今にも落下しそうな段ボールを見たソリョンは、その瞬間、ミソルを助けようと飛びかかる。２人の唇は激しくぶつかる。

訳の分からないミソルは、ソリョンが突然襲いかかってきて無理やり唇を奪ったと怒る。

ソリョンがいくら説明してもミソルは納得しない。

しばらくして段ボールが本当に落下すると、ミソルはソリョンの話が本当だったと分かり、２人は気まずくなるのだった。

一方、ヨンウンの存在を知ったジョンジャは、手当たりしだいに幼稚園を回って、ヨンウンを見つけようとする。

最後に訪れた幼稚園で、やっとのことでヨンウンを見つけたジョンジャ。

ソクビンの子どもの頃とそっくりなのを見て、ミソルが産んだ子だと確信する。

会社のフロアで偶然ソクビンと会ったミソル。

ソリョンと出かけなければならないのに、ショックで階段にうずくまってしまう。

ミソルがいなくなって最初は怒っていたソリョンだが、沈み込んだミソルを見て心配する。

車に乗って仕事に向かう途中、何があったのか聞くのだが、ミソルは何も答えないのだった。

元気のないミソルは、スープを入れている時にやけどをしてしまう。

結局、泣き出してしまうミソル。

一方、ソクビンは、ミソルと別れたあと、妻のユンジョンに誘われて書斎の机と家具を選びに行く。

でも、頭の中はミソルのことでいっぱいで、ユンジョンが何を言ってもうわのそらだ。

そんなソクビンを見てユンジョンは腹を立てる。

酒に酔ったソクビンは、自分も長い間苦しんできたとミソルに言う。

そして、一度もミソルのことを忘れたことはなったと告白する。

しかし、そんなソクビンを見てもミソルは「二度と来るな」と冷たく一蹴するのだった。

ソクビンは家に帰るが、妻の待つ自分の部屋ではなく母親の離れに行ってしまう。

電話でそのことを知ったユンジョンはソクビンを迎えに行くのだが、ソクビンはそのままソファーで寝かせてほしいと言う。

最近のソクビンの様子が変だとユンジョンは腹を立て、ソクビンを残して部屋に戻ってしまう。

家に戻ったミソルは、ヨンウンの欲しがっていたゲームを見つけ、どうしたのかとソナなに聞くのだが、ソナは友達がくれたとしか言わない。

図書館に行こうとした時に、待っていたソクビンに車で連れられていったミソル。

ソクビンはどれだけつらかったかを言い、ミソルは自分もソクビンを忘れるために苦しんだと言う。

泣いて抱きしめ合う２人の姿を、偶然通りかかったソクビンの妹・スビンが見てしまう。

スビンは急いでジョンジャに電話し、ソクビンとミソルが抱き合っていた話をする。

驚くジョンジャ。戻ってきたスビンが自分の見た光景を話すが、酔っ払っていたため、ジョンジャはどこまで信じていいのか分からず腹を立てる。

スビンは、自分の兄を見間違えるはずはないと強く言うが、ジョンジャはそれでも半信半疑だ。

家に帰ってきたソクビンをつかまえて、ジョンジャはミソルと会っていたのかと聞くのだが……

倒れたミソルを病院に運んだソリョンは、驚いて心配する。

点滴を受けながら横になっているミソルの濡れた髪の毛とおでこをソリョンは一生懸命拭きながら、そっと布団をかける。

気がついたミソルが、ここがどこかと辺りを見廻すと、ベッドの横で眠っているソリョンが目に入り驚いてしまう。

ミソルの様子に目を覚ましたソリョンは心配して何があったのかと、ミソルに聞きミソルを家にまで送る。

そしてミソルとの再会で、ミソルへの思いと申し訳なさでいっぱいになるソクビンは、ミソルを干渉し、しつこく追いかけるようになる。

そんな夫の行動にいち早く気づいたユンジョンは、寂しさを紛らわすために飲酒を始める。

ソクビンとユンジョンの異変を知ったジョンジャは、早く手を打とうとミソルを責めたてるのだが、それを知ったソクビンは猛烈に怒ってジョンジャに反発する。

ヨンウンの幼稚園のお迎えに行ったソナ。帰宅途中、幼稚園の友だちを見つけたヨンウンは道路に飛び出してケガをしてしまう。

ジュリが銭湯へ向かってアイスを食べながら歩いている途中、偶然ヨンウンと手をつないで歩いていたウドンを見かける。

