「恋せよ シングルママ」のあらすじ
明るく活発な女子高生ミソル。楽しい高校生活を謳歌していたが、最近体調が優れない…。心当たりのあったミソルは妊娠検査薬で検査をすると、結果は“陽性”。驚きと不安に襲われたミソルは同級生で恋人のソクビンに真実を告げるが…。妊娠は、高校生である2人にとって、あまりに大きく重大な出来事だった。息子の様子の変化に気付いたソクビンの母はすぐさまミソルの妊娠を突き止め、ミソルに堕胎を迫る。その一方で、このスキャンダルから息子を守るために、ソクビンを海外に留学させてしまう。妊娠が周りに知れるとともにエスカレートするいじめ。しかしそれに屈することなく、子どもを産んで独りで育てることを決意するミソルだった。無事出産し、子どもを育てながらシングルママ生活をスタートさせたミソル。いろいろな仕事を転々としながらも、ある食品会社のアルバイトに行ってみると、そこには先日知り合ったソリョンの姿が。ミソルはソリョンを泥棒と勘違いして撃退しようとして、トラブルを起こしていたのだ。しかし、ともに仕事をする仲間としてお互いに引かれ始めていく。そこへ、かつての恋人ソクビンが海外から帰国。ソクビンはフィアンセがいるものの、ずっとミソルを心配していたのだ―。
各話あらすじ
- 第41話
ソクビンとミソルがヨンウンを連れて3人で会っているのを目撃したユンジョン。
テレビ局の掲示板を騒がせているミソルの子がヨンウンで父親がソクビンだということを知ってしまう。
お互いの目的のためにソクビンと偽りの夫婦を演じることに同意したユンジョンだがヨンウンとミソルをかばうソクビンが許せず怒りの矛先をミソルに向ける。
ミソルはソクビンが一方的にヨンウンと会おうとするため仕方なく週に1度会うことを許しただけだと説明するが、ユンジョンの怒りは収まらない。
そんなある日、ソクビンとジョンジャが自分の子を養子に渡しチンソンを手にした後は自分を追い出し、のちにヨンウンにすべてを譲り渡そうとしていることを知ってしまう。
そしてソクビン親子にこれ以上、利用されたくないと荷物をまとめアメリカに帰ってしまう。
- 第42話
ヨンウンにチンソンを譲り渡すために自分を利用していると知ったユンジョンは、引き止めようとするジョンジャを振り切りアメリカに発ってしまう。
ジョンジャとソクビンはユンジョンをしばらく叔母の家に行かせたことにして、その間に連れ戻そうとするのだが、電話にも出ないユンジョン。
一方、幼稚園の友達から自分の本当の母親は姉であるミソルだと知らされたヨンウンは、ミソルを避けるのだった。
ヨンウンを自分の子として戸籍を改正し母として生きて行こうと決心したミソルは、ヨンウンとの時間を持つために1泊旅行に出かける。
だが旅先でおもちゃが壊れてしまったヨンウンはソクビンを呼ぶのだった。
そして次の日、ミソルたちを迎えにきたソリョンとソクビンが鉢合わせになる。
事情を聴き納得はするものの気分を害してしまったソリョンに別れをほのめかすような言葉を言ってしまうミソル。
そんな時、ジングクは結婚式の日にミソルを拉致した主犯がソクビンだと知り・・・。
- 第43話
ソクビンが自分の結婚式の時にミソルを拉致した主犯だと知ったジングクはソクビンになぜそんなことをしたのかと言いよる。
自分がヨンウンの父親だからジングクとソナの結婚を阻止するしかなかったことをジングクに打ち明けるソクビン。
ソクビンを通報するのは、やめてくれと哀願する弟とソナのためにジングクは拉致事件を伏せてしまう。
そしてソナとの結婚もあきらめるのだった。その頃、ソリョンは自分がヨンウンを愛することでミソルを幸せにできると思い、ヨンウンとの距離を縮めようとしていた。
そんな姿を見たソリョンの母親もミソルとの結婚を許すのだった。
