「恋せよ シングルママ」のあらすじ

明るく活発な女子高生ミソル。楽しい高校生活を謳歌していたが、最近体調が優れない…。心当たりのあったミソルは妊娠検査薬で検査をすると、結果は“陽性”。驚きと不安に襲われたミソルは同級生で恋人のソクビンに真実を告げるが…。妊娠は、高校生である2人にとって、あまりに大きく重大な出来事だった。息子の様子の変化に気付いたソクビンの母はすぐさまミソルの妊娠を突き止め、ミソルに堕胎を迫る。その一方で、このスキャンダルから息子を守るために、ソクビンを海外に留学させてしまう。妊娠が周りに知れるとともにエスカレートするいじめ。しかしそれに屈することなく、子どもを産んで独りで育てることを決意するミソルだった。無事出産し、子どもを育てながらシングルママ生活をスタートさせたミソル。いろいろな仕事を転々としながらも、ある食品会社のアルバイトに行ってみると、そこには先日知り合ったソリョンの姿が。ミソルはソリョンを泥棒と勘違いして撃退しようとして、トラブルを起こしていたのだ。しかし、ともに仕事をする仲間としてお互いに引かれ始めていく。そこへ、かつての恋人ソクビンが海外から帰国。ソクビンはフィアンセがいるものの、ずっとミソルを心配していたのだ―。

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各話あらすじ

第21話



ソクビンとユンジョンに子どもができたら、ジングクの養子にしてはどうだろうか。


ジョンジャはソクビンにそう話を持ちかける。


あとで本物の孫が出てくるかもしれないし、今の不安定なソクビンの立場も解消されるという魂胆だ。


ジョンジャの意見に賛成するソクビン。


ジョンジャはさっそくカン女史に話すのだった。


話を聞いたカン女史は喜び、礼を言うのだが、問題はジングクとユンジョン。


果たして2人は納得するのか・・・。


なかなかユンジョンに話を切り出せないでいるソクビンにジョンジャは、妊娠してから話してもいいと言う。


一方、カン女史はジングクに養子のことを話すが、ジングクはすぐにはうんと言わない。何とか説得しようとカン女史は必死になるのだが・・・。



第22話



ジングクのあとをついて行ったジョンジャは、ジングクがヨンウンと一緒に車から降りるのを見て、ソナとジングクの仲を怪しみ始める。


しかし、どんなに考えてみても答えが出てこないジョンジャは、車から降りるとソナに挨拶するふりをしながら近づいていく。


部屋にまで上がり込んだジョンジャはソナの様子をうかがいながら、ジングクとの関係を根掘り葉掘り聞こうとする。


ジョンジャはソクビンとユンジョンの子どもをジングクの養子にするため、拒むユンジョンに漢方薬を飲むよう無理強いしたため、ソクビンとユンジョンの間に徐々に溝ができていく。


一方、ミソルとソリョンが並んで仲よく歩いている姿を見たソクビンの表情は固まってしまう。


ミソルとソリョンの姿が目に焼き付いて離れないソクビンは、我慢ができずどこかに電話をかけるのだが・・・。



第23話



ジングクが、自分がソナと会おうと誰と会おうと、ジョンジャさんが口を出す問題ではないと言うと、ジョンジャはソナがヨンウンの父親と会って間もないし、ソナがどんな人間か分からずに会っているのだと言う。


