「マイ・プリンセス」のあらすじ
ビンボーだけど明るく元気な女子大生ソルは、ある日バイト先で公務中の外交官へヨンと出会う。お互いの第一印象は最悪で、2人は会うたびにケンカばかり。そんな中、ヘヨンの祖父で財閥企業の会長トンジェは、皇室再建のために全財産を社会に還元すると表明。長年かけてソルを探し出した彼は、なんとソルが唯一の皇族継承者だと告げ大騒動に! ごく平凡な暮らしが一転し、“皇女”として宮廷入りを迫られるソル。さらにその教育係となったのはへヨンだった! ソルとヘヨンは次第に惹かれ合うが、彼女は国中の視線を集めるたった1人のプリンセス。その行く手には途方もない困難が待ち受けていて…!?
各話あらすじ
- 第1話
【第1話】運命の出会い
大学で専攻担当のナム教授に片思い中のソルは、明るく元気なビンボー学生。
アルバイトで大忙しの彼女は、ある日、アルバイト先で公務中の外交官ヘヨンと出会う。
お互いの第一印象は最悪で、その後も偶然会うたびにケンカばかり。
その頃、大統領は皇室再建案に対する国民投票を実施すると発表。
そんな中、巨大財閥企業テハングループの会長トンジェは孫のヘヨンに、大きな借りがある"というある人物を急いで探すように指示をした…。
"
- 第2話
【第2話】突然、私がプリンセス!?
探していたイ・ソル"が、例のお騒がせ女子大生と知って驚くヘヨン。
彼女が自宅のペンションで働く様子を観察するが、そのドケチぶりにあきれるばかり。
その頃、ヘヨン博物館館長のユンジュは世紀の発見"純宗(スンジョン)の親書"の取材を受けていた。
かつて彼女とこの親書を探していたナム教授は、愛する女性の裏切りに怒る。
一方、ヘヨンはソルに自分がテハングループ会長の孫だと明かす。
ソルに会った会長は突然ひざまずいて「皇女様」と呼んだ…。
"
- 第3話
【第3話】ハグ女は誰!?
「皇室再建案が成立した暁には、テハングループの全財産を社会に還元する」というトンジェ会長のサプライズ発表に、政財界は大混乱!
ソルを探して大学に現れたヘヨンは、追ってきた記者たちに彼女との関係を問い詰められ、とっさに自分の恋人だと言ってしまう。
テレビのニュースはヘヨンと恋人の話題で持ち切りになり、マスコミから逃れた2人はようやく会長に会う。
そこでソルは父に関する思いがけない真実を知るのだった…。
- 第4話
【第4話】駆け落ち大作戦
海外脱出を試みたソルは空港で止められる。なんと法務大臣の命令で彼女は出国禁止!
仕方なく家に戻ったソルは、養母に宛てた家出の手紙を回収しようとするが、ヘヨンとの駆け落ちと誤解されて事態は悪化。
養母には婚姻届を出すよう迫られ、マスコミにはソルが皇女だと知られてしまう。
一方、ソルを連れ出したことで会長に責められたヘヨンは、自分の父が追放された理由を知り怒りが爆発。
ソルを追うマスコミは、彼女の父が詐欺師だったと報道する…。
- 第5話
【第5話】財産を没収された御曹司
ソルは目の前に広がる華やかな宮殿に、ただ驚くばかり。皇女になった娘ソルと宮殿で再会した養母は、とまどいながらも喜んだ。
一方、マスコミ騒動の中で、ヘヨンには外務省から自宅待機の命令が下り、さらにトンジェ会長の指示で家もカードも取り上げられる。
会長はソルの宮廷入りで皇室財団の設立を急がせ、ユンジュは自分に財団を任せて欲しいと頼む。
国民投票が待たれる中、ソルは父の名誉を守るために、皇女の道を選ぶかの決断を迫られる…。
- 第6話
【第6話】へヨン先生のお姫様レッスン
ソルがベッドで目覚めると目の前にヘヨンが!?
実はヘヨンは皇室再建チームに配属され、ソルの教育係になっていた。
驚いたソルは、恋人騒ぎの相手が教育係ではまずいと大反対。
しかし皇女教育プロジェクトが始まっても、朝は寝坊、試験は0点と最悪な生徒ぶりを見せ、2人はケンカばかり。
しかし次第にお互いの事が気になり始めて…。
一方、ユンジュは皇室財団の理事長に就任。
ナム教授も理事になり、宮中で男女4人の思惑と恋が交錯する…。
- 第7話
【第7話】心が近づく夜
ユンジュはソルに対して冷たく当たるが、一方でソルとヘヨンの距離は次第に縮まっていく。
そんな矢先、ヘヨンはソルと家族に「皇室財団発足の記者会見で、ソルの養父の前科を公表する」と言い渡す。
実父の汚名を返上するためだが、ソルはもちろん大反対。
そこに実父の知人だという人物から連絡が入る。
ソルとヘヨンはその知人に会いに行き、ソルは優しかった父の記憶を少しずつ取り戻す。
その夜、2人の気持ちは急接近し…。
- 第8話
【第8話】ひとりぼっちの記者会見
眠っているソルを残して宮廷へ向かうへヨン。
1人で会見に臨んだ彼はソルの養父の前科を公表するが、ユンジュはそれがむしろソルを守る行為だったとヘヨンを責める。
一方、ヘヨンに裏切られたソルは、事情を話そうと養母の家へ行くが会ってもらえない。
家族を傷つけたと放心状態で泣き続けるソルを、迎えに来たナム教授は慰めて宮廷に連れて帰る。
彼の手助けで立ち直ったソルは、皇室財団の発足式を再び行うことを宮廷の皆の前で宣言した!
- 第9話
【第9話】ドア越しの告白
トンジェはヘヨンとユンジュに早く結婚するよう促し、ソルは動揺する。
一方、宮廷にやって来たダンは、ソルが家族を裏切ったとまくし立て、ヘヨンはその誤解を晴らすために養母の家を訪れる。
ソルもまた養母に会いに行き、家の中にヘヨンがいるとは知らず、ドア越しにヘヨンが好きになったと告げる。
そして再び行われることになった発足式の当日、ユンジュの計略でマスコミは駐車場から入場できずにいた。
それを知ったソルは駐車場で演説を始めるが…。
- 第10話
【第10話】王子様はここにいる!
自分の思いを率直に語った駐車場での名演説で、ソルは一躍話題の人に!
大統領はそんな彼女を政治的に利用しようと、ソルと公の場を設けたいと言うが、ヘヨンは彼女を守ろうと必死。だがソルはのんきに、宮廷で数少ない味方である料理人見習いのコンと和んでいた。
そして、2人の思惑を知らないソルの行動がもとで、ヘヨンは大統領の怒りを買ってしまう。
一方、ダンは密かに持っていた皇女の証となる「匂い袋」の鑑定を、ナム教授に依頼する…。