あらすじ
高句麗末期、唐の全面的挑発に万里の長城北側のイジン城で、テ・ジョヨン(大祚榮)の父テ・ジュンサン(大仲象)と高句麗の兵士らが孤立する。 大祚榮は、ヤン・マンチュン(楊萬春)の秘策を受け入れ、彼らを助けようと生死をかける。この時、契丹族の襲撃を受け死に直面した大祚榮は契丹族の長の娘の助けで命拾いをしたが、彼女がまさに大祚榮の初恋の相手であり悲恋の恋人チョリンだ。 この時、チョリンを愛する一人の男(ヤスイ)と出会うが、彼が後に大祚榮と恋敵として天下覇権を争う最大ライバルとなるイ・ヘゴだった。 淵蓋蘇文の死により、高句麗は分裂の危機に直面する。平壤城の政治勢力と遼東の軍部勢力が反目する中、和合と仲裁のために平壤城に侵入した大祚榮は、むしろ平壤の核心勢力により監獄に入れられてしまうが、彼を心に深く留めていた寶臧王の姪スギョンの助けで監獄から脱出する。このような混沌状態の中、高句麗征伐のための唐の策略はさらに緻密化し、結局内部反逆者により平壤城は崩れ、高句麗は千年の歴史に幕を下ろした。その後、高句麗征伐過程で急浮上した唐の将軍ソル・イングィと高句麗復興運動の核心となった大祚榮の対立の中で、遼東の未来は一寸先も見えない状況に追い込まれ…