「天使の選択」のあらすじ

各話あらすじ

第131話



ユランがお揃いのキーホルダーを持っているのを見て驚きを隠せないミンジェ。


だがユランが捜していた妹ミンスだと信じたくないミンジェに、隠しておくつもりだったが、チョロンの父親がウンソクだと分かってしまった以上、すべてを話しそのチョロンのことを伏せてもらおうとするのだった。


あれほど捜していた妹がユランだと確信したミンジェは、戸惑い隠せないが、ウンソルとの結婚は予定通りするつもりだった。


父の敵の娘ウンソルと兄が結婚することを許せないユランは、父を死に追いやったのは勤めていた化粧品会社のせいだと言い残した母親の言葉をミンジェに伝え、ウンソルとの結婚を放棄するよう言うが、ミンジェはどうしてもウンソルに事実を話せないでいた。


まだウンソルと別れようとしないミンジェに結婚をあきらめさせるため、すべてを暴露しようとウンソルの母が入院している病院へ行くのだった。



第132話



病院でユランを止めたミンジェだが、自分たちの父親を死に追いやった敵がウンソルの父親、チェ・ジハクだとユランから聞いた。


ウンソルに事実を隠し結婚するのは申し訳なく妹ミンスがウンソルに犯してきた罪を思うと、ウンソルにユランが妹のミンスだったと言えないミンジェだった。


そんなある日、父親のお墓で会った、父に仕えていたキム秘書がウンソルの母親が入院いる病院へやってきた。


父の死について知っていることを話してくれるようお願いするウンソルとウンソク。


そこで父親に横領の汚名を着せたのはサンホで、父を死に追いやったと聞かされたウンソルとウンソク。


一方、サンホは経営権を守るために持ち株を買い集めていた。


だが資金がないサンホは母親に与えたビルを売り、できるだけ現金を用意するよう頼むのだが詐欺に遭い一文もないヨンジャは、その事実をサンホに言えないでいた。


そしてミンジェの家に行ったウンソルは、ミンジェの携帯にユランから電話が入るのを見てしまうのだった。



第133話



ユランからミンジェに何度も電話が入ることを不審に思っていたウンソル。


そんなウンソルにミンジェは、自分が捜していた妹のミンスが、実はユランだったことを明かす。


突然の言葉に信じることができず動揺するウンソルはその場から立ち去る。


自分の家族をだまし、すべてを奪っていったユランが愛するミンジェの妹だと信じたくないウンソルだったが、ユランの言葉に現実だと思い知らされるのだった。


チョロンの父親がウンソクだという事実を隠そうとするユランに、ミンジェとウンソルが別れることを条件に、自白して罪を償うよう説得するミンジェだったが、受け入れるユランではなかった。


そしてユランから自分の父親がユランの父親とサンホの父親を死に追いやった殺人者だと聞かされたウンソルは、残酷な運命を恨むのだった。



第134話



ユランがミンジェの妹だと知ったウンソルは、この先どうするべきか悩み、とうとう倒れてしまう。


ウンソルの母親の意識が戻ればチョロンの秘密がバレてしまうと焦ったユランは、見舞いを装い病院へ向かうのだが、かすかに指を動かすウンソルの母に心配が一層増す。


自分の妹の曲がった人生を正したいミンジェは、ウンソルに時間をくれと頼むのだが、ウンソルはユランを許すことはできないと言う。その頃、悪事の共犯者であるキム秘書が、米国支社の閉鎖に伴い、帰国したいとサンホに連絡をしてくる。


