「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」のあらすじ

各話あらすじ

第1話



大学に進学しなかったことを理由にオートバイを購入したテガン。


息子の身勝手な行動にキレた父親のグァンソクは、テガンを連れて役所に行き、戸籍からはずしてくれと大暴れする。


役所から意気消沈して出てきた父親を置き去りにして、テガンはオートバイで走り去ってしまう。


一方、シューズデザイナーのジアンは、父親の古希のお祝いの途中に仕事の電話を受け、母親が制止するのにも関わらず現場に向かうために会場を後にする。


ちょうど会場から飛び出したジアンは、オートバイを走らせてきたテガンと接触。


急いでいたジアンは修理代の支払いを約束し、オートバイでファッションショーの会場や駅に送ってもらう。


駅で父親に怒鳴られたジアンを見て成り行きで慰めるテガン。


ジアンに振りまわされながらもテガンは幼なじみのチュンベの店にジアンを連れて行き、2人は杯を傾けるのだが・・・。


年を追うごとに体調の変化にも気づいているジアンは、産婦人科で早発閉経症だと告げられショックを受ける。


仕事だけに生きようと開き直りたいものの、すっきりしない感情を抱いたまま日々を過ごす。


そんなある日、ジアンに縁談が舞い込む。


父親のお祝いをすっぽかした後ろめたさから仕方なく見合いの席に足を運んだジアンは、同じように仕方なくやってきた医師ウンソンと出会う。



第2話



コピー商品が悩みの種だったジアンは、社員を動員して取り締まりに出向く。


街中で偶然テガンを見かけたジアンは、テガンがコピー商品の取り締まりから逃げていることに気づき警察につき出す。


ジアンは取調室でコピー商品を作ったのは誰かとテガンを追及するが、テガンは一向に口を割ろうとしない。


ウソをつき続けるテガンに警察が強硬な態度を見せると、テガンは自分1人の単独犯行だと告げ囚われの身となる。


一方、韓国に帰国するなり副社長の地位に就任したナリ。


そのナリに自分の部屋を奪われたジアンは不愉快な表情を隠せないままナリを迎える。


断られるはずの見合いが進展して驚いたジアンは、ウンソンに連絡する。


縁談にうんざりしていた2人は時間稼ぎのためにしばらくつきあうフリをすることで同意する。


テレビのニュースでテガンが囚われの身だと知ったグァンソクは、警察に出頭してテガンと入れ替わりになる。


グァンソクの罰金を払うために家を売ってグァンソクを釈放させたテガン。


父親に1日でも早く家を取り戻してあげたいテガンは、就職活動しながらたまたまシューズリフォームコンテストのポスターを見つける。



第3話



シューズリフォームコンテストで大賞を受賞したテガン。


ところがテガンが入社しようとするとジアンはテガンを頭ごなしに見下してあざ笑う。


頭にきたテガンは大勢の前でジアンに大恥をかかせて立ち去ってしまう。


一方、ジアンとテガンの関係が怪しいという噂を聞いたナリは、デザイナーの名簿からテガンを発見し、人事決定の際、テガンを推薦する。


晴れて契約社員となったテガンだったが、高卒なのにジアンのコネで入社したという噂が流れ、デザインチームの中でも疎外され完全に浮いた存在となってしまう。


ウエディングプランナーからの連絡で、自分の知らないところで結婚話が進んでいることを知ったジアンは驚いてウンソンの病院に駆けつける。


ウンソンがジアンの両親が病院に来たことを告げると、腹を立てたジアンはそのまま故郷の両親の家に車を走らせる。


ジアンが本当のことを両親に打ち明けると聞いたウンソンは、2人の交際が芝居だったことがバレるのを恐れて一緒についてくる。


両親の喜ぶ顔を見ると、ジアンは本当のことを話せなくなってしまう。



第4話



ウンソンにたまに電話することを許したジアン。


ジアンの提案を受け同意書へのサインと言いながらジアンの頬にキスするウンソン。


1か月でジアンの恋愛細胞を復活させると言ったウンソンに、ジアンは徐々に心を開いていく。


そんなある日、会社に会長夫人のチャン女史がやってくる。


次期社長の選任を巡る社内調整に乗り出したチャン女史は愛人の子であるナリよりも、これまで会社を支えてきたジアンに白羽の矢を立てる。


うれしさと同時に複雑な気持ちのジアンと、チャン女史の行動を見ながら焦り出すナリ。


社内で何とか居場所を見つけようとするテガンは、ジアンの同期入社のボンスに入社当初のジアンについていろんな話を聞いて勇気を得る。


ところがチュンベの店で話しているうちにジアンをかばって興奮するテガンを不思議に思ったボンスは、チュンベから強引にテガンの初体験の相手がジアンであると聞き出す。


翌日から会社ではボンスの流す噂話が瞬く間に広がり、ジアンは窮地に追い込まれる。


テガンはジアンの大切な初作品のデザイン画をなくしてしまい・・・。



第5話



テガンの子を身ごもったことを知ったジアンは驚愕する。


ジュニは思い病むジアンに運が悪かったと思って早く中絶することを勧める。


約束をすっぽかされたウンソンは翌日になっても電話をよこさないジアンに業を煮やし、自分から電話をかけるのだが、自分も急用で行けなかったとウソをつく。


ジアンはウンソンへの後ろめたさから、緊急の出張が入りしばらく会えないと伝える。


一方、テガンは会社に訪ねてきたジアンの両親を案内することになる。


間を持たせるためについつい駅で見た光景を口にしてしまうテガン。


自分の気づかぬ間に一部始終を見られていてバツが悪いジアンの父親は返す言葉をなくす。


