二度にわたる豊臣秀吉の出兵のさなか崩壊寸前の朝鮮軍を支えた
名将=李舜臣の活躍を描くスペクタクル大河ドラマ『不滅のイ・スンシン李舜臣』
『白い巨塔』のキム・ミョンミン主演
■みどころ
豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役/壬申倭乱)で、日本軍と戦い勝利を収め、韓国では国民的英雄として崇められている李舜臣(イ・スンシン)将軍。彼の生涯を描いた歴史スペクタクル『不滅の李舜臣(イ・スンシン)』が、ついにKNTVで日本初放送!!
李舜臣を演じるのは、本作で2005年『KBS演技大賞』の大賞を受賞したキム・ミョンミン。
その後、『白い巨塔』で最優秀賞(2007年MBC演技大賞)、『ベートーベン・ウィルス』で大賞(2008年MBC演技大賞)を受賞と、演技派街道をつき進んでいった彼にとっては、まさに出世作。
また、李舜臣の幼少時代を『太王四神起』のタムドクや『王と私』の成宗王の子役だったユ・スンホが演じているのも要チェック!
第1話はノリャン露梁海戦に至る、将軍の人生のクライマックスから始まる―。
海戦シーンには約7億円もの巨額の制作費を投じ、かつてない規模のスペクタクルで名将の光と影を紡ぎ出す。
李舜臣とは・・・・・・
韓国・ソウルの南大門から景福宮に通じる大路で、南をにらんで立つ、一人の武将の銅像。その像のモデルこそが、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に水軍を率いて朝鮮を守った名将。
■ココに注目!『4月TVガイドから』
Check Point 1。:苦悩の人 イ・スンシン
ドラマの彼はまさに正義と苦悩の陣。曲がったことは大嫌い。数多くの試練を乗り越えながら、清く正しく、志高く生きる姿に胸が熱くなる。キム・ミョンミンの演技もまた秀逸!
Check Point 2:日本史マニアの心をくすぐる時代背景
劇中には、豊臣秀吉、小西行長、島津義弘、加藤清正、藤堂高虎など、安士桃山時代の武将・大名が大挙登場。夫婦揃って鑑賞すれば、より楽しめそう!
Check Point 3。親友役はリュ・シウォンの祖先!
イ・スンシンの生涯の友として登場する柳成龍(リュ・ソンニョン)は、俳優リュ・シウォンさんの祖先にあたるという。
-4月TVガイドから-
* 21世紀の現在、なぜ李舜臣なのか?
1.21世紀の新たな指導者像が必要な時だ!
‐ 私たちは今、古い政治を清算し、分裂した国論を統一させ、新しい韓国を立て直していく使命を抱えている。危機を機会に転化し、戦争を勝利に運んだ李舜臣こそ、 新たな21世紀の真の指導者像ではないか!
2.経済戦争時代、李舜臣が必要だ!
‐ 私たちは今、IMF以後第2の経済危機に直面している。この時点で私たちに必要とされるのは‘We Can Do It’の自信とポジティプ・マインドである。日本の船を目の前にして怯える部下たちに‘必死即生、必生即死’の精神を吹き込んだ李舜臣、その精神が今の私たちには切実に必要なのではないか!
3.壬辰倭乱(文禄の役)を顧みて、歴史で学ぼう!
‐ 壬辰倭乱当時の朝鮮と今の大韓民国は似ている。だから、李舜臣と壬辰倭乱をもう一度顧みて、国論と外交的な力量を結集する知恵を学ぼう!
4.国民に希望を与えるドラマが必要とされる時期!
‐ 壬辰倭乱は決して敗北した戦争ではない。侵略者の意志を折り、祖国の山河を守りきった勝利の戦争だった。絶体絶命の危機においても希望を失わず、7年間の戦争でついに勝利をもたらした李舜臣、彼は夢見る人々の英雄である。そして、私たちは李舜臣の生涯を通じて、私たちの夢と希望をもう一度確認することが出来るだろう!
出演 : キム・ミョンミン、イ・ジェリョン、キム・ギュチョルほか
提供元 : KBS
話数 : 全104話
韓国放送日 : 2004年09月04日