「福寿草」のあらすじ
2007年 2月清州女刑務所。受刑者たちからの暴行にあったヨナ(イ・ユリ)は負傷を装い刑務所から脱走する。受刑者仲間の友達の助けで検問をくぐり抜け到着した先は義妹ユラ(ユン・アジョン)と昔の恋人ユンジェ(ヒョン・ウソン)の結婚式場だった。ウェディングドレスをまとったユラとヨナは屋上で対面し、ヨナはユラに手錠を掛ける・・・。さかのぼること3ヶ月前。母が再婚し障害をもつ妹スエ(ミン・ジヒョン)と共に暮らすヨナは、ユラと同じJ化粧品会社に入社するが、突然産業スパイの容疑をかけられたのだった。
各話あらすじ
- 第11話
【第11話】会長の死
ユンジェの父インソクは後妻の本性を知り激怒する。
必死にそのことを伝えようとするが息絶えてしまう。
事件の尻拭いをしていたユニとヨンジェは死に目に会えなかった。
ユニは会長の弔問に訪れたヨナに、怒りをあらわにする。
しかしヨナはめげず真犯人を捜すのであった。
- 第12話
【第12話】証拠のテープの行方
ヨナは潔白を証明するため、監視カメラの原本を持ってユンジェとユニが向かう研修場所へと車を走らせる。
これを知ったユラはユニの手に映像が渡るのを防ぐため、研修場所へと先回りする。
一方、研修場所に向かう車中でユニはテイルとの結婚を反対されるが必ず結婚すると伝える。
激高したユンジェは道端でユニを降ろしてしまう。
- 第13話
【第13話】ひき逃げ犯
自身の妊娠を兄に明かせぬまま道端に降ろされてしまったユニは、ひき逃げに遭う。血だらけで倒れているユニを発見したヨナは、病院まで付き添うことになる。
一方、事故を起こしたユラは、ひいてしまった相手がユニであったことに驚愕し、極度の恐怖の中でヨナをひき逃げ犯として仕立て上げようとする。
- 第14話
【第14話】証拠の行方
ユラからの通報を受け、警察と共に事故現場へ向かうユラとヨナ。
事故に関する2人の意見は食い違うばかりであった。
どうにか帰宅した2人を迎える家族は、ユニが事故に遭ったことを聞きとても驚く。
改めてヨナはユニに証拠の品を渡しに行こうとするが、自身の無実を証明する唯一の証拠がなくなってることに気づく。
- 第15話
【第15話】事故の責任
ユニを道端で降ろしてしまったために事故に遭ってしまったと自責の念にかられるユンジェ。
一方、ガンウクはユニが不在の間、開発チーム長に就任することになる。
そんな中、ひき逃げの捜査は進められるが・・・一度は意識を取り戻したユニは再び危篤状態になる。
- 第16話
【第16話】はめられたヨナ
ひき逃げに遭い病院に運ばれたユニの意識が戻る。
必死に犯人はユラだと言おうとするが伝わらず、ヨナが犯人呼ばわりされる。
一方、ガンウクはミンジャの支持によりユニの後釜に選ばれた。
不満に思うユンジェはガンウクを呼び出す。
- 第17話
【第17話】ユニの死
ユニは交通事故の後遺症で心臓発作を起こし、無念の死を遂げた。
婚約者のテイルは、最愛のユニとおなかの子を殺した犯人に復讐を誓う。
心中穏やかでないユンジェの自宅にガンウクがやってくる。
そして義母から兄弟だと知らされる。
- 第18話
【第18話】第1回公判
ヨナは、ユニの婚約者テイルに犯人呼ばわりされ首を絞められて、家族全員殺すと脅された。
一方、犯人がユラだと知ったパク刑事は、証拠をでっちあげる見返りに、金銭を要求する。
ヨナは動かぬ証拠を突きつけられ逮捕された。
第1回公判が行われ必死に犯行を否認するが・・・
- 第19話
【第19話】法廷での証言
ユラの証拠ねつ造により結局、法廷に立つことになったヨナ。
自身の潔白を主張するものの、様々な人々の証言に翻弄される。
そんな中、ユラの父インソクは、自身が執筆した書籍の取材を受けることになった。
第2回公判ではユンジェが証言台に立つことになり・・・
- 第20話
【第20話】ユラの告白
自分の犯した罪をヨナに着せるため画策するユラ。
事件の真実を知っているパク刑事はユラを脅迫し始める。
一方、祖母に対して執拗にお金を要求するユラに疑念を抱いたユラの父インソクは、ユラの通帳を確認し、記載されてある金額の多さに驚く。
用途について問い詰めた父に対し、ユラは衝撃の事実を告白する。