「天使の選択」のあらすじ
各話あらすじ
- 第1話
結婚2年目の主婦チェ・ウンソルは、未来の義理の妹であるカン・ユランが登場する悪夢を見ていた時、愛する夫パク・サンホの腕の中で目覚める。
将来の義理の母、つまりユランの母親に挨拶に行きたいのに、ユランはなぜか何度も話をそらす。
一方、サンホの母親は「孫誕生プロジェクト」のためにウンソルに派手な下着をプレゼントするが、ウンソルがうっかりミンジェの紙袋と取り違えてしまう。
ウンソクとはユランにプロポーズする時に渡す指輪を買うため、ウンソルに一緒に行ってもらう。
ウンソルは恋愛についてウンソクにアドバイスする。
ミンジェは母親の誕生日を祝うために、家政婦に頼んで朝からご馳走を用意するが、ミンジェの父親は文句を言い両親が言い争いになる。
- 第2話
ユランはウンソクのために弁当を作り、それを届けるためにドリーム化粧品の本社に行ってサンホとすれ違うが、互いに気づかない。
ミンジェはウンソルと取り違えた紙袋の件で会うが、ウンソルがミンジェの紙袋をなくしたことを知ってあきれる。
なくした靴をどうやって弁償するかについて話し合うが、口論になってしまう。
ミンジェは母のすすめで見合いをするが、ろくに話もしないため相手を怒らせてしまう。
一方、ウンソクは突然、ユランを訪ねて行ってある場所につれて行き、特別な演出をした後でプロポーズする。
ユランがプロポーズを受け入れると、幸せに満ちた顔で帰宅し、サンホ夫婦の前で自慢する。
サンホはユランのフルネームを知って驚く。
- 第3話
サンホはウンソクの結婚相手のフルネームがカン・ユランだと聞いて硬直するが、ウンソルが話していた女性は自分が知っているユランとまったく違うため、胸をなで下ろす。
ウンソルはミンジェに弁償すべき靴が用意できずにエンゼルホームショッピングを訪ねるが、長時間ロビーで待たされる。
妥協点を探るためにミンジェを訪ねたのに、ミンジェが無理な要求をしたために、むしろ口論になってしまう。
ウンソルは同じ靴など用意できるはずもないのに、同じ靴を弁償するとたんかを切ってしまい、困り果てる。
ユランがウンソクのプロポーズを受けたことで、マルスンとユミを米国から帰国した家族のように装い、ウンソクの家族に紹介するために顔合わせに出かける。
- 第4話
両家の顔合わせの席で、マルスンとユミがハプニングの連続でユランはひやひやする。
ウンソクはユランの家族に気に入られようと気を遣って、ユランたちのうそに気づかない。
ウンソルは、化粧品売り場で騒ぎを起こした客であるユミをユランの家族だと紹介されていぶかしく思うが、すぐにユランが取り繕って事なきを得る。
一方、サンホは母親に美容院をプレゼントし開店準備に忙しい。サンホの母親は大田に住んでいることにして、美容院をオープンすることは当面、ウンソルたちには秘密にする。
サンホはウンソルと結婚当時に誓ったことを思い出し、決意を新たにする。
ウンソルはボランティアに行くが、携帯を忘れた上に道に迷ってなかなかたどり着けない。
- 第5話
サンホはチェ会長の席に座っている時にチェ会長が会長室に入ってきて見つかるが、チェ会長は婿の野望を悪いと思わない。
ウンソルはボランティアの店で再びミンジェに会って、さらに6か月もの間、ミンジェの助手として一緒に働くことを知って、なんてひどい縁だろうと思う。
ウンソルは結婚費用を調達するために叔母の家を担保にして借金することを勧めるが、マルスンは絶対にできないと言って断固拒否する。
ウンソクの母はユランのことが気に入らず、もう少しじっくりつきあってみることを勧めるが、ウンソクは納得しない。
ウンソクはユランのことを心配し、結婚後は両親と別居することを勧めるが、ユランはウンソクのことを思いやるふりをして両親との別居を断る。
