「天使の選択」のあらすじ
各話あらすじ
- 第21話
ユランはウソをついた自分の身を守れるのは妊娠することだけだと希望を偉大で産婦人科のドアを叩く。
そして妊娠したことを告げられたユランは、安堵したのもつかの間、お腹の中にいる子どもがサンホの子であることに気づき、ショックを受ける。
ユランが困り果てて部屋で考えを巡らせていると、義母のスノクが入ってきて偶然ベッドに置かれていた母子手帳を見つけてしまう。
ユランの妊娠を告げられたウンソクは父親になることを喜びユランに何度も感謝する。
そばで幸せそうな弟夫婦の幸せを見ていたウンソルは、つらいお思いをして人工授精の施術を受けた自分と比較して手放しで喜べない。
一方、ミンジェの母親はスギョンからミンジェの恋人が人妻であると聞いて目の前が真っ暗になってしまう・・・。
- 第22話
ユランの妊娠を知った家族は大喜びで、義父はユランに自由に使ってもいいとカードまで渡す。
そんな様子を見ていたスノクは一生懸命努力しても子どものできないウンソルを可哀想に思い、夫のジハクをなじる。
ウンソルは自分のせいで子どもができないことを申し訳なく思いサンホに謝るが、サンホは謝るウンソルをなだめながら、結婚前に自分と一夜を共にしながら、ウンソクと結婚してすぐに身ごもったユランを軽蔑していた。
ウンソルはミンジェにひどい目にあった理由が、ミンジェの片思いが理由だったと打ち明けながら、ユランの妊娠のせいでふさぎがちだった気持ちを晴らす。
ミンジェが人妻とつきあっていると思い込んでいるスギョンと母親は、何とか2人を別れさせようと作戦を練る。
ユランは露骨に金を要求するようになったマルスンの態度に困り果ててウンソクの職場を
訪ねるが、その後、サンホの前でウンソルと偶然出くわす。
- 第23話
ウンソルは他人を通して、既婚者であるウンソルのことを好きだと聞くのは不愉快だとミンジェを追及する。
ミンジェは自分が本当に好きなのは初恋の人だと説明するが、ウンソルにはつまらない言い訳のように聞こえる。
サンホはマルスンの借金返済のための金を渡す。
ユランには今、子どもを産む状況ではないと説得するが、ユランは絶対におろしたくないと抵抗する。
チェ会長はサンホに極秘プロジェクトの流出調査を任せるが、ウンソクのミスであったことを知って、ひどくショックを受ける。
一方、チェ会長は家族揃ってコンサートに出かけるが、クラシック嫌いのウンソクは妊娠初期で過敏になっているユランにサプライズをするため花束を買って家に向かう。
- 第24話
家に帰ってきたウンソクは、サンホとユランの話を偶然聞いてしまい、もみ合いになる。
そのうちウンソクが頭を打って倒れ、動かなくなるが、サンホは落ち着いてユランをなだめて、家に強盗が入ったふうを装ってひとまず家を出る。
アリバイを作るために、ユランは叔母の家に行き、サンホは再び家に帰ることにする。
犯行現場から出て行くのを家政婦に見られたため、サンホは金で家政婦を口止めする。
ウンソクは意識が戻らないままICUで治療を受ける。
ミンジェの母親は1人デモに降伏したミンジェは、スギョンを追い払うためにウソをついたと吐露してスギョンは傷つく。
しかしミンジェはボランティアの店で、自分も気づかないうちにウンソルを待つ自分に気づいて驚く。
- 第25話
サンホは家政婦を金で口止めし、退職金を渡して家から出てもらうことにする。
ウンソクが目を覚まして家族が喜んでいるなか、サンホとユランだけはとても不安そうな顔をしていえる。
ミンジェはボランティアに来ないウンソルのことを心配する。
サンホはミンジェの会社に挨拶に来るが、ウンソルの詳しい事情が聞き出せず、やきもきする。
一方、ウンソクは一時的なショック状態に陥ったが意識が戻り、一般病棟に移る。目を覚ましたウンソクは言葉を発するものの、5歳くらいの子どもの知能に退行している。
その様子をまのあたりにした家族は絶望し、チェ会長は倒れてしまい入院する。
チェ会長はサンホに、君だけを信じている、会社のことを任せたと言って頼む。
- 第26話
ウンソルの家を訪れたサンホの母は、2階から降りてきたウンソクとユランを見て驚く。