うれしさや感激よりも、ウドンが子持ちだったと誤解したジュリは憤慨してウドンへの怒りを露わにして踵を返してしまう。

一方、孫を探しているカン女史は、施設の管理人だったという人が現れたという話を聞いて駆け付ける。

コン婦人捜しのためには金に糸目はつけないから、どんな方法を使ってでも見付けだしてほしいと懇願する。

カン女史に孫がいることを知ったジョンジャは、何としても孫探しを阻止させようとしようと、いろんな悪巧みを始める。

ヨンウンのケガによって再開したジングクとソナ。

昔話に花を咲かせつつもヨンウンにケガをさせたという良心の痛みで、ヨンウンにおもちゃを買い与え食事に誘ううちに情が移っていく。

部屋のリビングでうろうろしていたジョンジャは、サラ・チョンが出てくると適当に挨拶を済ませて、カン女史にわざとらしく涙を流しながら、カン女史がガンかもしれないと伝える。

驚いたカン女史は自分がガンだという話を聞き気絶しそうになる。

震える手で医師のキム博士に電話をかけて事実を確認するが・・・。

一方、ユンジョンの車にわざとぶつかってきた当たり屋に因縁をつけられて困ってしまう。

ちょうど近くで一部始終を見ていたミソルは防犯カメラを確認しようと詰め寄る。

ミソルに助けられたユンジョンは指輪の一件を謝りミソルへの信頼を深める。

ソルロンタン店で奔走するソナは、オモチャを持って走り回っている子どもとぶつかってしまう。

ぶつかった反動で子どもは転んで泣き叫び、器に入っていたスープはソナの洋服にかかってしまう。

そんな中でもソナは唇を切った子どもを優しく注意しながら薬を塗ってあげる。

その一部始終を偶然店舗の見廻りで本社からやってきたジングクが遠くから見守る。

肩を落として帰宅しようとするソナに電話をかけたジングクは、一緒に夕飯を食べようと誘うが、
ソナはいつも世話になってばかりだと丁重に断る。

そんなソナの様子をジングクは車の中からそっと見守るのだが・・・。

一方、ソリョンに告白されたミソルは、ソリョンに惹かれていく自分を断ち切るために、ソリョンを呼び出してお金を返す。

自分を受け入れてくれると思っていたソリョンは、ミソルの突然の態度にガックリしてしまう。

ミソルからお金を返してもらったソリョンは快く受け取り、そのお金でミソルの家でサムギョプサルパーティーを開くことにする。

ミソルとソリョンが親しげに挨拶を交わして別れる姿を、車の中からじっと睨みつけながら見ているソクビン。

２人の姿に我慢できなくなったソクビンは車から降りるとミソルをつかまえて、あとですべてを説明するから待っていてほしいと頼む。

ミソルは自分が待たなければならない理由がわからないと言い、その場を立ち去ってしまう。

ソクビンはやり切れない気持ちで、ミソルの後ろ姿を見ているのだが・・・。

ヨンウンがウドンを叔父ちゃんと呼ぶ様子を見たジュリは、ウドンが妻子持ちではないと知ることになる。

ようやく誤解が解けた２人は抱き合って喜ぶ。

放送局のテスト当日。脂汗を流し、お腹をつかみながら苦しそうにのたうち回っているソナを見つけたミソル。

ソナを支えながら病院に行こうとするもののタクシーがつかまらなくてやきもきしている。

その時、トレーニングウエア姿で走ってくるソリョン。苦しんでいるソナと今にも泣きそうなミソルを見つけたソリョンはすぐさま駆けよって、タクシーをつかまえて病院に連れて行く。

ミソルのテストの日だと知っていたソリョンは、強引にミソルをテストへと向かわせ、ソナの手術の付き添いとヨンウンの子守をしながら病院で待っていてくれる。

放送局のテストを終えたミソルは病院に直行し、ソリョンのお礼を言う。

偶然、同じ病院に入院しているカン女史のお見舞に来たソクビンは、部屋から出た時、自動販売機でジュースが買えずに困っている男の子を助ける。

ヨンウンを追ってきたミソルは、ソクビンがヨンウンを抱き上げてジュースを買わせているのを見て驚がくする。