「シンイ-信義-」のあらすじ
西暦1351年、高麗時代。新しく即位した若き王、恭愍王(リュ・ドックァン)一行は、チェ・ヨン(イ・ミンホ)率いる近衛隊に護衛され元から帰国。途中、刺客に襲われ王妃が負傷する。あらゆる病を治す伝説の“神医(シンイ)”でなければ命は救えないという侍医の判断を聞き、チェ・ヨンは神医を求めて天界へ繋がる “天の穴”に入り込む。ヨンが辿り着いたのは、2012年のソウル…。そこで、ひょんなことから整形外科医のユ・ウンス(キム・ヒソン)に出会う。彼女を神医と勘違いしたヨンは、高麗へと強引に連れて行く。訳もわからぬまま王妃の手術をしたウンスは、どうにか元の世界へと帰ろうとするが、王命により引き留められ、天の穴も塞がってしまう。さらに、ウンスが握った剣によりヨンが瀕死の重傷を負い……。
各話あらすじ
- 第21話
【第21話】俺のそばに
ウンスは一番安全な場所だからと近衛隊宿舎のヨンの部屋に寝泊まりすることに。
そんなウンスにヨンは、解毒薬を見つけ命が助かる保証ができたら、その時は自分のそばに残ってほしいと話す。
だが、天典寺(チョニン)が襲撃され、培養中の解毒薬を守ろうとしてチャン侍医が命を落とす。
自分のせいだと落ち込むウンスをヨンは慰める。
※天典寺 王の治療を行う官庁
- 第22話
【第22話】震える手
近衛隊宿舎が襲撃に遭い、手術器具が盗まれた上、培養中だった最後の解毒薬がダメにされてしまう。
自分が死んでしまった後のヨンを思い、胸を苦しめるウンス。
そんな中、王はヨンを連れて徳興院がいる征東行省(せいとうこうしょう)に。
だが、キ・チョルが徳興院を擁立して政変を起こし、王を守るため戦うヨンは剣を握る手に異常を感じる…。
※ 征東行省:元が高麗に設置した機関。高麗の政治と軍と政を統括する。
- 第23話
【第23話】好きなものは…
ヨンはウンスの命を助けるため、もといた世界に帰そうとするが、ウンスはヨンを残して戻れば耐えられないと話す。
残された時間、できる限り一緒に過ごそうとするヨン。
一方、キ・チョルはウンスに会うため皇宮に現れる。
そんな中、ウンスは発熱し、毒を飲んで毒を解毒するという危険な方法をとることに。
反対するヨンだが・・・。
- 第24話【完結】
【第24話】開かれた天門
ウンスを連れてこいと要求するキ・チョルに、1対1で戦いを臨むヨン。
その頃、目を覚ましたウンスは、熱も下がり命が助かったことを知る。
だが、ウンスの前にはキ・チョルの手下が現れ、さらわれてしまう。
ウンスが消え、天門へと連れて行かれたと察したヨンは、耐えきれず後を追う。
そして、ついに彼女を見つけ出すが・・・。