「私の心が聞こえる?」のあらすじ
各話あらすじ
- 第22話
ジンチョルは、自分が留置所に入れたジュナがマルであることを知り、ヒョンスクはジュナの面会に行く。
ジンチョルとシネを恨むジュナは、ヒョンスクにまで騙されていたことへの怒りをヒョンスクにぶつけるが、ヒョンスクはジュナの気持ちを考えようともせず、自分の苦しみだけを言う。
ドンジュは自分とジュナの正体を隠していたことをヨンギュたちに謝りに行くが、スングムはそんなドンジュに、長年の悔いを語りドンジュに頭を下げる。
一方、ジンチョルはジュナへの告訴を取り下げ、父親としての支援を惜しまないと言う。
またジュナも信じられるのはジンチョルだけだと伝えるのだった。
そして、ジュナが最初にジンチョルに要求したのは、実の母親のシネを追い出すことだった。
本来の自分の場所に戻ったと思うマルは、ウリを夕食に招待するが、ウリはマルでもジュナでもないなら会いに来なかったと言って帰ろうとする。
- 第23話
ジンチョルの息子としての道を選んだジュナは、ドンジュに背中を向けて話しながら耳が聞こえないのかと皮肉る。
ドンジュはその言葉にジュナとの関係の改善を諦める。
ジュナはエネルギーセルの代表の座をドンジュから奪い、ドンジュは営業部に飛ばされてしまう。
ミョンギュンは、スングムのボケ防止のためにスングムの家を散らかし、スングムは字を習いたいと言う。
一方、マルに拒否されたシネは、マルを説得するためにスングムを連れて行こうとするが、スングムに見抜かれてしまう。
メーキャップショーに使う音楽を決めるために、ミンスはドンジュに音楽を聴かせながら意見を求めるが、ウリの機転で何とか乗り越える。
ついにメーキャップショーの日を迎え、ジュナは耳が不自由なドンジュを困らせるが、そこでもウリに助けられる。
そして、ショーの途中、突然会場が真っ暗になり明かりが戻ると、ドンジュは自分の秘密を公表する。
- 第24話
メーキャップショーで、ドンジュは耳が聞こえないことを発表し、ウリはそんなドンジュを見守りながら涙を流す。
ドンジュは耳が聞こえない分、誰よりもよく見ることができると言い、新たなコンセプトを発表する。
ヒョンスクはドンジュに耳が聞こえないのは嘘だったと発表するように強要し、ドンジュは耳が聞こえない自分の苦しみをヒョンスクにぶつけながらヒョンスクを連れてプールに飛び込む。
ドンジュの耳のことを知ったジンチョルは、口では認めないもののドンジュへの罪悪感を抱き、ジンチョルの実の息子であるジュナはジンチョルのそんな態度が面白くない。
ヨンギュのことが気になるナ・ミスクはヨンギュの家を訪ねるが、正気を取り戻していたスングムは、ミスクに死んだウリの母親を重ねて涙を流しながら謝る。
復讐を断念しないヒョンスクは、カン理事の娘であるミンスとドンジュをくっつけて、カン理事を見方につけようとするのだが・・・。
- 第25話
ドンジュは、ウリにヒョンスクがマルをジンチョルの息子だと知っていたことを話し、これからもそばにいてほしいと打ち明ける。
一方、ジュナは死んだテ会長の死因を、ドンジュがベランダから落ちるところを目撃し、そのショックによるものだと記事にする。
その記事を見たドンジュはジンチョルに、ヒョンスクに謝罪し、記事を訂正するよう要求する。
ジンチョルは、記事を書かせたジュナにドンジュを必要以上に刺激するなと忠告し、ジュナを息子として戸籍に載せると言う。
エネルギーセルの代表から外されたドンジュは、スタッフたちを自分の家に招き会議をしようとするが、ヒョンスクはジュナの前でウリを蔑み、ジュナは障害者と付き合うなとウリに言ってしまう。
そして、ついにマルが家に来ると聞いたヨンギュは、マルのためにご飯を炊くが、マルは一口も食べずに帰ってしまう。
そして、気を落としたヨンギュの家族とミョンギュンの家族はお酒を飲むのだが、そこにナ・ミスクが訪ねて来る。
- 第26話
ジュナは、ドンジュから力を奪うためにエネルギーセルを売却する計画を進めるが、ドンジュに先手を打たれてしまう。
ジンチョルは、ドンジュの動きを把握していなかったジュナを責め立て、息子として信頼されたいなら事態を収拾しろと命令する。
ジュナは事態を把握するためにミンスに、ジンチョルがテ会長を殺したことや、自分が16年間利用されたこと、そして、ミンスも復讐に利用されていることを打ち明ける。
