「まるごとマイ・ラブ」のあらすじ
万年浪人の弟と大学生の姉からなる双子を中心に展開する爆笑ラブコメディ
モラトリアムの手段として浪人生活を続けるオギョプはいちおう予備校に通っている。だが頭にあるのは進学や就職のことではなく、どうやってこの生活を続けられるかどうか。一方、双子の姉のクムジは大学4年生で、こちらは対照的な野心の持ち主。
オギョプが通う予備校の院長は、予備校経営だけでなく不動産ほかいろいろなことに手を出している謎の人物で、彼の下で働く“執事”や予備校講師もくせ者ばかり。
彼らが巻き起こす日々の大小の“事件”をユーモラスに描く爆笑ラブコメディ。
各話あらすじ
- 第151話
テプンとキム執事は復讐の計画を進めるためにキム院長が所有するビルを調べていた。そこでばったりヘオクと出会い、2人でいるのを怪しまれないよう、ベリーダンスをこっそり習っていると言い訳する。そのせいでヘオクと一緒にベリーダンスを習うことになってしまう。
一方、オギョプ、スンドク、ドゥジュンとヨンオクはウジンの勧めてくれた会社の株を買い、投資をするが株価が下がるやウジンを責めるのだった。
- 第152話
テプンはキム院長の車の中に、昔父とキム院長と一緒に撮った写真を落としてしまう。その写真を探すために運転の練習に出かけるセッピョルに同行することになるのだが・・・。
一方、スンドクまでオギョプをバカにすると知ったミソンは、文化商品券を入れた封筒をスンドクに渡し、オギョプへの態度を改めろと言うのだが、間違ってご祝儀の百万ウォンの小切手が入った封筒を渡してしまった。
- 第153話
キム先生がテプンにアプローチしているにも関わらず、冷たい態度を取るテプンを見て、キム先生に協力しようと考えたドゥジュンとセッピョル。テプンの情報を集めるためにこっそりテプンの部屋に忍びこんだドゥジュンとセッピョルだったが、そこへテプンが帰ってきてしまう。
一方、自分が男に騙され1文なしになったことが、町内中で噂になっていることを知ったヘオクは、家族の中に噂を流した犯人がいると騒ぐのだが・・・。
- 第154話
息子たちの自慢ばかりする友人を見て心穏やかでないキム院長は、息子のオギョプがアメリカに留学しているとつい言ってしまう。そのことを知ったオギョプはショックを受けるが、院長の友人の前では自分は執事の助手だと言うのだった。
そんなオギョプを執事の助手だと見下す友人の姿に腹を立てた院長は、執事の助手ではなく息子のオギョプだと友人に告げるのだった。
- 第155話
テプンのことを好きだと認めるしかなかったセッピョルは、テプンを避けようとする。そんな時、キム院長と事業の出帆式に出席すると、そこでテプンと会ってしまう。
一方、お小遣いに困っているミソンとへオクのために、お小遣いをあげようと思ったヨンオク。だがそのお小遣いを独り占めしようと争うことになってしまうのだった。
- 第156話
自分のミスのせいで、キム執事が院長に叱られているのを見て申し訳なく思ったセッピョルは、
キム執事がミスをしたら自分が身代わりになると伝える。
一方、ドゥジュンのせいで足に軽傷を負ったスンドク。ドゥジュンは申し訳なさから、スンドクのケガが治るまで、自分が足の代わりになると申し出てスンドクをおんぶする。ドゥジュンにおんぶしてもらいたいスンドクは、ひどいケガだとウソをついてしまう。
- 第157話
ヘオクは家の中で差別をされたと言ってミソンに焼きもちを焼く。キム院長とミソンはヘオクに内緒で済州島旅行に出かけることにするが、ミソンが荷造りをしているところにヘオクが入ってきたために、旅行のことがバレてしまう。
キム院長はとっさに機転をきかせてミソンとケンカするふりをしてその場を取り繕う。
一方、スンドクが何度もアイーンと言うのを聞き、みんなはなぜスンドクがアイーンと言うのかが気になる。
- 第158話
大腸のポリープを切除することになったヘオク。家族はみんな忙しいため、キム執事が病院に連れていくことになった。
ところが、キム執事はその日、「欲望の火種」と同じくらい面白いドラマの連続10話再放送を楽しみにしていた。
病院に行きたくなかったが、院長の怒りを買い、仕方なくヘオクを連れていくことにする。ドラマを見たくてたまらないキム執事は、さっさとヘオクに手術を受けさせてドラマを見ようとするも、
なかなかスムーズにいかない。そんなキム執事の行動を見て、ヘオクは自分のことが好きなのではと勘違いする。
一方、ミソンとウニは些細なことからケンカする。それを見たドゥジュンとセッピョルは、それぞれ自分の母親の肩を持とうとするのだが・・・。
- 第159話
暑い日が続いてすっかり食欲をなくしたテプン。そんなテプンを気遣い、何とか栄養のあるものを食べさせたいと思うセッピョル。
ひょんなことから偶然テプンがドイツのスタミナ料理「アール・ズッペ」を食べたがっていることを知ったセッピョルは、真心を込めて料理を作ってあげることにする。それを何とかテプンに食べさせようと試みるのだが・・・。
一方、執事が自分を好きだと勘違いしたヘオクは、彼の気持ちを受け止めると宣言する。執事はとどまることを知らないヘオクにどんどん息が詰まっていく。
- 第160話
いつも何かしら叱られている自分たちの立場を嘆いていたオギョプとスンドク。
そんな2人が気晴らしにふざけながら歌って踊っている様子を偶然芸能プロダクションのマネージャーが見かけ、声をかけてきた。マネージャーに名刺をもらい浮かれていた2人は、オーディションに合格すればまったく別の新しい世界に飛び込めるという夢をふくらませる。
一方、外に遊びに行っては連絡もなく遅く帰ってくるセッピョルを心配する院長。
ミソンは双子を育てた経験のある母として、助言をしようとするが、情けないオギョプを見て聞き入れようとしない。