あらすじ
1933年、日本統治下の京城では抗日組織「黒色団」のスパイ“ユリョン”が暗躍していた。新たに赴任した警護隊長の高原は総督暗殺を阻止するため、朝鮮総督府内に潜む“ユリョン”を捕まえようと罠を仕掛け、ある人里離れた崖の上のホテルに容疑者たちを集める。疑いをかけられたのは保安情報受信係 監督官の村山(ソル・ギョング)、暗号記録係のチャギョン(イ・ハニ)、政務総監秘書の佑璃子(ゆりこ)(パク・ソダム)、暗号解読係長ウノ(ソ・ヒョヌ)の4人。彼らに与えられた時間はたった1日。仲間たちのために暗殺作戦を必ず成功させなければならない“ユリョン”と、疑いを晴らして生き残らなくてはならない者たちの緊張感あふれる駆け引きと死闘が始まる――。