あらすじ
1616年、朝鮮王朝15代王・光海(イ・ビョンホン)は、常に暗殺の恐怖にさらされ、次第に精神を病み暴君と化していく。一方、王と瓜二つの顔立ちをした道化のハソン(イ・ビョンホン/2役)は市中でそんな国王の風刺劇を演じ日銭を稼いでいた。ある日ハソンは宮廷に連れ去られ王の影武者となることを命じられる。初めは戸惑うハソンだったが、光海の統制する国のあり方に疑問を抱き始め、影武者ではなく民のための本当の王になりたいと願い始める。そんなハソンの姿は周囲の者を魅了していくが、ハソンの野望が光海の知るところとなり、影武者計画は予想もしなかった方向に転がり始める。