そんなある日、アメリカに行っているはずのユンジョンがテレビに出ているのを見たエジョンがユンジョンを連れ戻すため迎えに行くと言うのだった。
ユンジョンにソクビンがヨンウンの父親だと明かされたくないジョンジャはユンジョンが滞在しているホテルにエジョンと一緒に向かい・・・。
- 第44話
迎えにきたエジョンにユンジョンは、ソクビンとこれ以上一緒に暮らせないから帰ることはできないと言うが、エジョンに説得され家に帰ってくる。
だがそこでソクビンとヨンウンの写真をみつけ、ミソルとソクビンの仲を疑うのだった。
そんなユジョンに夫以外の子を身ごもり、夫の子として産もうとしていることを棚に上げソクビンを責めるのはお門違いだと責めるジョンジャ。
その言葉に怒りを覚えたユンジョンはソクビンがヨンウンの父親だとエジョンに明かしてしまう。
しかし予想に反してエジョンはソクビンを責めるのではなく過去のことだと許しユンジョンに気遣えとなだめるのだった。
家族全員にソクビンがヨンウンの父親だと知られ、受け入れてもらったことをいいことにジョンジャはヨンウンを引き取ろうと考えるのだった。
ソリョンとの結婚の前にヨンウンの父親がソクビンだとウニに打ち明けがミソル。
その事実を知ったソリョンの祖母はヨンウンを父親に渡し、ミソルⅠ人で嫁いでこいと言う。
しかしヨンウンを自分の子として育てることを覚悟したソリョンは・・・。
- 第45話
ヨンウンがいなくなったと連絡をもらったミソルとソナは駆けつけるがちょうど家に来たジョンジャも同行することになった。
ジョンジャから連絡をもらったソクビンもヨンウンを捜すために駆けつけた。
警察の捜索でヨンウンは無事見つかるが、ジョンジャは他人には孫を任せておけないとヨンウン法に訴えてでも引き取ろうとするのだった。
そして幼稚園からヨンウンを自分の家に連れて行き、1番泊めるのだったが、夜にお腹が痛くなったヨンウン。
仕方なく病院へ連れていったが保護者のミソルも病院に呼ばれた。
ジョンジャがヨンウンを法に訴えてでも引き取ろうとするジョンジャを止めようとするが、ヨンウンを独占したいジョンジャはソクビンが父親だとヨンウンに明かしてしまった。
認めるしかなかったミソルはヨンウンを奪われるかもしれないと怖れ、法律事務所に相談に行く。
そして怖れていたようにソクビンが親権要求の訴訟を起こすのだった。
- 第46話
ミソルは訴訟をしてもヨンウンの親権を奪うというソクビンを説得しようとソクビンを訪ねね、ヨンウンだけは奪わないでくれと哀願するが譲ろうとしないソクビン。
そのことを知ったソナがジョンジャの家に行き、ヨンウンのことで言い争いになる。
そんな姿を見たジョンエは家族みんなで話し合い解決策を探そうと提案する。
そして話し合った結果、ヨンウンはミソルが育てるが、ソクビンの戸籍に入れることでいったんは落ち着く。
しかしソクビンの籍に入ることで、ミソルとソリョンが結婚してもソンリョンとは別の性を名乗ることになることで、ソンリョンの祖母は心配し婚約を破棄しろとまで言う。
その頃、毎晩、死んだ娘が夢に現れ自分の子を捜している夢を見ていたエジョンは、もしかして孫が生きているかもしれないと、もう一度、コン婦人に会い詳しく話を聞きたいとジョンジャに話すが。
偽物のコン婦人だと知られては困るジョンジャは孫のことは忘れろと言うのだった。
そして外出した帰りにコン婦人という女が表れた市場に足を運ぶエジョン。
そこで偶然、コン婦人だと言っていた女性に出くわすのだった。
- 第47話
孫が死んだと言ったコン婦人と市場でばったり会ったジョンエだが、そのコン婦人は偽物で、ジョンジャが仕組んだことだと知らされる。
ジョンジャの企みを知ったジョンエは唯一コン婦人を知っているソンさんを捜すのだが、1か月前に死んでいた。
