「あなたを愛してます」のあらすじ
住民センターで公益勤務に従事しているミンチェ。ある日、電車の中で酔っ払ったユンソと最悪の出会いを果たす。しかし、彼女に出会ったことで、人との交流を嫌うミンチェの心に変化が訪れはじめ…!?一方、妻に病気で先立たれ、孤独な老後を送っていたヨナの祖父・マンソクは、牛乳配達の途中、道ばたで廃品回収をしていたイップンと出会い心を通わせてゆくが…。
各話あらすじ
- 第1話
【第1話】恋の始まり
牛乳配達員のキム・マンソクは、古紙回収業で生計を立てているソン・イップンに出会い、一目ぼれをする。
さらにマンソクは、道端でチョ・スニと不思議な出会いをするが、そこへスニの夫のチャン・グンボンが現れてスニを引き取る。
だがマンソクは、スニの様子に不審を抱く。
一方、マンソクの孫娘で住民生活課職員のキム・ヨナは、地下鉄でチョン・ミンチェと最悪の出会いをする。
- 第2話
【第2話】あの男が恋する時
イップンが気になるマンソクは、しつこく声をかけてはおびえさせる毎日を送る。
そして、住民生活課で働くヨナの元には、あのミンチェが新人職員として入ってくる。
地下鉄で会ったことを隠そうと画策するヨナ。
一方、かいがいしく妻の世話するグンボンだが、スニは認知症を患っていた。
徘徊の症状が出始めたスニはグンボンに、家の戸に錠前をつけるように頼む。
錠前を取り付けるグンボンの目には涙があふれていた。
- 第3話
【第3話】すれ違い
イップンに一目ぼれしたマンソクだが、牛乳をプレゼントしてもなかなか恋心は伝わらない。
住民生活課で働くヨナは、新人職員のミンチェとはケンカばかり。
そんな折り、ヨナは身寄りのない少女、ファン・ミンジと出会う。
ある日マンソクは、公園でスニと再会する。
寝間着姿で、なぜか自分を夫と思い込んでいるスニの様子が気になったマンソクは、彼女をバイクで家まで送ることにする。
- 第4話
【第4話】ソンシ"と呼ばれた女
スニをグンボンの元に送り届けたマンソクは、スニの身を案じて捜していたイップンと、心の距離が近付く。
イップンは、耳の遠いマンソクが補聴器を着けていると気づかずに、名前さえ与えられなかったつらい過去を打ち明ける。
マンソクは話を聞きながら、耳が遠くて聞こえないフリをするのだった。
一方、ミンジの頼みで、生き別れた兄を捜すヨナは、ミンチェがそうでないかと疑問を抱く。
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- 第5話
【第5話】手紙
スニの一件で、マンソクと心の距離が近づいたイップンは、いつもの坂の上で会うことを楽しみにするようになっていた。マンソクも、イップンの生活を少しでも楽にしようと、あれこれ心を砕いていた。そんな折り、マンソクの息子のインソプは、後輩に所長の座を横取りされて意気消沈していた。飲み屋で偶然にその後輩と顔を合わせたマンソクは、息子のためにささやかな復讐をするのだった。
- 第6話
【第6話】初デート
マンソクとイップンは初デートする。いい格好を見せようと、マンソクは孫娘のヨナに教えてもらった人気店へ向かう。
ところが、マンソクは財布を家に忘れてきてしまい、イップンに払わせる羽目に。
名誉挽回のため、バイクに乗って公園までドライブしようとするが、今度はバイクが止まり、2人はバイクを押して公園へ向かう。
公園でマンソクは嫁のユニに出くわし、とっさに身を隠したため、イップンを不快にさせてしまう。
- 第7話
【第7話】私の名前はソン・イップン
マンソクは、イップンと市場でデートをしている。
前回のデートでの失策を忘れてもらおうと、イップンに服を買い、美容室へも連れていく。
さらにマンソクは、イップンを連れて住民生活課に向かう。
勤務中の孫娘、ヨナがイップンに名前を聞くと、マンソクはかわいいから、イップンだ"と答え、イップンに名前をつける。
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- 第8話
【第8話】愛は幼稚なもの
マンソクはイップンと市場でデートをしながら、ついに自分の気持ちを告白する。
しかし、イップンの反応はイマイチである。
古物商のパンスルが、イップンに気があることを知り、マンソクはわざとパンスルの前で、イップンの写真を落とす。
ついに2人は、イップンを巡って対立することになる。
- 第9話
【第9話】嫉妬
マンソクとのデートを断ったイップンは、グンボンと一緒にいる姿をマンソクに見られてしまう。
イップンが自分に手紙を書くために字を習い始めたことを知らないマンソクの嫉妬心はピークに達する。
嫌みを言ってイップンをグンボンの元に行かせまいとするが、彼女の真意を知ったマンソクは、字を習うように進めるのだった。
- 第10話
【第10話】マンソクさん ありがとう
マンソクは、イップンが好きなパンスルに出くわす。
パンスルの意地悪い言動に激怒したマンソク。
2人の闘いが始まった。一歩も譲らない2人。
結局、闘いに負けたパンスルは、堂々とイップンと付き合ってほしいとマンソクに頼む。
死んだ妻への義理で付き合いをためらっていたマンソクの心に変化が生じる。