「スターの恋人」のあらすじ
各話あらすじ
- 第12話民宿に泊まったマリとチョルスはソウルに戻る。ウニョンの様子を心配したマリは、チ
ョルスをウニョンに会いにいかせる。テレビに映って以来マスコミにつけ回され体調を崩
していたウニョンは、チョルスに償いとして体調が回復するまで毎日会いにくるように求
める。しかし自分の母に激しく責められるチョルスを見かねて前言を撤回する。
テソクの事務所TSエンターテインメントは代筆騒動以来、経営難に陥っていた。それ
を知ったチョン・ウジンは、ANCとTSエンターテインメントを合併させることを考え
る。テソクとの対決姿勢を崩さないつもりでいたマリだったが、イェリンから事務所が経営
難であることを聞かされてテソクに会いにいく。テソクは自分の言うとおりにしなければ
数々の契約の違約金を払わせて文無しにしてやると脅す。マリはスンヨンに相談。スンヨ
ンはチョン・ウジンの力を借りるよう助言する。チョン・ウジンは自分の会社との専属契
約をマリに持ちかける。しかしマリはウジンのやさしさが負担であると告げて断る。
一方、オクジャからユリの病気を治すためにも、マリのことはあきらめろと言われたチ
ョルスは、現実を思い知らされて苦しむ。
ビョンジュンは、テソクから依頼されていたマリとチョルスの記事を書き上げて渡す。
しかし新聞に載ったのはマリ、チョルス、ウニョンの暴露記事で、しかもビョンジュンが
暴露したことになっていた。これを読んで心配したチョン・ウジンはマリに、ウニョンは
チョルスに会いにいく。
- 第13話チョルスがお金目当てにマリに近づいた、そう書かれた暴露記事を見たチョルスとマリ。
二人はビョンジュンが書いたものではなく、テソクが仕組んだデタラメな記事だと確信す
る。しかしマスコミは記事を大々的に取り上げ、チョルスは非難の的となる。
テソクはチョルスのもとを訪れて、記事の内容を認める会見を開けと言う。そうすれば
マリは復帰できると言うのだ。さらにその見返りとして海外の隠れ家を提供してやるから、
そこで本を書いてほとぼりが冷めるのを待てと言う。マリはチョルスとの愛を貫くために引退を決意してテソクに違約金をすべて支払う。そ
してチョルスの家を訪ねて、オクジャたちにチョルスとの関係を認めてくれと懇願するが、
チョルスのためにはならないと反対される。
一方、チョルスは講師の仕事を世話してもらうために、知り合いの塾を訪れるが、代筆
騒動のせいで断られる。マリから引退すると聞かされたチョルスは、現実から逃げるなと
冷たく突き放す。しかしチョルス自身も、自分には物書きとしての資格がないとアン教授
に言う。そんなチョルスを見て、アン教授はウニョンの父親が企画している短編集に作品
を出さないかと提案する。テソクに騙されて記事を書かされたビョンジュンは、チョルスとマリに対して罪悪感を
抱き、代筆騒動を仕掛けた人物を暴くことを決意する。
テソクとチョルスの会話を聞いていたウニョンは、マリに会話の内容を伝える。チョル
スが海外へ行ってしまうのではないかと心配したマリは、チョルスに会いにいく。その後
二人は堂々とデートをするのだが、周囲の人たちに気づかれて追われるはめに。仕方なく
逃げ込んだホテルで、マリはチョルスに泣きながら「つらい」と言う。するとチョルスは
別れを切り出す。TSとの合併を計画中のチョン・ウジンは、マリのいないTSとは合併しないとテソク
に念を押す。何としてもマリをTSに留めておきたいテソクは、最後のカードを切る。ソ
・ウジンを日本から呼び寄せたのだ。
- 第15話マリと再会したソ・ウジンは、家に泊めてほしいと頼む。最初マリは断るが、ソ・ウジ
ンが脳動脈瘤だという話をテソクから聞き、家に泊めることに。一方、チョルスとは一切
連絡を絶つ。
ウニョンが投稿したチョルスの小説が雑誌に掲載されるが、チョルスはウニョンの行動
を負担に感じるばかり。さらに、ウニョンは雑誌社の編集者であり先輩のユニに頼んで、
