あらすじ
ソウルの伝説的な闇組織のボスだったドゥホン(ソン・ガンホ)は、ヤクザの世界から足を洗い、母の故郷プサンに戻ってレストランを開いて穏やかに暮らそうとしていた。通い始めた料理教室で、セビン(シン・セギョン)と出会う。一見、普通の少女に見えるセビンは、かつて優秀なライフル競技の射撃選手だったが、ある事件がきっかけで闇組織の便利屋となり、ドゥホンの動向を探るために近付いていた。無愛想な態度とは裏腹に、優しい手料理をふるまうセビンを見守るドゥホン。ドゥホンの温かい人柄に触れ、戸惑うセビン。少しずつ距離が近づいていく二人だったが、ついにセビンはドゥホンを殺すように命じられる。「こんな料理を作る子に、俺が殺せるか?」 その正体を知りながらも、いままさに殺し屋に身を落とそうとしているセビンの未来を守るため、ドゥホンは再び組織と対峙する―