「天使の選択」のあらすじ
各話あらすじ
- 第101話
ウンソルは別れを決意して、ミンジェに冷たくする。
傷ついたミンジェは泥酔し、ダルボンに連れられて帰宅する。
そんなミンジェを見て、ミンジェの母親は胸を痛める。
ウンソクはサンホの計画を阻止するために、変装し他人になりすましてサンホに会う。
サンホはウンソクとは知らずに、ビューティーセンターの投資話を持ちかける。
ワン会長はウンソルの家を訪ね、米国行きの航空券を渡す。米国でウンソルの実力を発揮したほうがいいと言い、ウンソクが米国で治療を受けられるように取り計らうと約束する。
家族と一緒に米国に渡り、ミンジェのもとから離れてほしいと頼む。
ミンジェはウンソルの家に行き、ウンソルの母親やワン会長の前でスギョンとの婚約式を挙げると宣言する。
- 第102話
ミンジェは、ウンソクがサンホに会うのは変装しているとはいえ、正体がわかってしまう恐れがないかと心配し、ダルボンに力になってほしいと頼む。
サンホは日本の投資家に変装したウンソクに会い、ビューティーセンターの投資計画の資料を渡す。
サンホは直接、内容について話をしたいと言うが、ウンソクは話し合いを拒否して部屋から出ていく。
サンホの母親は不動産の詐偽に遭い、寝込んでしまう。
ウンソルは詐偽に遭ったサンホの母親を慰める姿を見せて、サンホの心に一層近づこうとする。
一方、ミンジェは、ウンソルが韓国にとどまることを条件に、スギョンとの婚約を決めた。
しかし式の間ずっと憂うつな顔を隠すことができず、婚約式の会場を飛び出してしまう。
- 第103話
婚約式の途中に抜け出したミンジェはウンソルの元へ向かい、すべてを捨ててウンソルのそばにいるから一緒に逃げようと告げる。
しかしミンジェのためにウンソルは拒むのだった。
婚約式の場でミンジェに逃げられたショックで倒れたスギョンが入院をする。
そんな姿を見てスギョンを傷つけてしまった自分を責めるミンジェだった。
その頃、投資家マツダに扮したウンソクは、投資をエサにサンホを窮地に追いやる計画を着々と進めていた。
そんなある日、女性雑誌からウンソルを取り上げたいという依頼がくる。
ウンソクはインタビューを応じる条件としてサンホもインタビューをして記事に載せることを提示する。
ウンソルの思惑どおり、マスコミにアピールするためインタビューに応じたサンホ。
ウンソルもまた自分のやり方でサンホへの復讐を進めていた。
- 第104話
投資家マツダに扮したウンソクが投資の条件として提示した業者との契約金を入金したサンホ。
本物のマツダが別会社へ投資し姿を現したことで、偽物にだまされたことに気づいた。
投資が白紙に戻ったという記事によって、株価が底値になった未来ドリーム。
ウンソクはペ秘書の協力で底値になった未来ドリームの株を集め始めた。
また、ウンソルも下落した未来ドリームの株を購入し、計画を着々と進めていた。
その頃、自分のせいで倒れてしまったスギョンに対して責任を取り、父親からウンソルを守るためにスギョンとの結婚を決意したミンジェ。
だがウンソルのことでまだ苦しんでいるミンジェを見ていられなかったスギョンは、ウンソルに会社を辞めミンジェの前から消えろと言うのだった。
- 第105話
発売以来、好評だったウンソルが作ったクリームから副作用の被害が出ているという記事がインターネットに掲載され、ウンソルや同僚たちは戸惑う。
ウンソルは敏感肌の人にも使える肌に優しい成分を使った化粧品であるため、絶対にあり得ないことだと反論する。
ウンソルは化粧品の成分のオーダー変更を受けた社員が見つかれば指示をしたのがユランだということが分かるため、彼を捜してほしいとサンホに頼む。
サンホはビューティーセンターの投資話の詐欺に遭った件について、他の理事たちから責任が負えないなら辞職しろと責められる。
それでもサンホは建設用地を購入する資金を何としてでも用立てて、ビューティーセンターの建設を進めようとする。
- 第106話
ウンソルはユランを呼び出し、近いうちに成分のオーダー変更を指示したことが明らかになるから覚悟しておけと宣告する。