小説の執筆をチョルスに持ちかけさせる。しかしチョルスはすげなく断る。
ソ・ウジンから紹介された、マリの写真集の仕事をチョルスに頼むつもりだったウニョ
ン。写真を受け取りにいった先がマリのマンションで、さらにそこにソ・ウジンが泊まっ
ていることを知ったウニョンは、それをチョルスに伝える。チョルスは事実を確認をする
ために、マリのマンションへ行くのだが、ちょうどソ・ウジンが出てきて衝撃を受ける。
その後、マリと会ったチョルスは、彼氏がいながら初恋の人と同居するのはおかしいと責
めるが、マリは理解してほしいとだけ言う。
飲み会で酔いつぶれてジャンスの家に泊まって以来、イェリンはジャンスを強く意識し
始める。
ビョンジュンは、代筆疑惑の暴露記事を最初に書いた新聞社を突き止める。そしてその
新聞社トゥルー・デイリーの所在地とされる場所へ行くのだが、そこは空き店舗になって
いた。この幽霊新聞社が出す記事は、常にTSエンターテインメント所属のタレントであ
り、暴露記事が出たあとすぐに、暴露されたタレントが再契約を結んでいるという事実を
知ったビョンジュンは、テソクがウラで糸を引いてるのではないかと考える。
チョン・ウジンはマリの気持ちを考えて、テソクを外して合併を進めることにする。そ
こで、株主総会の決議でテソクの去就を決めると本人に伝える。しかしテソクは、依然マ
リとの専属契約は切れていないため、マリをANCの専属女優にしたいなら、自分を外す
ことはできないと全くひるまない。苦しむマリを見たソ・ウジンはチョルスに会いに行き、自分はマリのために別れたと話
す。しかしチョルスは、マリとの関係に口を出すなと反論。別れるかどうかは自分たちで決めると話す。その後、ソ・ウジンにマリの写真集の仕事を依頼されるが断る。
ボヨンがユリをアメリカに連れて行くと言い出す。航空券も病院も予約したと言うボヨ
ンに、チョルスはお金の出所を問い詰める。するとボヨンはマリが援助してくれたと白状
する。チョルスはマリにお金を返すために、写真集の仕事を引き受ける。写真につけられ
たチョルスの文章を読んだマリは、チョルスへの愛を再認識する
- 第16話しばらくマリと距離を置いていたチョルスだが、マリに別れを告げる。その後、マリか
ら受け取ったユリの治療費を返すために、出版社から持ちかけられた小説の執筆を引き受
ける。小説を書くと知ったウニョンは、チョルスのことをきっぱりとあきらめ、今後は後
輩としてだけ会うことにする。チョン・ウジンはソ・ウジンに会い、マリをテソクから解放させるために協力してほし
いと言う。ソ・ウジンは、これ以上マリに迷惑をかけないために、日本へ帰り手術を受け
ることを決意する。それを聞いたマリは、自分も一緒に日本へ行くと言う。
マリの写真集の文章を書き終えたチョルスは、マリの家へ行き原稿を渡す。そこでマリ
がソ・ウジンと一緒に日本へ行くことを知り驚くが、再度別れようと告げる。
ジャンスは初出演の映画の撮影を終える。打ち上げのあと、イェリンとホテルに入り一
夜を共にする。ユリは手術を受けるために、ボヨンと一緒にアメリカへ行く。
ソ・ウジンは、以前テソクから暴行を受けた際の医者の診断書など、マリをテソクから
救うのに役立つ書類をチョン・ウジンに渡す。そしてマリのいないあいだに一人で日本へ帰る。時は過ぎマリの写真集が出きあがる。チョルスはプサンで講師の仕事をしていた。さら
に小説も書き上げ、あとは出版を待つばかり。書店で偶然マリと再会するが、挨拶だけ交
わして立ち去る。一方、ANCとTSエンターテインメントの合併記者会見が開かれる。会見場にいたビ
ョンジュンは、マリが契約を更新するよう、テソクが意図的に代筆の暴露記事を仕組んだ
ことを暴き、再びマリはスキャンダルに巻き込まれることに。チョン・ウジンは、テソク
に今後の進退は株主総会で決めると告げるが、テソクはマリとの契約書を突きつけ、マリ
