「スカーレットレター -裏切りの代償-」のあらすじ
罪の意識と災難に襲われる女と、成功と復讐を手にした女。
女と女の壮絶な戦いが今、始まる。
駆け出しの放送作家ハン・ギョンソ(イ・スンヨン)は、大学の先輩チャン・ジェヨン(キム・ヨンホ)と短くも花火のよう熱愛の末結婚をする。新婚旅行先である済州島に、夫の元恋人チャ・へラン(キム・ヨンジュ)の弟が押し掛けてきた。ギョンソの子供を宿していたヘランであったが、倒れている弟と凶器を手にしたチャン・ジェヨン、その後ろで震えるかつて友人であったギョンソを見た瞬間、そのまま気を失ってしまう・・・。
その6年後、ギョンソはプロデューサーイ・ドンジュ(チョ・ヨヌ)の誘いでドラマの脚本を書き始めるが、納得のいくものが書けないでいた。そして、作家として生き残るために、やむを得ず自分や夫、へランのことを書くことに。そして、へランは、ギョンソが執筆中の作品「スカーレットレター」の内容が自分の話しであることを知り、ドラマ出演を自ら交渉するが・・・。
各話あらすじ
- 第11話
ヘランはギョンソにドラマを書くなと言うも、インソとジェヨンは書き続けるように説得する。
ギョンソは自分1人のために書き続けていいのか再び悩み始める。
ヘランはギョンソが台本を書き続けていることを知り激怒する。
そんな時、ある俳優が嫌いな俳優との共演を避けるために、ドラマを降板したと聞く。
そしてギョンソを降板させる方法として、ヘランはそのドラマへの出演を決心する。
- 第12話
ソッコとドンジュはヘランの出演意思を聞き怪訝に思いながらも喜ぶ。
ギョンソはヘランが出演すると聞いてショックを受ける。
スニムはソンジュンのために女性を連れてこようとするが、ソンジュンはお金で女を買いたくないと反対する。
ギョンソはインソにアドバイスされたとおり、ドンジュにヘランとは一緒に仕事できないと言う。
ドンジュは2人の間に何かあると感づく。
- 第13話
ギョンソはチャ・ヘランとは一緒に働けないと断固とした態度を見せる。
ドンジュはヘランに会って、なぜこのドラマを選んだのか聞くと、ヘランは脚本家に会ってみたくなるほど脚本が気に入ったと
答える。
スニムはヘランに新しい車をねだり、一度は断られるものの、ギョンソをやり込めて気分をよくしたヘランから承諾を得る。
ヘランとは働けないと言うギョンソと、何があってもヘランを出演させろと言うソッコの間で板挟みになったドンジュは、ギョンソを
訪ねる。
- 第14話
自分を訪ねてきたドンジュに、ギョンソは脚本家を替えるように言う。
ドンジュはヘランと働けない理由が何なのか聞くが、ギョンソは話せないとしか答えない。
ギョンソとヘランの間によほどのことがあると考えたドンジュは、ソッコにほかの女優を起用しようと言うが、ソッコは一蹴する。
ヘランは「スカーレットレター」のシノプシスを読みながら、子供の話に疑問を持つ。
ドンジュはギョンソを訪ねてヘランが主役に決まったという話を伝える。
- 第15話
ヘランが主役に決まったと聞いて、ギョンソはドラマを諦める。
別の脚本家を探そうとするドンジュだがソッコから、ギョンソとヘラン2人とも手放すなと言われ、のっぴきならない状況に陥る。
ドンジュは旅に出たギョンソの代わりにインソに会い、ギョンソとヘランの関係について聞く。
ヘランはシノプシスに登場する子供のことが気になり、刑務所にいるジェヨンを訪ねる。
- 第16話
ギョンソのことで頭の痛いドンジュ。
さらにソッコが自分に黙って俳優のオーディションを進めていると知り、腹を立てる。
ドンジュは再びインソを訪ね、「スカーレットレター」はぜひギョンソに書いてもらいたいと、ギョンソに話を伝えるように頼む。
そしてヘランには、本当に「スカーレットレター」に出演したいならギョンソが戻ってくるように説得しろと言う。
- 第17話
ヘランはドンジュに、ギョンソとは面識がないと答える。
偶然、ヘランの部屋で「スカーレットレター」の台本を見つけたスニムは、ギョンソが脚本を書いていることを知り、頭に血が上る。
そして台本のスタッフ連絡網からギョンソの連絡先を突き止める。
ジェヨンは、自分たちの話をほかの脚本家には書いてほしくないと、ギョンソに書くように勧める。
ドンジュは旅行から帰ってきたギョンソを訪ねるが・・・
- 第18話
ギョンソはドンジュに、自分を脚本家に戻せないのに訪ねてくるのは、かえって惨めにするだけだ。
二度と来ないようにと頼んで涙を流す。
ヨンジンはビジネスを始めるが、早くも失敗して苦しむ。
ソンジュンはニュースでジェヨンが仮釈放の対象者に決まったと知る。
スニムはギョンソに連絡してカフェに呼び出す。
ドンジュは偶然そのカフェに入り、水をかけられるギョンソを見て驚く。
- 第19話
スニムはギョンソに、死んだように静かに生きるようにすごむ。ヨンニムはスニムがギョンソに会ったことを知り、ヘランのためにも我慢するように言う。
ギョンソは家計が苦しいことを知り、悩んだ末、脚本を書く決心をする。
ドンジュはギョンソのことが気になり、インソに事情を探るが何も聞き出せない。
ギョンソが降板したと思っていたヘランは白い家ピクチャーズでギョンソと鉢合わせして驚く。
- 第20話
ギョンソは「スカーレットレター」を諦めろと言うヘランに「ごめん」と返す。
ヘランはギョンソが台本を一枚ずつ書くたびに、骨身にしみるほど後悔させてやると言い放つ。
スニムとソンジュンは、ギョンソが書くドラマにヘランが出演すると知って怒りを隠せない。
インソは助監督として「スカーレットレター」に合流することに。
ジェヨンが模範囚として仮釈放される日、ヘランがソンジュンを連れて刑務所に来る。