ウンソルはユン代理が潜伏している場所を訪ねて行き、本人と目が合い追いかけるが逃げられてしまう。
その時、ミンジェに会うが、自分で解決するから放っておいてくれと言う。
行方をくらましていたユン代理が現れ、化粧品のステロイド成分を添加するように指示したのはユランであったことが明らかになる。
社員たちの目の前で妻の悪事が判明したサンホは、あきれて部屋を出ていく。
ユランは理事から会社のイメージを大きく損ねたと叱責を受け、解雇も辞さない状況に追い込まれる。
一方、ウンソルはサンホの身を滅ぼすために、自ら危険な状況に飛び込む。
- 第107話
ウンソルが企画した商品にステロイドを入れるよう指示したのがユランだと明かされるとサンホは家を出ていった。
その隙にサンホにもっと近づき裏金を蓄えている証拠を探そうとするウンソル。
ウンソルが危険な目に遭わないかと心配していたウンソクは間一髪でウンソルを助け、実は記憶が戻っていたことをウンソルと母親に明かすのだった。
その頃、サンホとチョロンのDNA鑑定の証明書を破ってしまったユミとマルスンは、もう1度DNA鑑定を行い、証明書を手に入れたのだが、サンホがチョロンの父親ではないことを知ってしまう。
だがユランとサンホが別れることになれば自分たちも追い出されるのを恐れ、知ってしまった事実を伏せることにする。
そして記憶が戻ったウンソクとウンソルは父親の会社を取り戻し・・・。
- 第108話
サンホが自分から去って行きそうでユランは落ち着かない日々を送っていた。
サンホが密かにフランスのボネル社との合弁を密かに進めていることを知ったウンソルとウンソクはそれを妨害するため計画を立てるのだった。
投資詐欺に遭ったもののビューティーセンターの建設を進めていたサンホは、入店業者への契約金を支払うため、母親の部屋にある金庫に保管していた裏金を使おうとするのだが、裏金が減っていることに気づく。
そしてそれもユランの仕業だと疑い責めるのだった。
同じ頃、ミンジェとスギョンの結婚を早く進めるため動き出したワン会長だったが、強制的に結婚させることが本当に正しいのか迷いだすミンジェの母親。
だがミンジェは人生を放棄するかのように、父親に従おうとするのだが、どうしてもウンソルのことが頭から離れない。
そしてウンソルもまたミンジェへの想いを断ちきれないでいた。
- 第109話
サンホは会社を再生するためにボネル社との提携を推進するが、エンゼル側もボネル社との提携を目論んでいると知り、サンホは焦りを隠せない。
サンホはウンソルに、ミンジェが新しいプロジェクトを進めていないか聞きだそうとする。
ウンソルはユランに情報を流し、ユランが突拍子もない行動に出るよう誘導する。
ユランは夜中にミンジェのパソコンから情報を抜き取ろうとして警備員につかまり、サンホと一緒にワン会長に呼び出されて叱られる。
サンホは恥をかかされ、顔も見たくないからすぐに出ていけと言い放つ。
居候しているマルスンとユミも一緒に家からも出ていけ言い、ユランは泣いてすがる。
ウンソクとウンソルはこのチャンスを逃すまいと行動を開始する。
- 第110話
ミンジェとボネル社の担当者がうまく会い交渉できるよう、ウンソルたちも動き出した。
サンホがボネル社の担当者と会う約束をしていることをミンジェに教え、おかげでミンジェは交渉のチャンスをつかんだ。
その間、ウンソルはサンホを足止めし陰ながらミンジェに協力するのだった。
そしてユランが妊娠したと知らされ、家に戻ったサンホだが、ウンソルが気になってユランを許し受け入れる気にはなれなかった。
同じ頃、ミンジェとスギョンの結婚式を来月に控えてミンジェの両親は上機嫌だったが、どうしてもスギョンを幸せにする自信がないミンジェは、正直にスギョンに伝える。
そしてユランが妊娠しサンホが帰ってきたことで、追い出される心配がなくなったマルスン母娘は、チョロンがサンホの子どもでないという証拠、DNA鑑定の結果をユランに見せお金をせしめようとするのだった。