がANCのタレントとして活動できないことをほのめかす。チョン・ウジンはマリに会い
にいき、騒ぎを鎮めるために自分と結婚発表することを提案。そうすれば、急きょ出版中
止となったチョルスの新作も出るため、チョルスを傷つけずにすむと言う。
そのころチョルスは、以前マリと二人で訪れた川辺でマリを待っていた。しかしマリは
チョン・ウジンの提案を思い出し、川辺へ行くのを思いとどまる。
- 第17話川辺で待っていたチョルスは、マリが現れないため立ち去るのだが、その後すぐにマリ
は車で到着。二人は入れ違いになる。
マリは仕方なくチョン・ウジンと会見を開いて、結婚を発表しチョルスとのスキャンダ
ルはすべてウソだったと話す。それを知ったチョルスは衝撃を受けるが、出版中止となっ
ていた新作「夢の夜」は発刊される。一方、テソクはANCのアメリカ支社の支社長に就任する。1年後。マリはチョン・ウジンと付き合ってはいるものの結婚しておらず、芸能活動も
依然再開せずにいた。チョルスは2作目の小説「喪失」を出版。一方でマリからもらった
お金(ユリの治療費など)をマリに少しずつ返済していたが、連絡は一切絶っていた。ジ
ャンスは映画が完成。しかし度重なる女優とのスキャンダルが原因でイェリンとは別れて
いた。テソクはアメリカから戻ってくる。映画の出演を検討していたマリは、ある映画の台本を気に入る。しかし映画の原作者が
マリはイヤだと言う。何としても出演したいマリは、原作者に会いに出版社へ行く。そこ
でチョルスと再会したマリは、チョルスが原作者であることを知る。また世間に騒がれる
のがイヤで、マリの出演に反対していたチョルスだが、監督の説得に応じてマリの出演を
承諾。しかしチョルスとの別れを克服できずにいたマリは、役を演じきる自信がないため
出演を辞退する。ウニョンはチョルスを密かに思い続けていたものの、チョルスに気持ちがないと知って
いるため、友人の紹介で男性と会うことを決意する。
マリが映画に出ないと知ったチョルスは、電話をかけて映画に出ろと言う。マリは映画
に出ることにするのだが、それを知ったチョン・ウジンは猛反対。マリの気持ちがチョル
スに向かうのではないかと不安になり、マリにANCとの契約を迫る。しかしマリはこれ
に反発し映画にも出ることにする。
映画「失われた時間~喪失」の打ち入りを兼ねた合宿が始まる。マリは結婚を発表した
理由をチョルスに知ってもらおうとするのだが、チョルスは聞く耳をもたない。さらにチ
ョルスは、お互い愛し合っていたのではなく、愛していたと錯覚していただけだと言うの
だが、マリへの思いを抑えきれずにマリにキスする。ちょうどそのときに合宿所に到着し
たチョン・ウジンは、その場面を目撃する。
- 第18話映画「失われた時間?喪失」の打ち入りで、マリにキスしたチョルスは、自分の行動を
後悔して会場から引き上げる。一方、キスの場面を目撃したチョン・ウジンは、あきらめ
ずにマリに最後のプロポーズをする。
ジャンスは、イェリンとヨリを戻す。
アメリカから戻ってきたテソクはチョン・ウジンに会いに行くが、チョン・ウジンはテ
ソクの帰国を歓迎しない。しかしテソクには、マリに対するハリウッド映画のオファーを
ダシに使って、エンターテインメント事業に復帰するというもくろみがあった。
ウニョンは、知人の紹介で男性と会う。その男性が過去のチョルスと同じセリフを言っ
たことで、ウニョンは男性のことを気に入る。ウニョンが男性と会ったことを知ったチョ
ルスは、寂しい気持ちになる。
マリはチョルスに会いにいく。自分との過去を愛じゃなかったと否定するチョルスと話
し合うためだ。しかしチョルスは、もう終わったことは忘れて、そばにいる人だけを見ろ
と言い捨て立ち去る。
ハヨンはマリに会いにいき、チョン・ウジンとの賭けに負けたため祖父の会社で働くこ
とになり、その代わりにチョン・ウジンがアメリカへ戻ることになったと話す。マリは勝