同じころ、ソンさんの死を知ったジョンジャは、ジョンエの孫のことがバレることはなくなったと安心していた。
そんな時、ソクビンとミソルがヨンウンを連れて映画館にいるのを見てしまったユジョンは、ショックで流産してしまう。
ユンジョンの子を養子にやることでジョンエとのつながりを保ち将来、チンソンを手にいれようと企んでいたジョンジャとソクビン。
その事実をエジョンに知られてしまうのだった。
- 第48話
ユンジョンが流産した子がソクビンの子ではなく、将来チンソンを譲り受けるためにソクビンの子だとだましていた事実を知ったジョンエは、家族全員に家から出ていけと言う。
何かなんでもしがみつこうとするジョンジャだが、ジョンエは容赦なく追い出すのだった。
どうしても自分の孫が生きていると思えてしかたないジョンエ。
そこで自分が孫を捨てた孤児院を訪ね、そしてコン婦人の連絡先を知り連絡を取るのだった。
そしてコン婦人の口から自分の孫はあのイ・ソリョンだと聞かされる。その事実に驚いたジョンエは倒れてしまった。
ちょうど本社に来ていたソリョンがその場にいて病院へ搬送するが、意識不明の状態が続いていた。
ジョンエが意識不明で、ジングクが辞職し社長の席が空席なのを利用して、ソクビンは社長代理の席を手に入れ、本格的にチンソンを奪う計画を進めるのだった。
ジョンエが倒れる瞬間を見て気になっていたソリョンは、また見舞いに行くのだが、そこでジョンエの指が動いたのを目撃する。
- 第49話
ジョンエの指が動いたのが気になったソリョンは看護師に告げるが、無意識的な反応で意識が戻る前兆ではなかった。
ソリョンが見舞いに来ることでジョンエが目覚めるかと不安なジョンジャは、自分の許可なしに面会させないよう看護師に頼むのだった。
ソクビンが会社の公金を横領し、その裏金で会社の株を買い占め、代表理事の座を手に入れようとしていることを、チョン代理から聞かされたソリョンは、ソクビンの社長就任をどうにか阻止しようとする。
だがソクビンの社長就任の緊急理事会は開かれソクビンが社長に就任が可決されてしまった。
しかしその時、ソクビンが横領していた証拠を持ってソリョンが異議申し立てをするのだった。
そしてソクビンが知らない間に意識が戻っていたジョンエもその場に現れ、ソクビンは連行されるのだった。
ソクビンをどうしても助けたいジョンジャはジョンエの所に行き、ソクビンを許してくれと哀願するが、ジョンエは許そうとはしなかった。
- 第50話【完結】
ソクビンが捕まりジョンエの家から出ることになったジョンジャ一家は小さな部屋で暮らし始める。
不拘束での捜査のため仮釈放になったソクビン。そんなソクビンを待っていたのはユンジョンだった。
ユンジョンはソクビンと離婚しアメリカに帰ると決めたのだった。
そこ頃、ソンリョンとミソルの結婚式の準備は進められ、ソリョンの養父母は、結婚後ソリョンが祖母であるジョンエと暮らせるよう配慮するのだった。
新聞でソクビンが横領し捕まったことを知ったジングクがやっと帰ってきた。
最後にエジョンとの関係に終止符を打ち、新たな人生を生きようと決めるのだった。
ソリョンとミソルの結婚式当日、陰からその姿を見ていたソクビンは、遠くへ去ろうとするが運転中に事故に会い、頭を打った衝撃で、知能障害が残ってしまう。
子どものようになったソクビンはヨンウンと遊ぶことが何よりの楽しみになり、またヨンウンもそんなソクビンを受け入れる。
エジョンの家で新婚生活を始めたソリョンとミソルは幸せな日々を過ごしていた。そしてジングクと離れ離れになり悲しんでいるソナのためにソリョンとミソルは強制的に料理の勉強に留学させ、それにジングクを同行させるのだった。
母の幸せを祈りながらソリョンとミソル、そしてヨンウンは親子として歩んでいくのだった。