。
そして、ドゥスの命日の日、みんなは三陟へ向かうのだが・・・。