「ハッピーエンディング」のあらすじ
各話あらすじ
- 第1話
金持ちの御曹子たちに性的暴行を受け、女子大生が自殺する事件が発生する。
しかし、加害者が財閥であるため、どのテレビ局も報道を積極的に行わない。
そんな中、記者としての使命感が強いキム・ドゥスは、2か月間事件を調べ、真相を報道しようとする。
一方、ドゥスの妻のヤン・ソナは、ドゥスとのなれそめや40歳にして孫ができたエピソードをラジオ番組に送り、演劇のチケットを商品としてもらう。
ドゥスの長女のグムハは、男勝りで人一倍正義感が強く、女子高生たちにカツアゲされていた今の夫のテピョンを助けたことがきっかけで出来ちゃった結婚をするのだが、テピョンは何年も働かずに司法試験の勉強をし、グムハが娘と夫のために毎日働く。
次女のウンハは、やっとの思いでホテルに就職するも、飲み物を運ぶ途中にク・スンジェにぶつかり、プールに落ちてしまう。
ある日、疲労感や腰の痛みが限界にきたドゥスは検査を受け、多発性骨髄種であることが判明する。
- 第2話
20年間仕事一筋だったドゥスは、癌で余命が半年しかないことが分かり、家族と触れあう時間を増やそうとそる。
ドゥスの病気のことを知らない家族は、急に家族に関心を示すようになったドゥスの態度に疑問を持つのだが適当にあしらってしまう。
一方、仲間と設計事務所を経営しているク・スンジェは、劇場のリフォームの発注を受けるために、クライアントである女社長に振り回される日々を送る。ある日、仕事で訪れたホテルで働いていたウンハにとある誤解をされてしまう。
そんな中、何年も司法試験の受験のために働かない夫を支えるグムハは、夫のテピョンの実家に金銭の援助をするためにお金をかき集めるのだが、どうしてもお金が足りなくて加入していた保険を解約しようとする。
しかし、その保険はすでに解約されていた。そして、ドゥスを上司に持つナヨンは、ドゥスへの不満を母親のエランに話し、エランはドゥスが初恋の人だったと打ち明ける。
- 第3話
余命半年と知ったドゥスは、記者協会が与えるスクープ賞の受賞に行こうとせず、局長に正気を疑われる。
ナヨンが取材した内容に中身がないと叱責し、新しいネタを探せと指示したドゥスは、死を体験できる店があると聞きナヨンと取材に向かう。
家族に癌のことを打ち明けるようにとジェホから言われたドゥスは、エランに病気のことを打ち明け、どうしたらいいのか相談する。
ドゥスの病気を知ったエランは、ドゥスと出会ったころを思いながらお酒を飲むのだが、そんなエランにナヨンはドゥスのことが嫌いだと言う。
一方、女社長にホテルの会員を続けてもらうために説得に向かったウンハは、女社長のオフィスでスンジェが開ける扉にぶつかってバッグの中にしまっていた下着を落としてしまう。
そして、母親の法事に子供たちも参加させようとしたドゥスだが、結局妻のソナと2人で行くことになる。
ドゥスは久しぶりに会った父親に病気のことを話せずにいると、父親に健康を大事にしろと言われる。
- 第4話
検査結果が悪かったドゥスは、今にでも治療すべきだとジェホに言われるのだが、仕事があるからと電話を切ってしまう。
飛び降り自殺を試みる現場を通りかかったナヨンは、当事者に直撃インタビューをし、その映像をドゥスに見せるのだが、中身がないからと却下される。
一方、スンジェとウンハは女社長の説得に向かうと、すでにリモデリングの契約は他社と済まされていて、ホテルの会員も脱会した後だった。
ナヨンを絞りすぎたと思ったドゥスは、部下たちと局長を連れてカラオケに行き、酔っ払ったナヨンは、ドゥスに大嫌いだとからんでしまう。
ドゥスは飲み会のあと家族のためにチキンを買って帰るのも、子供たちから疎外されてしまう。
結婚して初めて夫からデートに誘われたソナは、胸を躍らせながら出かける支度をするのだが、ドゥスの知人に不幸が訪れる。
そして、ドゥスが浮気をしているのではと誤解をしていたソナは、家の門の前でドゥスとエランを見かけてしまう。
- 第5話
妻のソナに浮気をしていると誤解されたドゥスは、抗がん剤治療を受けるためにおかゆを作ってほしいとソナに頼むも無視されてしまう。
日頃ドゥスがおかゆを食べないことを知っていたソナは、ドゥスの体調が気になり、おかゆを作って会社へ届けに行く。
するとすでにドゥスは早退していなかった。一方、学年トップの成績を誇るドンハは、踊るところをナリに撮られ、クラス全員に見られてしまう。
ドゥスが抗がん剤治療を受けたことを知らないソナは、早く帰宅したドゥスに夕食も与えず、ドゥスはバイト中のグムハを呼び出して食事をすませる。
家族に煙たがられてもドゥスは自分の死後のことを考え、会社に退職金の前払いを申請する。
それを知った局長はドゥスがスカウトされると誤解する。