- 第6話
ウンソルはサンホとレストランで食事をしながら、ボランティア先でミンジェに会ったことを話すが、サンホはユランのことを考えて、ウンソルの話をうわのそらで聞いている。
ウンソルは弁償する靴が出来上がって、ミンジェの会社を訪ねる。
なくした靴とまったく同じではないが、ミンジェはウンソルの誠意を認める。
ユランは結婚してしまったサンホのことを何度も思い出し、電話をかけようかどうかためらう。
ユランとウンソクの結婚準備が着々と進む。
ウンソルとウンソクは結婚に反対している自分の母親を食事に誘い説得を続けて、最後には折れて母は2人の結婚を許す。
ミンジェの母親は、ウンソルが送ったミンジェ宛てのメールを見て、息子に彼女ができたと思いこんで大喜びする。
- 第7話
ワン会長と妻はミンジェがウンソルに返しそびれた下着を見て、息子に彼女ができたものと思い、悪女タイプだと推測する。
ミンジェはようやく母親に靴をプレゼントする。
母親は足が痛くならずデザインもステキだと言って大喜びする。
ユランはウンソクとウンソルとウエディングドレスを選び幸せな時間を過ごしている時、1本の電話が鳴り驚く。
ウンソルは結婚して以来、1度も妊娠しないため心配になって産婦人科に検査を受けに行く。
サンホの母親はウンソルの母を訪ね、ウンソルが早く妊娠するように漢方薬を渡すが、ウンソルの母親はプレッシャーを与えたくないと言う。
ウンソクの両親が後継者について話をしている時にサンホが帰宅し、2人の話を聞いてしまい気まずくなる。
- 第8話
ウンソルは不妊症の診断にショックを受け、病院の帰り道、若い母親が子どもを抱いて買い物している姿を見て、涙ぐむ。
ウンソルは、子どもの頃なくなった弟、ウニョクのことを思い出してつらい気持ちになる。
一方、ユランとサンホはバーで会い、サンホが以前、渡そうとして渡せなかったという指輪を受け取る。
ウンソクが贈ったものよりはるかに小さいその指輪がより気にかかる。
ウンソルの母親はサンホの帰りが遅いのを快く思わず、ウンソルの検査結果が出る日くらいは早く帰ってこいとサンホを叱る。
ウンソクの母親はユランが今からウンソクのことを裏で操っていると感じ、ユランのことが気に入らない。
ウンソクはユランの携帯の電源が入っていないので、ユランの叔母と姉に電話をかける。
- 第9話
ユミがサンホの母の美容院で働くことになった。
数年ぶりに会った2人はサンホとユランはあの時、別れて本当によかったと言い、サンホとユランが幸せになっていると自慢し合う。
ウンソルの母親はマルスンに会うが気分を害し、ユランの母親もサンホの母親と同じく何も与えようとしないのに求めるものだけは多いと言って腹を立てる。
その話を聞いていたサンホは内心、嫌な気分になる。
ユランは自分の言うとおりにしないマルスンに怒りをぶつけ、夜に家を出てバーに行く。
一方、ウンソルはボランティアの店で、突然注文が入ったドーナツ1000個のオーダーを1人でさばこうとしたが過労で倒れる。
会社から戻ったミンジェはウンソルが倒れているのを見つけ、病院に運ぶ。
- 第10話
ウンソルはサンホが一晩帰らなかったことを心配するが、サンホが帰らなかったのは、母親と一緒にいたからだとウソをつく。
サンホは一晩一緒に過ごしたユランにメールをする。
ゆうべのことはすべて忘れてくれとのサンホのメールを受け取り、そのメールを削除する。
ユミはヨンジャの美容院に来たサンホを見て、その変貌ぶりに驚く。
ユミはユランとウンソクの結婚式を翌日に控え、ユランが結婚するのはサンホの妻の弟、つまりユランがサンホと同じ家族になることを知る。
ユランがその事実を知れば、結婚式をとり止めると言いかねないため、ユミと母親はユミには内緒にする。