あらすじ
幼い頃から幽霊が見えるボンソン(パク・ボヨン)は、シェフに憧れ、人気レストラン「サン」で調理補助として働く日々。だが、幽霊が見えるせいで散々な目に遭ってきた過去から内気で自信が持てずにいた。片思い中の「サン」のオーナーシェフ、ソヌ(チョ・ジョンソク)にも想いを伝えられず、仕事ではミスを繰り返し怒られる日々。一方、3年前に自殺し幽霊となったスネ(キム・スルギ)は、恋愛経験ゼロのままこの世を去ったことが原因で成仏できずにいた。3年以内に男性と一夜を過ごさなければ、悪鬼になるという運命を前に焦るスネ。しかし、スネとキスをした男性たちは全員、低体温症で病院に運ばれてしまう。ある日、自分を追う巫女から逃げていたスネは、あわてて憑依したボンソンの体から出られなくなる。レストランの同僚たちは、急に活発で明るい性格に変わったボンソンにビックリ!そんな中、ソヌはスネが憑依したボンソンにうっかりキスをしてしまう。ソヌが低体温症にかからなかったことに気づいたスネは、ソヌこそが運命の男性だと大喜び。だがスネが抜けると引っ込み思案なボンソンに戻ってしまう。性格が突然変わりまくるボンスンに驚くソヌだが、仕事のストレスによる躁うつ病と思いこみ、上司である自分の責任だと感じ、彼女を店の空き部屋に住まわせ何かと世話を焼き始める。こうして、ソヌと付き合いたいボンスンとソヌと一夜を共にしたいスネ、目的が一致した2人は憑依することに同意し、固い友情で結ばれていく。だが、スネは次第に亡くなったときの記憶を思い出し自身の死因を調べ始めると、意外な事実が待ち受けていて…。