「スカーレットレター -裏切りの代償-」のあらすじ

罪の意識と災難に襲われる女と、成功と復讐を手にした女。
女と女の壮絶な戦いが今、始まる。


駆け出しの放送作家ハン・ギョンソ(イ・スンヨン)は、大学の先輩チャン・ジェヨン(キム・ヨンホ)と短くも花火のよう熱愛の末結婚をする。新婚旅行先である済州島に、夫の元恋人チャ・へラン(キム・ヨンジュ)の弟が押し掛けてきた。ギョンソの子供を宿していたヘランであったが、倒れている弟と凶器を手にしたチャン・ジェヨン、その後ろで震えるかつて友人であったギョンソを見た瞬間、そのまま気を失ってしまう・・・。
その6年後、ギョンソはプロデューサーイ・ドンジュ(チョ・ヨヌ)の誘いでドラマの脚本を書き始めるが、納得のいくものが書けないでいた。そして、作家として生き残るために、やむを得ず自分や夫、へランのことを書くことに。そして、へランは、ギョンソが執筆中の作品「スカーレットレター」の内容が自分の話しであることを知り、ドラマ出演を自ら交渉するが・・・。

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各話あらすじ

第1話

チャ・ヘランは妊娠に気づき、長年の恋人であるチャン・ジェヨンに、女優として成功したいから子供を産まないと告げる。

子供を諦めたら別れると言うジェヨンのもとを、ヘランは去ってしまうのだった。

ドラマ演出家のイ・ドンジュは脚本家のハン・ギョンソに、1週間以内に原稿を書くように言う。

筆が進まず悶々としていたギョンソは先輩のジェヨンからもらった帽子をかぶり、旅に出る。


第2話

ヘランは中絶のためにアメリカに行くが、子宮に問題があり麻酔も危険な体質だと分かる。

叔母のヨンニムは中絶を諦めるように説得するが、ヘランは誘発分娩することにする。

ギョンソは旅先でジェヨンに会い、無事に原稿を完成させ、ドンジュに送る。

ジェヨンとヘランが別れたと知ったギョンソは、自分とジェヨン、そしてヘランが三角関係だった大学時代に思いをはせる。

そんな時、悲しみにふけって泣いているジェヨンを見つける。


第3話

ジェヨンと一緒にいるギョンソはヘランの電話を避ける。

ギョンソはヘランに悪いとソウルに帰ろうとするが、ジェヨンは別荘に行こうと誘う。

ギョンソは妹のインソに、好きな人はヘランの彼氏だったと告白する。

ギョンソはインソに背中を押され別荘に行き、ジェヨンと幸せな時間を過ごす。

ヘランはギョンソを通して、自分の状況をジェヨンに知らせようとする。

そんな時、ギョンソは自分がジェヨンの子を妊娠したと知る。


第4話

ギョンソはヘランの電話を聞いて動揺するが、ジェヨンのプロポーズを受け入れる。

ヘランはジェヨンとよりを戻そうと思い、弟のソンジュンにジェヨンを捜させる。

インソからジェヨンが結婚すると聞いたヘランはギョンソに電話をして、中絶していないからジェヨンが結婚しないように説得して

ほしいと頼む。

ショックを受けたギョンソは、インソに結婚できないとつぶやく。


第5話

結婚式の直前、タクシーに乗って逃げようとするギョンソの前にジェヨンが立ちはだかる。

2人は無事に結婚式を終えて別荘へ新婚旅行に行く。

帰国したヘランとヨンニムはソンジュンと一緒に別荘に追いかける。

ソンジュンはギョンソとジェヨンを発見し、怒りに任せてジェヨンに殴りかかる。

ソンジュンを捜しに海岸に来たヘランは、血を流しながら倒れているソンジュンを発見する。


第6話

6年後、ギョンソは6歳の娘ハニを育てながら、父親と妹と暮らしている。

ある日、インソのお使いで行った空港で、トップスターになったヘランを見かける。

ドンジュは手をケガしたギョンソを見て、インソの所まで送ってくれる。

そして自分の次回作を書いてくれるよう、ギョンソに頼む。ヨンニムはヘランにドンジュのドラマに出演するように勧めるが、ヘランは断る。


第7話

ギョンソは毎週、刑務所にいるジェヨンの面会に行く生活を送っていた。

父親が詐欺に遭い、家が取られそうだと知ったギョンソは仕事を探す。

ソンジュンは6年前の事故のせいで半身不随になり車椅子での生活を余儀なくされている。

ヘランを恨めしく思うソンジュンは、友達とネットショップをやるからと、ヘランに資金とモデルを頼むが、断られてしまう。

ヨンニムはカフェで偶然イ・ソッコに会い、彼の会社にヘランを呼ぶ。

同じ時刻、ギョンソはドンジュに会うために会社に来るが・・・


第8話



ソッコとドンジュはヨンニムとギョンソを挨拶させる。

ヨンニムはヘランが来るからと急いでギョンソを帰してしまう。

ヨンニムはヘランに、ギョンソとドンジュが一緒にドラマを作ることを知らせ、ヘランは憤りを覚える。

そんな中、ヘランはCM撮影やプロモーションのために1ヵ月半、外国にいることに。

ギョンソはシノプシスを書き始めるが、ことごとくボツにされる。

悩みを相談しに来たギョンソに、ジェヨンは自分たちの物語を書くように勧める。




第9話

ギョンソはジェヨンに勧められるまま自分たちの物語を書き、「スカーレットレター」と仮題をつける。

ドンジュとソッコはギョンソが書いたあらすじに満足し契約することにする。

ヘランはギョンソの代わりになる脚本家を躍起になって探すが、うまくいかない。

インソはドラマのあらすじがギョンソの経験談だと知って驚き、軽率だと責める。

ヘランもギョンソが書いたドラマが自分とギョンソ、ジェヨンの間にあった話だと知り、復讐を誓う。


第10話

ヘランは自分の過去が暴かれることを恐れ、ギョンソの書いた脚本が制作されないように手を尽くせとヨンニムに頼む。

ギョンソはドラマの中で自分を悪玉に、ヘランを善玉に書いたことで罪悪感から逃れようとした。

でもジェヨンには、自分たちの話を書いた理由は、ただ作家として生き残るためだったと告白する。

ギョンソはハニを幼稚園に送った帰り道にヘランに呼び止められる。


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