ジアンが忙しさを理由に夕食を断ると、両親はその足でウンソンの病院に向かい、思い付く限りの滋養強壮剤を持って行って、遠回しに孫の顔が見たいという。


そんなやりとりをするうちに、ウンソンはジアンが出張に言っていないことを知りショックを受ける。



第6話



ウンソンに妊娠したことを正直に告げるジアン。


ジアンとの結婚を決心していたウンソンはショックを受け、なぜ自分にそんな話をしたのかとジアンを責める。


ジアンの子が自分の子ではないかと勘づいたテガンはジアンの家に駆けつけるが、何をどうすればいいのか分からないジアンはテガンを冷たく追い返す。


話を聞いたチュンベはテガンに移民を勧め、テガンは父親には絶対に内緒にしてくれと頼む。


ジアンは体調の変化とともに徐々に生活が変わり、思いどおりにならずやきもきする。


その上、ナリには突き上げられ、チャン女史には期待されるわで精神的に追い詰められる。


ある日の夜、ジアンはテガンに豚足を買ってくるよう命じる。


ジアンは豚足を届けにきたテガンに、デザイン画を捜し出すまでは奴隷になれと言いテガンを驚かせる。



第7話



ジアンの両親との食事の席でウンソンは、自分に自信がないから結婚できないと両親たちに告げ破談にしてしまう。


自分を責める父親に、ジアンは別の男の子を宿したことを告げるのだが、それをきっかけにお腹の子を産もうと決めるのだった。


ジアンへの気持ちが整理できないウンソンは自分の病院で出産することをジアンに申し出て、ジアンもそれに従う。


一方、ジアンのお腹の子の父親が自分なのか確かめたいテガンはジアンに言われるままに従い、もし自分の子なら責任を取ろうと決めていた。


だがウンソンの存在を知り彼の子かも知れないと疑い嫉妬する。


そんな時、ナリの友人で有名デザイナーのジェイク・ハンがスーパーバイザーとして会社にやってくる。


社長の座を狙うナリが株主の票を集めるために呼んだのだった。


ジェイクの歓迎会の席で妊娠中であるジアンに代わってお酒を飲んだテガンが酔ってしまう。


そんな時、テガンの父が警察に捕まったと知らせが入りジアンが送っていくのだが、そこで酔っているテガンはジアンが初めての女だと打ち明けてしまうのだった。



第8話



これまでのテガンの事情を知ったジアンはテガンに同情し、また酔った勢いで取り返しのつかない発言をしたことを知ったテガンは当惑する。


ジアンの父親はウンソンを訪ねていき、ジアンから妊娠の話を聞いたこと、そして、それを知ったウンソンがジアンをかばってくれたことも知ったことを伝える。


しかし、娘を未婚の母にさせるわけにはいかないと、ウンソンに説得してほしいと頼む。ジアンの父親の頼みを聞いたウンソンは、ジアンが早発閉経で、二度と妊娠できないかもしれないと告げる。


ショックを受けた父親はその場で倒れそうになるのだが・・・。


一方、会社ではナリがジェイクとタッグを組み、社長夫人のお気に入りであるジアンを押さえ込もうと躍起になる。


そのおかげでジアンは部下たちにも裏切られ、1人味方に残ったのはテガンだけ。 


そばに残ったテガンは、ジアンの体調を心配してことごとく干渉するようになる。


そしてついには身内の食事にジアンを連れていき、ジアンはそこでテガンの父親と再び顔を合わせることになる。



第9話



家の前でジアンを待っていたウンソンは、ジアンを責め言い争いになってしまうが、テガンが仲裁する。


ところがテガンは、ジアンのお腹の子の父親はウンソンだと勘違いしていた。


ジアンはその誤解を解こうとするのだが、なかなかテガン自身が父親だと言えない。


ある日、無理やりお見合いの席を設けられ、落ち込んでいたナリと一緒にお酒を飲んだテガン。


帰りにヒールを折ってしまったナリの靴を直してやると言ったものの悪戦苦闘する。


だが修理に失敗したと捨てたナリの靴はみごとにリフォームされていた。


ジアンを放っておけないウンソンは自分が担当医になると提案するが、お見合い相手を担当医にすることはできないとジアンは断る。


だがジアンから医師を紹介するよう頼まれたジニが紹介した医師はウンソンだった。


一緒に協力するから育てようと母親に言われたジアンは、子宮の検査は女医が行うことを条件にウンソンを担当にすることを受け入れる。



第10話



ウンソンの浮気疑惑が自分の思い込みで誤解だったことが分かると、テガンは穴があったら入りたくなるほど恥ずかしい思いをする。


半ばあきれ顔で一部始終を見ていたジアンはテガンを情けなく思うが、テガンがお腹の子の父親だと知ったジュニは、これを機会にテガンとのつきあいを断ち切れとジアンに勧める。


心ないジュニの言葉がなぜか心に引っかかるジアン。


そんな最中、ジアンはウンソンの誘いで産婦人科の母親学級に参加することになる。


母親としての心構えを本格的に学びはじめるが、今まで縁がなかったと思っていた世界なだけに授業を受けてもいまひとつ馴染めない。


母親学級の帰り、ウンソンから今よりも5キロ太れと言われたジアンは、ウンソンに誘われるがままに食事に向かう。


一方、ナリはテガンにどんどん好意を持つようになる。


そして一緒に食事に行った先で偶然、ウンソンとジアンに出会う。


テーブルを挟みながら微妙な雰囲気の4人。


社長選挙を前にジアンを訪ねたチャン女史は、ジアンの部屋にあったクスリのビンを見て、ジアンが妊娠していることを知る。



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