そんなある日、死んだ夫の姉たちに、ナヨンが夫の実の娘でないことを理由にまたお金を要求されたエランは、仕方なくお金を渡し、その日の夜、ドゥスに心を打ち明ける。
- 第6話
ジェホはドゥスに仕事を辞めて、癌の治療に専念するようにと言い聞かせるのだが、ドゥスは自分が死んだあと残される家族の生活が心配だと言う。
そして、何とかドゥスを助けたいエランは、ドゥスのために癌に効くと言われる生薬をドゥスに渡す。
ドゥスが浮気をしていると疑っているソナは、家族との距離を縮めようとするドゥスの努力に冷ややかな態度を取る。
そして、ドゥスの携帯にかかってきたエランからの電話に出てしまう。
ソナが極度のストレスと飲酒によって救急センターへ運ばれたことで、ドゥスは癌のことはかくし、会社を早退した日、健康診断を受け、肝臓が悪くて酒をやめたのだとソナに言う。
一方、ドンハのことが好きなナリは、ドンハのダンスの動画を見た芸能事務所から連絡を受け、ドンハが1年前にオーディションを受けたことを知る。
そんな中、ドゥスの部下が暴力団の葬式を隠し撮りしようとして捕まってしまうのだが・・・。
- 第7話
ドゥスに気持ちを受け入れてもらえなかったエランは、友達としてドゥスを助けようとするのだが、ドゥスは、妻を思うとエランの優しさが負担に思えてエランに今後は自分にかまうなと言う。
一方、スンジェに新しいクライアントを紹介するためにスンジェをホテルへ呼んだウンハは、荷台とぶつかりそうになってとっさにスンジェと抱き合ってしまう。
そんな中、ドゥスの着替えを届けに局へ行ったソナは、ドゥスとエランが一緒にいるところを目撃し、エランとドゥスの浮気を確信してしまう。
そして、オーストラリアにいる男性から、しつこくプロポーズのメールが届くナヨン。
ついに社会部の全員に応援を頼むメールが送られてしまう。
ソナが旅行と称して家出をしてしまい、残された子供たちは少ないおかずで食事をする。
それを見たドゥスはみんなを外食に誘うも、誰も行こうとしない。
そして、家出したソナが向かった場所は・・・。
- 第8話
癌による痛みが激痛にかわったドゥスは、ソナの誤解も解けぬままジェホにがんの進行を遅らせる方法をたずねる。
一方、同僚にスンジェを紹介してほしいと頼まれたウンハは、同僚を連れてスンジェのオフィスを訪れるのだが、お金もないのに2人を高級レストランへ連れて行ったスンジェに呆れてしまう。
三陟からドゥスの父親が上京し、ソナはドゥスとは何もなかったかのように振る舞い、ドゥスの父親は、家族と健康を大切にしろとドゥスに言う。
そんな中、オーストラリアに住む男性からのプロポーズを無視し続けてきたナヨンのもとに、今度はその男性から自己紹介の動画が送られてくる。
笑うことが痛みを和らげると聞いたドゥスは、笑い教室に行き、大声で笑う練習法を学ぶ。
自分の協力も拒み、家族に病気のことも話さないでいるドゥスを気に病んだエランは、ソナに連絡をし、ドゥスが癌を患っていることを伝えるのだが・・・。
- 第9話
ドゥスが多発骨髄腫であることをエランから聞いたソナは、詳しいことを知るためにドゥスの主治医であるジェホを訪ねる。
毎日仕事に追われるナヨンは、久しぶりに友達と会い、ドゥスにあこがれてjtbに入社したが、今は後悔していると話す。
友達と会った帰りに、新手の詐欺師に遭遇したナヨンは、彼らとのやりとりを録音し、ニュースにしようとする。
友達のジヒョンに頼まれて、スンジェを紹介したウンハは、スンジェがジヒョンと連絡を取っていないと知り、無理やりお酒の席をセッティングする。
カナダから高校のころの友達が帰国したことで、ドゥスはソナに電話し、帰りが遅くなることを伝えるのだが、ソナはドゥスの気遣いに腹を立てる。
ナヨンは、オーストラリアからのプロポーズの動画にどう対処したらいいかエランに相談するも、結局はどうしたらいいか結論がでなかった。
そして歌手になりたいドンハは、親に黙って芸能事務所を訪れ・・・。
- 第10話
病気のことを隠すドゥスのために、ソナは病気を知った事実をドゥスに伝えずに、1人でドゥスの病気のことを調べる。孤独に病気と闘うドゥスの姿に涙をこぼしてしまう。
そんなことを知らないドゥスは、ソナの機嫌が直ったことを喜びながら会社へ向かう。
父親が体調を崩したことを知り、改めて父親という存在について考える。
一方、夫の命日を迎えエランは、娘たちと夫のお墓参りに行くのだが、そのためにナヨンは会社に遅れてしまう。
ナヨンを会社まで送ったエランは、一緒のところをドゥスに見られ、ナヨンが自分の娘であることを打ち明ける。
休みの日は家で内職をするグムハは、テピョンの携帯に届いた女性からのメールを見てしまい、テピョンを問い詰めるが、テピョンはスパムメールだととぼける。
ドゥスは、週末に家族でピクニックに行く計画を立てるも、みんなに反対され怒りを爆発させてしまう。