ユランが結婚詐欺を働いたのがこの家だったと初めて知ったサンホの母は、ユランの髪を引っ張り大げんかになる。
エンゼルホームショッピングではウンソルの後任の研究員の評判があまり良くないことを受け、ミンジェはそれを言い訳にウンソルに連絡を取ろうかと悩む。
ユランはウンソルと一緒にいるサンホの姿を見るだけで嫉妬し、家でも徐々に大胆な行動を取るようになる。
ウンソクは精神年齢が低くなってもユランを思いやる姿を見て、ウンソルは心を痛める。
サンホはユラン夫妻に食事をごちそうすると一席設ける。
ウンソクが大けがをして以来、初めてウンソルと一緒に4人で集まる。
- 第27話
レストランで後輩に偶然会ったウンソル。
その後輩の夫がユランの両親が経営するグアムのリゾートに勤めていることが分かり、しかも経営者はアメリカ人だと言われてユランは顔色を変える。
何とかその場を取り繕うものの、ウンソルはユランの慌てように異常さを感じてしまう。
ヨンジャに八つ当たりされ、アザだらけになったユミを見たマルスンはガマンができず、ヨンジャの美容院に押しかける。
店で大暴れするマルスンの気迫に押されたヨンジャはつい弾みで、ユランのお腹の子がサンホの子だと口ばしってしまう。
ヨンジャの話を聞いて驚愕するマルスンとユミ。
一方、産婦人科の検診にサンホに付き添ってもらったユランはまるで夫婦気取りで、早く会社を乗っ取って一緒になろうとサンホをけしかける。
ウンソルは、ウンソクに苛立ちを露わにしたユランの態度を目撃するが、妊娠したせいで過敏になっているのだろうと流してしまい、むしろ自分が弟のために頑張らないといけないと心に誓う。
- 第28話
ボランティアのパン屋でマルスンと偶然鉢合わせたウンソル。
マルスンはウンソルを見るなり慌てて店を飛び出したが、ミンジェが自分の家の家政婦だと話すと、ウンソルの後輩と話していた時のユランを思い出し、疑惑が一気にふくらんでしまう。
ユランは家の中でもサンホに露骨な態度を取るようになり、表向きは夫婦であるウンソルにどんどん嫉妬心を抱くようになる。
サンホと外食して帰ってきたユランはユミからの電話で、ウンソルとマルスンが鉢合わせたことを知り、どうやって切り抜けようかと案を練る。
ユランを呼び出したウンソルは遠回しにユランの母の話を聞くのだが、ユランの話を聞いているうちにきっと似ている人なのだろうとその場は受け流す。
しかし、どうしてもユランの様子がおかしいと感じたウンソルはユランを調べることにする。
サンホの母は悩んだ末にユランに電話をかけて、自分の美容院に訪ねてくるよう伝える。
- 第29話
ユランはウンソルにすべてのウソがバレたかと思い心配でたまらなくなり、不安な気持ちを吐き出すためにサンホを訪ねる。
サンホは突然、職場に現れたユランを急いで帰そうとするが、近くのカフェに移動して相談に乗る。
サンホはユランに最後までしらを切り通せば、ウンソルはだませる相手だと忠告する。
マルスンは髪型を変え着飾り、たくさんの土産物を持ってウンソクの実家を訪ねる。
ウンソルはグアムのリゾートの件で調べたいことがあると後輩に電話をする。
後輩の報告を受けて、ユランへの疑いが事実となる。
一方、ウンソルはウンソクを子ども扱いするユランの行動を見て耐えられなくなり1つ1つ問いただす。
するとユランは実はマルスンは母親ではなく叔母であると言う。
- 第30話
ウンソルにすべてのウソが分かると、ユランは子どもの頃のつらかった話をして同情をひこうとし、ウンソルの気持ちを取り戻す最終手段として、ウンソクを利用することに決める。
ウンソクが自分のいいなりになるようにセリフを覚えさせて、激しくせき立てる。
しかしウンソルが思いどおりに動かないため、ユランはお腹が痛いと叫び、病院に運ばれてしまう。
サンホは知らせを聞いて駆けつけ、ウンソルに妊娠初期の人にストレスを与えるべきではないと責める。
ユランは別段悪いところもないのにも関わらず入院させてくれと先生に頼み込む。
一方ウンソルはあれこれとお遣いを頼むユランのいいなりになりながら、涙を流すのだった。