ジングクはそんなジョンジャを見て、目の前にいない人の悪口をむやみに話すものではないと言い、これからは自分の判断でするので干渉しないでほしいと告げる。


あきれ返ったジョンジャは返す言葉もなく、ただあんぐりして見ているだけだった。


ソリョンとミソルが親しげに過ごしている写真を見たソクビンは、こみ上げる怒りをどうすることもできずない。


感情を鎮めるためにスカッシュを打ち続けるソクビン。


そのうちラケットを放り投げて寝転がって、張り裂けそうな思いで荒々しく呼吸する。



第24話



夜道を1人、人とぶつかりながら歩いて行くソリョンを見ながらミソルは、ふらつくソリョンをつかみたかったけれどつかむことができず静かについて行く。


ミソルの家を見つめながらじっと
立ちすくんでいるソリョンの後ろ姿を見ると、ミソルも胸が痛む。


スーツ姿のまま勇み足で歩いていたソリョンは、自分の前にミソルとヨンウンが手をつないで歩いている姿を見つけるとじっと見つめる。


その時、ヨンウンがソリョンを見つけると、ソリョンのほうに走って行き、うれしそうに飛びかかる。


ミソルとソリョンはお互いに戸惑いと驚きを隠せず、お互いにどうすればいいのか分からなくなってしまう。


一方、ジングクとソナの仲を裂きたいジョンジャは、ソナが身持ちの悪い女だとカン女史にウソをつく。



第25話



ミソルが歩いてくる姿を車の中から見ていたソクビンは、電話をかけてネックレスの誤解を解こうと話しかける。


ミソルはネックレスなどには興味も関心もないから誤解することもないと言い、自分に対して少しでも気持ちが残っているのなら、どうか早く忘れてほしいと頼む。


ミソルに面と向かってはっきり言われたソクビンは、今にも泣きそうな表情でミソルをただ見つめる。


ソクビンのポケットから偶然落ちた携帯を拾ったユンジョンが、好奇心で携帯を見ていると、桜の木の下で笑っているミソルの写真を見てしまう。


自分がミソルを紹介する前に、すでにソクビンとミソルが知り合いだったにもかかわらず、お互いに知らん顔をしていたことを知ったユンジョンは2人の仲を疑い始める。



第26話



ミソルは、ソクビンとは高校時代の友だちでしかなく、何の関係もないとユンジョンに伝える。


それでも気の晴れないユンジョンは、2人に向かって、自分をだまそうとせず、正直に2人がどんな仲なのか、自分をだました理由は何なのかとしつこく問い詰める。


ミソルはただ頭を下げて、何の関係もない、信じてほしいと訴えるだけだった。


ソナの家を訪ねてみようと言うジョンジャの口車に乗せられたカン女史は、ジョンジャと一緒にソナの家に向かう。


ソナの家に入った2人は、死んだと思っていたソナの夫が家の庭にいるのを見て驚いてしまう。


ちょうどそこに帰ってきたソナは、ジョンジャとカン女史に侮辱された上、見知らぬ男がソナの夫だと言い、男が庭を蹴散らしていくのを見て、ショックで座り込んでしまう。



第27話



ミソルは誤解を受けて寝込んでしまったソナを見て、申し訳なさでいっぱいになり、カン女史の家に駆けつける。


そしてジョンジャが制止するのを振り切って、ヨンウンはソナの子どもではなく、自分が高校生の時に産んだ子どもだと伝える。


ミソルの将来を案じたソナが、ミソルを不幸にさせまいと、ヨンウンの母だと名乗るしかなかった、ソナはこれまで恋愛することもなく、ひたすら自分のために犠牲になってくれたのだと話すと、ソナはミソルを抱きしめ涙を流し、ジングクは胸を痛める。


カン女史も驚いて信じられてないといった表情で見ているのだが・・・。


ヨンウンを抱きかかえて家に入ってきたソクビンは、カン女史とソナの話を偶然耳に入れてしまう。


自分が抱いているヨンウンとソナの顔を順番に見て驚きを隠せないソクビン。


そんなソクビンを見て驚いているジョンジャを意外な表情でソナは見つめる。



第28話



ある日、ソナはソクビンを呼び出し、ヨンウンがミソルの子どもであることと、それを誰にも言わないでほしいと頼む。


ソナの話を聞いたソクビンはすべてを知りショックを受ける。


ようやく落ち着きを取り戻して生活しているミソルが取り乱さないようにしたいと頼むソナの言葉に、ソクビンは手を振るわせながら返事をするが、これまでのいきさつを考えると胸が張り裂けそうになる。


堪えきれなくなったソクビンは、ミソルに会いに行くが、そこでまた信じられない事実を耳にする。


まだ高校生の幼いミソルがジョンジャに子どもを始末しろと言われて、髪を引っ張られて病院に連れて行かれたという話を聞いたソクビンは驚きで言葉をなくす。


ミソルはもう7年前に終わった仲なのだから、ヨンウンのことも聞かなかったことにしてほしいと伝えて去って行ってしまう。


そんなミソルを追うこともできず、ソクビンはただ涙を流す。



第29話



ソクビンとミソルが一緒にいるところを目撃したユンジョンは、ソクビンが席を立つと、ミソルに近づいていってミソルに飲み物をぶちまける。激高するユンジョンを、あきれ返ってあぜんとしたまま見つめるミソル。


ユンジョンはこそこそソクビンに会う理由は何なのか、言い訳でもしてみろと、ものすごい剣幕で詰め寄るが、ミソルは落ち着いて対応し、決して不純な意図で会ったのではないからヘンな想像はやめてほしいと伝える。


ユンジョンは落ち着き払ったミソルの態度にさらに怒りを覚え、軽蔑のまなざしをミソルに投げ付けて行ってしまう。


残されたミソルは腹立たしさと口惜しさでやりきれない心境になる。


一方、農産物を収穫する宿題が出ていたヨンウンのために、ジングクはソナとヨンウンを別荘に連れて行き楽しい時間を過ごす。


それを知ったカン女史は娘が建てた別荘に2人で行くのは無神経すぎるとジングクを咎めるのだが・・・。



第30話



家に遊びに来ていたヨンウンがいなくなったことを知ったジョンジャとソクビンは必死でヨンウンを捜し始める。


あちこちを血眼になって捜していたソクビンは、自分の書斎の机のそばで
ゲームを握りしめたまま眠っているヨンウンを見つけるとこみ上げてくる感情を抑えることができず、ヨンウンを思わず抱きしめる。


涙をためたソクビンを見たジョンジャは腹を立てる。


ソナから念書をもらいジングクとの結婚を許したカン女史は、ソナを呼ぶと、家の面目を考えて結婚の仕度をするようにとお金を渡す。


ソナは困り果てるがジングクの言うとおり、素直に受け取って結婚の準備を始める。


一方、テレビ局の試験に合格したミソルのお祝いをする同僚とソリョン。


ミソルはソリョンと2人きりになると感謝の気持ちを伝える。


そしてついにジングクとソナの結婚式の日を迎えるのだが・・・。



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