あらすじ
大学教授のジンハン(キム・ガンウ)は、その日妻を毒殺した。財閥の2世で大手製薬会社の会長を務める年上の妻から所有物のように扱われることに不満を感じていた彼は、女子学生との不倫に走り相手は妊娠、妻と別れるためには殺す以外に方法はなかった。証拠の残らない新薬を使ったことでジンハンの狙い通り妻は病死と判断され、彼にとって幸福な未来は手にしたも同然だった。しかし、一本の電話が彼の運命を一変させる。国立科学捜査研究院の遺体安置所から、妻の死体が忽然と姿を消したというのだ。現場に呼び出されたジンハンに、ベテラン刑事ジュンシク(キム・サンギョン)の執拗な尋問が始まる。果たして、誰が?何のために?それはこれから始まる奇妙で恐るべき一夜の幕開けだった。