あらすじ
野心家の母親の勧めで医師の道を選んだオ家の次女ソッランは、条件のよい壻を欲しがる母親の希望から歯科医のイ・スナムを結婚相手に選んだ。何事も計画に沿ってしか行動しないソッランに嫌気が差したスナムは、医療奉仕に向かったインドネシアで部族の娘ヤンティに出会って恋に落ち、そのまま彼女をソウルに連れ帰ってきた。妻ソッランは傷つき、テコンドー師範のチャン・テコンが彼女に急接近しはじめる。
一方、恋も結婚も望まない三女グムランは、匿名提供された精子を使って計画的に妊娠すると渡米して娘ジャンミを出産。6年後に帰って来たが、ジャンミは白血病にかかっていた。そこで精子提供者を探し、見つかったのがイ・スンシンだった。彼の頼りなさに呆れるグムランだったが、ジャンミの命を救うため、仕方なく生活をともにすることになった。
長女のプンランは母親の大反対を押し切り、ホ・セドルとの結婚を強行。だが、やがて幻想は覚め、彼女はドケチで小言ばかりの夫にうんざり。「小説ではなく、ドラマの脚本を書いてみては?」と勧める先輩リュ・ヨンハの仕事場を出入りするようになったが、それが夫の誤解を招いてしまう。
末娘のボンソンは美人の姉たちとは似ても似つかない醜さだった。おまけに自慢できる学歴もない。しかし、明るく前向きな性格が彼女の魅力だった。これまで一度も恋愛経験がなかったが、ある日在米韓国人デニー・ホンに一目ぼれしてしまう。以来、人生の目標は彼だけになった。しかし、そんな恋路にも刻々と試練が近づいていた。