あらすじ
ハン・ジヒョクの事件から遡ること4年前——。国際部記者のスヨン(パク・ハソン)は最愛の姉を殺され、復讐のため国家情報院に入る。中国の現場でようやく犯人を追い詰めるも、犯人に殺されそうになった瞬間、ブラック要員のチョヌ(チョン・ムンソン)に救われる。復讐だけを糧に生きてきたスヨンは、チョヌに自分と同じものを感じる。だが、チョヌは国家情報院の裏切りを知り、姿を消してしまう。その後、韓国に帰国を命じられたスヨンは麻薬組織を追う作戦に投入されるが、そこでチョヌが生きていることが判明。国家情報院を離れたチョヌは闇の組織に潜入していたのだった。次長のジンスク(チャン・ヨンナム)はスヨンの気持ちを知りつつ、組織を優先しチョヌとスヨンを利用しようとする。スヨンは単独で国家情報院の闇を暴こうとするが、そこには「メビウス」と呼ばれる化学兵器が関係していることが分かる。任務とチョヌの間で、スヨンは選択を迫られることに…。