そしてそのすべての会話をウリが偶然聞いてしまう。
ヨンギュに気があるミスクは、ヨンギュの気を引くためにすっぴんで会いに行くのだが、ヨンギュはそんなミスクに化粧をしろと言いながら追い返そうとする。
ウリに心を寄せるジュナは、会社のみんなが見る前で、兄としてウリを食事に誘うが、外食ではなく自分の家で料理を作ってほしいと頼む。
そして、ヒョンスクは会長解任案で役員会議を開こうとするのだが…。
- 第27話
会社のロビーに、ドンジュの解任を知らせる辞令が貼り出さる。
ウリはマルにドンジュとの和解を求めるが、マルは聞く耳を持たない。
解任されたドンジュは、動揺することなく会社をあとにするが、マルとジンチョルのもとには、会長解任案で役員会議を開くとの連絡が入る。
ジンチョルは、ドンジュやヒョンスクが死んだドンジュの父親の遺言状を持っていると知り、ヒョンスクに妥協の話を持ちかけるのだが、ヒョンスクの要求は、ドンジュを後継者にすることだった。
一方、ヨンギュに心を寄せるミスクは、積極的にアプローチする。ヨンギュはすっぴんが死んだ妻に似ているミスクに、自分に女は1人だから化粧をしろと強要する。
ヨンギュだけがマルの心を察し、マルを励ますために絵と手紙を送るが、マルはその手紙をウリの前で破いてしまう。
そして、ジンチョルはドンジュをけん制するために、自分の財産をマルの名義にするのだが・・・。
- 第28話
マルにすべてを奪われてしまったジンチョルは、シネのところへ行き、マルを産んだことを責める。
一方、ヒョンスクはジンチョルがテ会長に書いた誓約書の写しを渡し、ドンジュはその内容に胸を痛める。
ドンジュは今からでも罪を認めるようにとジンチョルに話すが、ジンチョルは自分の罪を認めず・・・。
そんな中、ジンチョルから財産を奪ったマルは、ジンチョルの側近の役員たちに自分が筆頭株主であることを公表し、ドンジュの目的を伝え自分の味方になるようにと懐柔を試みる。
娘を愛するカン理事は、娘のミンスのためにドンジュを訪ね、協力することを約束するのだが、ジンチョルの殺人を証明するためには、シネの証言が必要だとドンジュに教える。
しかし、ドンジュはマルのためにもせめてシネだけは関わらせない方法を探そうとする。
そして、ウリはマルのためにソウルへ引っ越そうと家族たちを説得するのだ・・・。
- 第29話
ジュナは、チェ・ジンチョルにおびき出され、工場へ向かうドンジュを救うためにヨンギュに助けを求める。
工場の火災でミスクを失っているヨンギュは、ウリを工場の外へ残して、火のついた工場へ入るが、そこにマルがやってくる。
そして、マルはドンジュを助け出す途中、目にケガをしてしまい、失明の危機におかれてしまう。
病院で意識を取り戻したドンジュは、株主総会の会場へ行き、株主や役員たちの前で、チェ・ジンチョルが犯した罪をすべて話すが、チェ・ジンチョルはすべてを否定する。そして、マルのケガを見たシネは、ついにチェ・ジンチョルの罪を証言する決心をする。
マルの目のケガに、胸を痛めたヒョンスクはマルの病室を訪れるが、目の見えないマルはそんなヒョンスクを追い返してしまう。
スングムの認知症が進み、スングムは家族が誰なのかも分からない。シネはそんな母親の姿に胸を痛めるのだった。
そして、マルの目の手術も成功し、視力を取り戻したマルはヨンギュたちの家に戻り・・・。
- 第30話【完結】
マルの目のケガにショックを受けたヒョンスクは、ドンジュのリハビリをしたサイパンへ行き、マルとドンジュと3人で幸せな人生を送れるようにやり直したいと、ドンジュに打ち明ける。
そして、そんなドンジュの前にマルがやってきて、2人はいつものようにキャッチボールをする。
ヒョンスクは、サイパンに現れたマルに、すべてを謝り、母親としてもう一度チャンスをほしいとマルに頼む。
ウリは、ドンジュとの出会いをきっかけに、本格的に手話を習い、手話通訳士を目指す。
認知症が進んだスングムは、ヨンギュが子供だったころの夢を見る。しかし、夢から覚めると大人のヨンギュを誰か分からず、自分のことを忘れた母親の姿に、ヨンギュはもうご飯を食べないと言い出す。
復讐を果たして会社に復帰したドンジュは、ヨンギュにウリとの結婚への承諾をお願いし、ヨンギュはこころよく承諾する。
そして、動脈瘤で入院したチェ・ジンチョルは、治療を拒むのだが、そんなジンチョルの前にドンジュがやってくる。