経営権を守るため私財を投じて持ち分を集めていたサンホは行き詰まっていた。


そして最近の言動からマルスン母娘が何か隠し持っていると感づいたサンホの母親は、サンホとチョロンのDNA鑑定書を見つけるのだった。



第135話



サンホとチョロンのDNA鑑定書を見つけたヨンジャは、ショックのあまり失語症になってしまう。


ヨンジャがしゃべれるようになり、チョロンがウンソクの子だとサンホに知れる前に何かいい方法を探そうとするユランだった。


その頃、業者への不払いにより未来ドリームでは建設中のビューティーセンターの工事中断を訴えられていた。


ユランがミンジェの妹だと知ってからどうするべきか悩んでいたウンソル。


どうしてもユランを許せないウンソルはミンジェに別れを告げる。


だがウンソルをあきらめられないミンジェだった。


そしてショックで一過性の失語症になっていたヨンジャが言葉を取り戻す。


そしてユランにウンソクの子をサンホのこと偽りだましてきたことをまた責めるのだが、その時ちょうどサンホが帰ってきた。



第136話



チョロンの父親がウンソクだと偶然聞いてしまったサンホは、最初は信じようとしなかったが、事実だと知りユランを家から追い出す。


ミンジェとウンソルの間になにか問題があったかと心配していたミンジェの両親はスギョンに聞いてみるのだが、スギョンもどうやら2人が別れたみたいだと言う。


しかしミンジェはウンソルとは順調で何もないと否定するのだった。


総会で経営権を奪われないために理事たちを説得していたウンソルだったが、最大株主のカリス・カンについてピ秘書から情報をもらう。


徐々に意識が戻り始めたウンソルの母が目を覚ました。


そしてチョロンはウンソク子だと告げるのだった。


それを知ったウンソクはユランの家に行き、チョロンを連れてくるのだった。


そして亡くなったチェ会長の携帯を持っていたキム理事が、その携帯でお金をくすねるためにウンソルを呼び出すのだった。



第137話



ウンソクがチョロンを連れていったと知ったユランは、ウンソクの家に行きチョロンを連れ戻した。


だがサンホに家から追い出されたユランはチョロンを連れサウナで寝泊まりする状況だった。


キム理事は亡くなったチェ会長の携帯をウンソルに売ろうとするのだが、ウンソルはその提案に応じるどころか、警察に通報するとキム理事を追いやるのだった。


その頃ミンジェは、自分の死の真相を知るために、父が勤務していたチェパク化粧品の当時の工場長を捜していた。


ウンソルに協力してくれるよう頼まれていたキム部長は、ウンソルの言葉を信じサンホの不正の証拠である二重帳簿とカリス・カンの連絡先を記しているメモの在処をウンソルに告げた。


チョロンを1人でサウナに残し用事を済ませて戻ってみると、チョロンが高熱を出し倒れてしまうのだった。



第138話



チョロンが倒れて動転していたユランは、仕方なくミンジェを頼る。


チョロンは入院することになり、ミンジェはウンソクにチョロンを任せろとユランを説得するのだが知らないフリをしてくれと言うユラン。


その頃、未来ドリームの定期株主総会が始まっていた。


サンホの代表理事解任案の票決の結果はカリスカンがウンソルたちを支持したため可決された。


納得のいかないサンホは反論するのだが、その時、刑事がサンホを横領罪と殺人未遂の容疑で連行するため現れた。


連行に応じようとしないサンホにウンソルは裏帳簿と父の携帯に残された本当の遺言、そしてウンソクが事故に遭った日の防犯カメラの映像という証拠があるからあきらめろとサンホに告げた。


証拠が揃っている以上、逮捕は免れられないと思ったサンホは、隙を見つけ逃走してしまった。


そして自分も追われる身だと知ったユランもまたチョロンを連れ病院から逃げてしまうのだった。



第139話



サンホが逃走しユランもチョロンを連れ逃げてしまい、サンホの家と物品はすべて差し押さえになる。


そんな中、逃走中のサンホからヨンジャに連絡があり、サンホは逃走するのに必要なお金を用意してくれと頼むのだった。


ウンソルの母親が退院したのに連絡もよこさないウンソルを心配して、ミンジェの母親はウンソルに電話をする。


そこで、ウンソルとミンジェが別れたことを聞かされるのだった。


サンホの不正を暴き株主総会で勝利したウンソルとウンソクは、ユランが父を殺人者と恨んでいることが気になっていた。


そしてユランの父親の死の真相を調べていると、当時の工事長に行きあたった。


工場長が正気を戻したと連絡をもらったミンジェは病院へかけつけるが、そこでウンソルと偶然会う。


そして2人は一緒に工場長の口からサンホの父、パクチャンスが自分の不正を隠すために工場に放火し工場に残っていたミンジェの父親が火事に巻き込まれ亡くなったことを知るのだった。



第140話【完結】



ユランとミンジェの父がサンホの父親のせいで亡くなったことを知ったウンソルは、その真実をユランに告げた。


自分の人生を滅茶苦茶にしたのは、サンホの父親が原因だと思ったユランはサンホを責める。


そんなユランをサンホがはらおうとして、その勢いでユランは家具に頭を強く打ち意識を失ってしまう。


救急車で運ばれ緊急手術を行ったが、ユランは命を落としてしまうのだった。


そしてウンソルはサンホの父親が不正を隠すために工場に火をつけ、ユランの父親を死なせてしまったことをサンホの母親は知りながら、サンホをだましていたことをサンホに打ち明けた。


逃走していたサンホは捕まり実刑が下される。母親が自分を復讐の化身にさせたと知ったサンホは、刑務所に面会に来る母親に会おうともしない。


すべてを失ったヨンジャはアルコール依存症になっていた。


そして時が流れウンソクが未来ドリームの代表理事の座に就き、ウンソルは以前のように研究室で勤めている。


そしてある日、外出先で偶然に出会うミンジェとウンソク。


やっぱり2人は結ばれる運命なのか、そんなハッピーエンドの予感がする。



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