「シンイ-信義-」のあらすじ
西暦1351年、高麗時代。新しく即位した若き王、恭愍王(リュ・ドックァン)一行は、チェ・ヨン(イ・ミンホ)率いる近衛隊に護衛され元から帰国。途中、刺客に襲われ王妃が負傷する。あらゆる病を治す伝説の“神医(シンイ)”でなければ命は救えないという侍医の判断を聞き、チェ・ヨンは神医を求めて天界へ繋がる “天の穴”に入り込む。ヨンが辿り着いたのは、2012年のソウル…。そこで、ひょんなことから整形外科医のユ・ウンス(キム・ヒソン)に出会う。彼女を神医と勘違いしたヨンは、高麗へと強引に連れて行く。訳もわからぬまま王妃の手術をしたウンスは、どうにか元の世界へと帰ろうとするが、王命により引き留められ、天の穴も塞がってしまう。さらに、ウンスが握った剣によりヨンが瀕死の重傷を負い……。
各話あらすじ
- 第11話
【第11話】一番大事な人
ヨンと王が作った名簿を奪い、そこに記された人材を殺めていくキ・チョル。
取引としてウンスの名を出され、危険を感じたヨンは彼女を助けに向かう。
キ・チョルの舎弟に、お前の一番大事な人を殺すと脅されたウンスは、現れたヨンを冷たく振り払う。
笑わなくなったウンスを案じるヨン。ウンスは自力で現代へ帰ろうとし…。
- 第12話
【第12話】ともに戦うパートナー
ウンスの手帳を手に入れるため罠をかけてキ・チョルを待つヨン。
決死の覚悟でキ・チョルに立ち向かうが、そんな2人の前にウンスが現れる。
命がけでヨンを守ろうとするウンスに、退くしかないキ・チョル。
そして、ヨンは死のうとしないでと泣くウンスに、二度と無駄に命は賭けないと誓う。
そんなヨンにウンスは、共に戦うパートナーになろうと話す。
- 第13話
【第13話】それぞれの取引
ウンスの手帳を持って現れた王の叔父、徳興君(トックングン)がキ・チョルの遣いと知り、突き放すウンス。
ヨンは市場に出かけたウンスと合流するが、そこで徳興君と遭遇し、ウンスが自分のために手帳の話を伏せていたことを知る。
さらに、彼女が毎晩悪夢にうなされていることを知ったヨンは、手帳を取り戻すため、徳興君に取引を持ちかける。
- 第14話
【第14話】ヨンの心の声
ヨンは収賄の疑いが掛けられ、真相が明らかになるまで職務を剥奪される。
王の寵愛を受けるヨンを煙たがる重臣たちの計略だった。
一方、ウンスは手帳に残された数字から天門が開く時を解こうとしていた。
そんなウンスに宮を発つ準備をするよう話すヨン。
そして、王による尋問が始まり、かばおうとする王の前でヨンは・・・。
- 第15話
【第15話】裏切りの真意
ウンスの体は毒に冒され、瀕死の状態に。
毒を仕込んだ徳興君のもとに走るヨンだが、徳興君は解毒剤との引き換えに王の印、玉璽(ぎょくじ)を奪ってくるよう条件を出す。
ヨンは脱獄した身でありながら宮に潜入し、王にウンスの命を助けるために玉璽を渡してほしいと請う。
願いが受けられなければ奪うだけというヨンに王は憤慨し・・・。
- 第16話
【第16話】惹かれてやまなくて
徳興君の策略で皇宮が襲われ、ヨンは王を外へ逃がすことに。まんまと玉座を奪う徳興君。
ウンスはヨンが亡くなる夢にうなされ、彼の身に何か起こるのではと不安で仕方ない。
手帳に書かれた内容に彼を助ける鍵があるかもしれないと考え、ヨンと共に手帳を持つキ・チョルに会いに行く。
だが手帳は徳興君に奪われており…。
- 第17話
【第17話】俺のそばではだめなのか
手帳に書かれた内容からヨンの危険を知ったウンスは、徳興君に助けを求める。
そしてヨンを助けるかわり、婚姻を要求する徳興君に従うことに。
一方、高麗独自の玉璽を得た王は、王命としてヨンの復職を決め、官職を与える。
そんな中、ヨンのもとにはウンスの婚姻の話が。
急いでウンスのもとに向かったヨンは理由を問い詰める。
- 第18話
【第18話】そばにいさせて
徳興君の前でウンスにキスをし、2人の婚儀を阻むヨン。
徳興君の命で投獄されるが、禁軍を味方につけていたヨンは脱獄、キ・チョルの襲撃から逃走中の王のもとに向かう。
キ・チョルに見放された徳興君は、身を守るため故意にウンスを解放する。
ウンスが戻り、安堵するヨンだが、ウンスは徳興君から新たな毒を仕込まれており・・・。
- 第19話
【第19話】戻れない道
元がウンスの身柄を要求していると知ったヨンは、ウンスを皇宮から逃がす。
その頃、王は元の使臣から国の存続の条件としてウンスの処刑を提案されていた。
ウンスと逃げるよう王命を伝えられたヨンは、皇宮には二度と戻らぬ覚悟でウンスと共に天門を目指す。
キ・チョルは2人に懸賞金を掛けて、必死で行方を捜させるが・・・。
- 第20話
【第20話】未来からの手紙
ウンスは岩陰に隠されていた未来の自分からの手紙を発見する。
今戻れば王妃を助けることができると書かれた手紙を読み、ヨンを説得して皇宮に戻ろうとするウンス。
一方、外出していた王妃が消え、王は激しく動揺する。
徳興君の仕業と察するが何の証拠もなく、なすすべがない。
そして、ヨンとウンスも王妃がさらわれたことを知る。