手にアメリカ行きを決めたチョン・ウジンに対して怒りをあらわにするのだが、チョン・
ウジンはチョルスの映画から降板してハリウッド映画に出演するようマリに提案する。テ
ソクが裏で仕組んだことだと気づいたマリは、テソクに電話してチョルスの映画から降板
しないと言う。しかしテソクは、また誰かが傷つくことになると脅す。運転中のマリは、
テソクから解放されたい一心で目を閉じ対向車と衝突。病院に運ばれる。それを知らされ
たチョルスは、病院へ急ぐ。
- 第19話交通事故に遭ったものの軽症で済んだマリは、知らせを聞いて病院に駆けつけたチョル
スとマスコミの前で、チョン・ウジンとの婚約は偽りであること、チョルスと付き合って
たこと、今でもチョルスを愛してることを告白する。しかしチョルスは無言のままその場
を立ち去る。
事故に遭ったことで自分にはチョルスしかいないと悟ったマリは、チョン・ウジンに指
輪を返して、報われなくてもチョルスを待ち続けることにする。
退院の日、病院に現れたチョルスは、お互いの違いを認めた上で一緒にいたいとマリに
伝える。プサンで講義があるため、考えてから答えてほしいと言うのだが、マリはプサン
までチョルスを追いかけていき、自分も一緒にいたいと答え、二人はヨリを戻す。
マリはソウルに来るまで、プサンにある祖母の施設で育ったことをチョルスに打ち明け
る。ウニョンは、チョルスがマリとヨリを戻したことを知りショックを受ける。
マリのことをあきらめることにしたチョン・ウジンは、ANCとの契約書をマリに返し
て、さらに「喪失」の出演も許諾する。
アメリカで手術を受けたユリは、治療を終えてボヨンと一緒に帰って来る。
マリのマネジメントをあきらめきれないテソクは、チョン・ウジンのもとを訪れるのだ
が、逆にソ・ウジンに暴行を加えた証拠資料を突きつけられる。マリがソ・ウジンと手を
組んで自分を陥れようとしていると思い込んだテソクは、マリのマンションへ行き、マリ
を問い詰める。もはや自分の思い通りにできないマリに対して、テソクは胸に抱いていた
思いを爆発させる。ちょうどそのときにチョルスが現れる。
- 第20話マリのマンションを訪れ暴れていたテソクは、警備員に追い出される。仕方なくマリの
ことをあきらめたテソクは、ANCを辞めて小さな芸能事務所を立ち上げる。
テソクに続きイェリンもANCを辞める。イェリンとの接点がなくなったジャンスは、
思い切ってイェリンに告白してヨリを戻す。さらにANCからテソクの事務所へ移る。
マリは、以前テソクがソ・ウジンに暴行を加えた証拠資料をチョン・ウジンから見せら
れるが、テソクに対する恩義があるため訴えないことにする。チョン・ウジンは、女優としてのマリの成長を見届けたいという気持ちから、ハリウッ
ド映画のプロデューサーとなり、マリはその映画に出演することになる。
ウニョンはチョルスのことをきっぱりあきらめる。その後知り合いの男性と偶然再会す
る。映画の撮影のためにハリウッドへ行くことになったマリは、チョルスと離れ離れになり
たくないめ結婚を持ちかける。しかしチョルスは難色を示す。二人は険悪なムードになる
のだが、悩んだ末にチョルスはマリとの結婚を決意して一緒にハリウッドへ行くことにす
る。その後、二人はマリが幼い頃暮らした施設を訪れる。そこでチョルスは、マリの母親
が生前マリの祖母に宛てた手紙を職員から渡される。その手紙にはマリの本名が「ヨン
ヒ」であることが書かれていた。それを知ったチョルスは、自分とマリが運命で結ばれて
いることを確信しマリにプロポーズをする。
数年後、結婚したチョルスとマリは一女をもうけていた。マリは女優の仕事、チョルス
は作家の仕事を続け幸せな生活を送る二人。こうして夜空の星と大地の草はつながることになる
。
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